「風の谷のナウシカ」と「モモ」から学ぶ―たいせつなことは何か(知の新書) [単行本]
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「風の谷のナウシカ」と「モモ」から学ぶ―たいせつなことは何か(知の新書) [単行本]

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出版社:読書人
販売開始日: 2022/09/21
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「風の谷のナウシカ」と「モモ」から学ぶ―たいせつなことは何か(知の新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    生きねば!コロナ禍、ウクライナ戦争、気候変動によって、世界秩序が根本から変わらざるをえなくなっている現在、ふたりの少女が示す人類の「生きる」シニフィアン(意味するもの)を探る。宮崎駿による壮絶なナウシカの戦いと愛。人類と村の生存を背負うナウシカは、王蟲と語らい、テトとカイによりそわれながら腐海の謎に挑み、大海嘯に直面し、巨神兵オーマとともに、世界を浄化へ向けてプログラムしている墓所を瓦解させる。傑作漫画7巻に肉迫する解読。まるでコロナ禍を予測していたかのようなマスクをしないと生きのびれない瘴気にあふれた森の世界。そしてミヒャエル・エンデの『モモ』は、灰色の男たちに時間を奪われた現代人のあり方を風刺しながら産業社会の根源をあらわにし、本来の人間のたいせつなあり方を示す。八ヶ岳場所セミナーの語らいからの書き下ろし。
  • 目次

    まえがきーー「星の王子さま」から
    ❶『モモ』から学ぶ、たいせつなこと
    Ⅰ モモとベッポとジジーーたいせつな存在とコンビビアルな関係と場所
      ベッポとジジ 真のともだち/「対的なもの」のたいせつさ/モモのこと①産業社会に記録されない、聞き上手の女の子
    Ⅱ 時間をうばう灰色の男たちーーひっくり返った世界
      子どもたちと「子どもの家」と親たち
    Ⅲ 時間の花の国とマイスター・ホラ、そしてカシオペイアーー本質的なもの
      カシオペイア、モモを「どこにもない家へみちびく」/時間の花の国で
    Ⅳ 還ってきたモモはひとりぼっちにーーさらにすすんでいた産業社会
      モモとは、その② /カシオペイアが脇にいる/「さかさま小路」の意味/灰色の男たちの狼狽ぶりーー独裁世界の終末
     現代社会=産業社会のひっくりかえり
     見ているのに、見ていない・認めない
      ディズニー世界に注意を/「裸の王様」ではなく「皇帝の新しい着物」
     コラム 死と霊性と生きること

    ❷「生きる」ナウシカから学ぶ  対(つい)関係のやさしさ
      「モモ」から「ナウシカ」へ/ナウシカとクシャナ
      出会いと場所 第1章 風の谷
      青き衣をまとう者 第2章 酸の湖
      カイの死 第3章 土鬼戦役
      お行き 心のおもむくままに いとしい風よ 第4章 破局へ
      王蟲とともに死していくナウシカ?! 第5章 大海嘯
      清浄の世界へ行き、もどってくる 第6章 青き地
      ナウシカと巨神兵による最後の戦い 第7章 墓所

    ❸ 知をつくし情をつくしてたいせつなことをーー現在世界としての「風の谷のナウシカ」と真実を見ること
      生存と世界観
      1 技術と身体 生命と技術/2 独裁国家と民衆/3 腐海と大海嘯、そして真実とは・・・

    終章 王蟲、カイ、テトが亡くなった悲しみをこえて生きる対の力
    あとがき
      
  • 出版社からのコメント

    「モモ」と「風の谷のナウシカ」から、現代世界の問題を解き明かし、混迷の今を「生きる」ために大切なことを探しあてる、明晰な書。
  • 内容紹介

    エンデの「モモ」と宮崎駿の壮大な漫画「風の谷のナウシカ」から、現代世界の問題を解き明かし、混迷の「いま」を「生きる」ために、大切なことを探しあてる、明晰な書。
    モモもナウシカも、困難な現実がおそいかかる中で、状況に振り回されず、1対1の対(つい)的な関係を何より大切に、現実を乗り切ります。
    産業社会とはいかなる世界か。さかさま小路 / どこにもない家 / 時間の花の国
    環境破壊された腐海は、いかなる世界か。大海嘨 / 青い地 / 墓所
    コロナ禍、そしてウクライナ戦争から危機におちいった「今」の世界秩序を乗り切っていくために、ふたりの少女のあり方から、「生きねば !!」のたいせつなことを学ぶ。
    流行をこえて、今こそ読まれるべき2つの名著を、世界最先端で考える哲学者が、簡明に解き明かします。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山本 哲士(ヤマモト テツジ)
    1948年生まれ。信州大学教授、東京芸術大学客員教授をへて、文化科学高等研究院ジェネラル・ディレクター。教育学博士。政治社会学、ホスピタリティ環境学など専門分割領域にとらわれない超領域的専門研究の研究生産と文化生産を切り開いてきた。大学を超える研究生産機関として文化科学高等研究院を1990年に設立、スイス・ジュネーブを拠点として海外の第一線の研究者たちと交通し、国際セミナー/会議をなす。さらにその超領域的学問の実際活用をなす文化生産ビジネス機関としてJapan Hospitality Academyを設立(2005年創設、2013年に改組)、そして2016年にweb intelligence Universityの動画配信知的システムを、2017年「文化資本学会」を創設し、2019年「一般財団法人・日本国際高等学術会議」を設立し、さらに「新資本経済学会」を設立
  • 著者について

    山本哲士 (ヤマモトテツジ)
    1948年生まれ。教育学博士。元信州大学教授、元東京藝術大学客員教授。「一般財団法人・日本国際高等学術会議」を設立、理事長。世界の第一線の学者たちと交通し、新たな学問体系を哲学地盤から構築。著書・編著は50書以上、編集雑誌は150冊以上に及ぶ。『ピエール・ブルデューの世界』『吉本隆明の思想』(三交社)『ミシェル・フーコーの思考体系』『イバン・イリイチ』(EHESC 出版局)で思想家4部作を完成。国家論5部作、『吉本隆明と共同幻想論』(晶文社)『フーコー国家論』『ブルデュー国家論』『国家と再認・誤認する私の日常』『私を再生産する共同幻想国家・国家資本』(EHESC 出版局)を完成。『哲学する日本』『<もの>の日本心性』『国つ神論』『述語制の日本語と日本思想』(EHESC出版局)の日本論から哲学地盤を転換。

「風の谷のナウシカ」と「モモ」から学ぶ―たいせつなことは何か(知の新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:文化科学高等研究院出版局
著者名:山本 哲士(著)
発行年月日:2022/09/21
ISBN-10:4924671703
ISBN-13:9784924671706
判型:新書
発売社名:読書人
対象:一般
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:224ページ
縦:18cm
横:11cm
厚さ:1cm
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