英語教育論争史(講談社選書メチエ) [全集叢書]
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出版社:講談社
販売開始日: 2022/09/10
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英語教育論争史(講談社選書メチエ) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    明治以来、日本人は英語の習得にずっと悩み続けてきた。小学校の英語授業は是か非か、必要なのは文法訳読か会話か、全員必修は必要か、そもそも外国語は「英語だけ」でいいのか―。「英語科廃止論」の急先鋒・藤村作、「カムカム英語」の平川唯一、加藤周一の義務化反対論、平泉渉「改革試案」の衝撃、筑紫哲也、松本道弘と中村敬の「英語帝国主義論争」。文明開化から、大正期の教養主義、「敵国語」だった戦時下を経て、グローバル化の現代まで、時代の論客たちがぶつかり合う。
  • 目次

    目次

    はじめに―― 一〇〇年越しの「真剣勝負」

    第一章 早ければ良いのか? 小学校英語教育論争 〔明治期〕
    1 文明開化と内地雑居
    2 高等小学校の発足と論争の本格化
    3 誰が、どうやって教えるのか
    4 岡倉由三郎の小学校英語教育論
    5 文部省が小学校英語教育を縮減

    第二章 優先すべきは訳読か? 会話か? 文法訳読vs.話せる英語論争 〔明治―大正期〕
    1 学習英文法はどう根づいたか
    2 英文法偏重・擁護論争
    3 ナチュラル・メソッド論争

    第三章 目的は教養か? 実用か? 中等学校の英語存廃論争 〔大正―昭和戦前期〕
    1 「一等国」の英語廃止論
    2 ナショナリズムと英語教育
    3 「米国語」を追い払え!
    4 廃止論の急先鋒・藤村作
    5 「帝国日本」の英語教育
    6 戦時体制下の英語教師たち

    第四章 英語は全員に必要なのか?「カムカム英語」と英語義務化論争 〔昭和戦後初期〕
    1 敗戦直後の英語熱
    2 米会話ブームと「カムカム英語」への批判
    3 「英語義務教育化」反対論

    第五章 国際化時代に必要な英語とは? 平泉-渡部「英語教育大論争」 〔昭和後期〕
    1 国際化と英語コミュニケーション能力
    2 「平泉試案」の衝撃
    3 「平泉新提案」をめぐる論争
    4 「平泉試案」後の英語教育政策

    第六章 外国語は「英語だけ」でよいのか? 英語帝国主義論争 〔平成期〕
    1 言語帝国主義への先駆的な批判
    2 一九九〇年代の英語帝国主義批判
    3 中村敬と二つの英語帝国主義論争

    終章 そもそも、なぜ、英語を学ぶのか? 英語教育論争史が問いかけるもの

    おわりに
    英語教育論争史年表
    参考文献
    索引
  • 出版社からのコメント

    早く始めるのが良いのか? 文法と会話はどちらが重要か? 100年以上繰り返された議論は、知的で人間臭い真剣勝負の連続だった!
  • 内容紹介

    中学から高校の6年間で膨大な英単語を覚え、暗号解読のような苦労で英文を訳し、長文の速読練習もこなした。でも、労力の割には使えるようにならない。しかも2020年度からは小学校で外国語が正式教科になった。はたして英語は、どのように教え、学ぶべきか。これは、100年以上前から繰り返された議論である。
    小学生の英語教育の是非、必要なのは文法訳読か英会話か、全員が必修の必要があるのか、他の教科にエネルギーを回せばもっと日本人の学力は上がるのではないか、そもそも、外国語は英語だけでいいのか。それは、知的バトルあり、人間臭い感情のぶつかり合いもある、真剣勝負の連続だった。
    漱石の指導で英文学に開眼した藤村作の「英語科廃止論」、戦後の熱狂を生んだラジオ「カムカム英語」への批判、加藤周一の「英語義務教育化反対論」、渡部昇一と平泉渉の大論争、筑紫哲也と中村敬の英語帝国主義論争など、文明開化から、戦時下の「敵性語」時代を経て、グローバル化が進む現代まで、「日本人と英語」の百年余りを振り返り、これからの英語教育・英語学習を展望する。

    目次
    はじめに―― 一〇〇年越しの「真剣勝負」
    第一章 早ければ良いのか? 小学校英語教育論争
    1 文明開化と内地雑居
    2 高等小学校の発足と論争の本格化
    3 誰が、どうやって教えるのか
    4 岡倉由三郎の小学校英語教育論
    5 文部省が小学校英語教育を縮減
    第二章 優先すべきは訳読か? 会話か? 文法訳読vs.話せる英語論争
    1 学習英文法はどう根づいたか
    2 英文法偏重・擁護論争
    3 ナチュラル・メソッド論争
    第三章 目的は教養か? 実用か? 中等学校の英語存廃論争
    1 「一等国」の英語廃止論
    2 ナショナリズムと英語教育
    3 「米国語」を追い払え!
    4 廃止論の急先鋒・藤村作
    5 「帝国日本」の英語教育
    6 戦時体制下の英語教師たち
    第四章 英語は全員に必要なのか?「カムカム英語」と英語義務化論争
    1 敗戦直後の英語熱
    2 米会話ブームと「カムカム英語」への批判
    3 「英語義務教育化」反対論
    第五章 国際化時代に必要な英語とは? 平泉-渡部「英語教育大論争」
    1 国際化と英語コミュニケーション能力
    2 「平泉試案」の衝撃
    3 「平泉新提案」をめぐる論争
    4 「平泉試案」後の英語教育政策
    第六章 外国語は「英語だけ」でよいのか? 英語帝国主義論争
    1 言語帝国主義への先駆的な批判
    2 一九九〇年代の英語帝国主義批判
    3 中村敬と二つの英語帝国主義論争
    終章 そもそも、なぜ、英語を学ぶのか? 英語教育論争史が問いかけるもの
    おわりに
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    江利川 春雄(エリカワ ハルオ)
    1956年、埼玉県生まれ。大阪市立大学経済学部卒業、神戸大学大学院教育学研究科修士課程修了。広島大学で博士(教育学)取得。専攻は英語教育学、英語教育史。和歌山大学名誉教授。日本英語教育史学会名誉会長。著書に『近代日本の英語科教育史』(東信堂、日本英学史学会豊田實賞受賞)、『日本の外国語教育政策史』(ひつじ書房、日本英語教育史学会著作賞受賞)など
  • 著者について

    江利川 春雄 (エリカワ ハルオ)
    1956年埼玉県生まれ。大阪市立大学卒業、神戸大学大学院教育学研究科修士課程修了。広島大学で博士(教育学)取得。専攻は英語教育学、英語教育史。現在、和歌山大学名誉教授。著書に『近代日本の英語科教育史』(東信堂、日本英学史学会豊田實賞受賞)、『日本人は英語をどう学んできたか』、『受験英語と日本人』、『英語教科書は<戦争>をどう教えてきたか』(以上、研究社)、『英語教育のポリティクス』(三友社出版)、『英語と日本軍』(NHK出版)、『日本の外国語教育政策史』(ひつじ書房、日本英語教育史学会著作賞受賞)、監修・解題『英語教育史重要文献集成 全15巻』(ゆまに書房)など。

英語教育論争史(講談社選書メチエ) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:江利川 春雄(著)
発行年月日:2022/09/08
ISBN-10:4065293278
ISBN-13:9784065293270
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:教育
言語:日本語
ページ数:296ページ
縦:19cm
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