精神分析と脳科学が出会ったら?―免疫細胞が生み出す快と不快の不協和音 [単行本]
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出版社:日本評論社
販売開始日: 2022/09/21
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精神分析と脳科学が出会ったら?―免疫細胞が生み出す快と不快の不協和音 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    反復強迫?モデル動物研究?ミクログリア?死の欲動?信頼ゲーム実験?フロイトの思い描いたこころの世界を現代科学は解き明かせるか。
  • 目次

    第1章 脳とこころが交差する悩ましい世界への旅
    はじめに
    「脳」と「こころ」との接点は「悩」?
    先達から学ぶ
    フロイトが若き頃の脳科学研究
    「脳」と「こころ」の双方の研究に精通していた日本の先達
    しなぷす--次章へのつなぎ

    第2章 現代の多層化・複雑化した脳科学研究と精神分析の居場所
    はじめに
    見て見ぬふりをしてきた両者
    そもそも脳科学とは?
    フロイトが提唱したこころの世界
    現代の脳科学研究と精神分析の居場所

    第3章 脳神経学者フロイトをこころの探究者へ導いたヒステリー
    はじめに
    ヒステリーとその時代的変遷
    フロイトとブロイアーとの出会い
    シャルコーのもとへの留学による科学的関心の方向転換
    フロイトによるヒステリー患者の治療
    心的外傷は本当にヒステリーを引き起こすのか?
    脳科学研究がヒステリーの病態解明に貢献しうること

    第4章 精神分析と母子分離--最早期トラウマの脳内基盤をモデル動物で検証可能か
    はじめに
    モデル動物研究への抵抗
    モデル動物研究の意義
    精神分析における母子分離と心的外傷
    モデル動物で母子分離ストレスを再現する
    おわりに

    第5章 「科学的心理学草稿」におけるこころの神経モデル--フロイトとグリア細胞が出会ったら?
    はじめに
    意識と無意識はコンピュータになぞらえることが可能か?
    「科学的心理学草稿」に残されたフロイトの神経モデル
    フロイトがニューロン以外の脳細胞グリアを知っていたら?
    ユニークでダイナミックな脇役・グリア細胞

    第6章 精神分析とミクログリアとの出会い--統合失調症の水治療仮説
    はじめに
    精神分析との出会い
    ミクログリアと出会うまで
    ミクログリアとは
    統合失調症のミクログリア研究事始め
    水治療の時代における精神分析の誕生
    フロイトがミクログリアに出会ったら?

    第7章 無意識を測るメソッドと出会う旅--ミクログリアは信頼行動にノイズを引き起こす?
    はじめに
    精神分析と脳科学研究の両立という邪道
    ヒトのミクログリアを研究したいという誘惑
    イタリアの誘惑
    無意識を測るメソッドとの出会い
    ミクログリア仮説解明のための信頼ゲーム実験
    おわりに

    第8章 反復強迫とミクログリアの活性化--エディプスコンプレックス・阿闍世コンプレックスの脳科学モデル
    はじめに
    ノイズの起源としてのエスと超自我
    性格由来の行動はミクログリアによるノイズの仕業?
    発達期におけるシナプスの刈り込みとミクログリア
    日本人におけるお人好し行動の反復強迫
    エディプスコンプレックス・阿闍世コンプレックスの発生論
    おわりに

    第9章 フロイトによる性欲論の展開--欲動の源泉「生ける小胞」とミクログリア
    はじめに
    ミクログリア活性化とハニートラップ
    フロイトの性欲論とミクログリア
    フロイトの欲動理論創出における脳科学の視点
    欲動の起源としての「生ける小胞」
    おわりに

    第10章 「死の欲動」の生物学的起源--自殺・うつ病のミクログリア仮説
    はじめに
    「死の欲動」とは
    「死の欲動」の生物学的起源は?
    ミクログリアの活性化と自殺・メランコリー
    ヒトのミクログリアの活性化を間接的に評価する
    無意識的欲動の起源としてのミクログリア
    自殺そして戦争を防ぐには?

    第11章 「死の欲動」の彼岸--動物モデルから「ひきこもり」を脳科学的に考える
    はじめに
    閉じ込められるストレスとミクログリア活性化
    いじめられるストレスとミクログリア活性化
    過酷なストレスの影響をマウスの行動から探る
    モデルマウスとヒトとをつなぐ
    ひきこもり外来での知見
    「死の欲動」の彼岸としての「ひきこもり」

    第12章 精神分析と脳科学から紡ぎ出されるこころの科学--サイコグリアアナリシスへの誘い
    はじめに
    こころを「見える化」してきた精神分析
    人間の脳のダイナミクスを「見える化」する
    ニューロサイコアナリシス
    血液でミクログリアを作る?!
    サイコグリアアナリシス
    おわりに

    講演録 精神分析の未来--エヴィデンス神話をエディプス神話から読み解く
    はじめに
    エヴィデンス神話
    エヴィデンスとは
    認知行動療法のエヴィデンス
    精神分析(的精神療法)のエヴィデンス
    エリック・カンデル博士の言葉
    日本の精神分析におけるエヴィデンスの未来
    指定討論
    木村宏之先生のご討論に対するレスポンス
    最後のメッセージ

    用語解説
  • 出版社からのコメント

    脳科学と精神分析の二足の草鞋を履く筆者が両者の接点についてやさしく論じた一冊。基礎研究をもとにフロイトの世界をひも解く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    加藤 隆弘(カトウ タカヒロ)
    九州大学大学院医学研究院精神病態医学准教授。1974年、鹿児島県生まれ。精神科医、精神分析家。九州大学医学部を卒業後、九州大学病院、牧病院、鮫島病院で精神科研修を受け、2005年より精神分析訓練および脳科学基礎研究を始める。2011年に米国ジョンズホプキンス大学「日米脳」研究員、2013年に九州大学先端融合医療レドックスナビ研究拠点特任准教授、2017年に九州大学病院精神科神経科講師、2022年より現職
  • 著者について

    加藤 隆弘 (カトウ タカヒロ)
    九州大学大学院医学研究院精神病態医学准教授、精神科医、精神分析家

精神分析と脳科学が出会ったら?―免疫細胞が生み出す快と不快の不協和音 の商品スペック

商品仕様
出版社名:日本評論社
著者名:加藤 隆弘(著)
発行年月日:2022/09/20
ISBN-10:4535985154
ISBN-13:9784535985155
判型:B6
発売社名:日本評論社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:246ページ
縦:19cm
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