脚・ひれ・翼はなぜ進化したのか―生き物の「動き」と「形」の40億年(草思社文庫) [文庫]
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脚・ひれ・翼はなぜ進化したのか―生き物の「動き」と「形」の40億年(草思社文庫) [文庫]

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出版社:草思社
販売開始日: 2022/08/03
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脚・ひれ・翼はなぜ進化したのか―生き物の「動き」と「形」の40億年(草思社文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    生物は効率的に移動運動をしなくてはならない。そのためには、ほかならぬ物理法則に適応できるかどうかが重要だ。物理法則はすべての環境に等しく存在し、生物の移動運動の進化、ならびに、その移動運動を可能にする生物の形状に、非常に強い制限を与える。現在の生物たちの形態は、移動運動を司る物理法則と、形態変化を司る進化の法則があやなす40億年の物語のすえ、できあがった。そこには「法則性」や「因果関係」も見出しうる―。這い、泳ぎ、歩き、飛ぶため、生物はどう形を変えてきたか。移動運動の物理から生物の形の進化を、最新研究で読み解く。
  • 目次

    はじめに

    同じ物理法則の下、生物はなぜ多様に進化したか
    二足歩行から移動運動の起源まで。本書の構成

    1  人間はどのように歩き、走るか

    「人はなぜ歩くことができるか」の基礎の基礎
    人間や動物の移動運動をどう記録するか
    驚異のマシーンとしての脚と足
    歩くことと走ることの違いは何か
    人間にとって歩行・走行はなぜ重要だったのか

    2  人間の直立二足歩行の起源

    チンパンジーはなぜ歩くのが下手なのか
    人間の祖先が二足歩行を始めたきっかけとは
    化石に残された直立二足歩行の証拠
    ついに見つかったルーシー以前のヒト族化石
    森のなかで直立二足歩行が進化した理由
    樹上で進化した拇指と歩き方

    3  鳥はどのように飛び始めたか

    「終端速度」で落下していく生き物たち
    揚力はどのように発生するか
    そもそもなぜ動物たちは滑空するのか
    羽ばたき飛行できる生物が限られる理由
    恐竜からどのように鳥が進化したのか
    鳥は当初、脚を開いて滑空していた

    4 背骨は泳ぐために

    背骨がある場合とない場合で動きはどう変わるか
    「魚はなぜ泳げるか」をよく考えてみる
    魚は揚力を使って泳いでいる
    背骨ができる前は何で背中を支えたか
    脊索・脊椎の起源や進化を探る

    5  ひれはいかにして肢になったか

    陸へ出たがる魚はじつは多い
    肢とひれの関係の証拠となった魚の発見
    四肢が進化したのは陸上ではなかった
    肉鰭綱のひれだけが上陸に成功した理由
    空気呼吸する魚もじつは多い
    空気呼吸→中立浮力→器用で力強いひれ→陸上へ

    6 なぜ動物の多くは左右対称なのか

    身体の前後上下を決める仕組み
    身体のモジュール構造はどう作られるか
    たくさんの肢を効率よく動かす方法「メタクロナール波」
    多くの肢をそれぞれ別の形にできるのはなぜか
    左右相称動物の爆発的多様化「カンブリア大爆発」
    左右相称動物誕生の謎に迫る手がかりの断片

    7  脳と筋肉はどのように生まれたか

    神経の電気信号が身体を伝わる仕組み
    筋肉の制御こそが神経と脳の存在意義
    神経も筋肉もないカイメンの「くしゃみ」
    神経誕生以前と以後の運動制御の違い
    神経と筋肉を獲得した刺胞動物
    クラゲはどのように筋肉を制御しているか
    這う動物たちは頭がよくなった

    8  移動しない生物が進化した理由

    自力を使わずに移動する方法
    動かずに生きる動物はなぜそうなったか
    固着性動物が移動能力を再獲得した例
    動かない植物が移動を必要とする理由
    花粉や種を飛ばして拡散する
    花粉や種の拡散に動物を利用する方法
    植物や菌類が移動運動をやめたのは「壁」のせい

    9  最初の移動運動はどう始まったか

    小さな生物たちのまったく異なる泳ぎ方
    繊毛は何から進化したのか
    「運動記憶」でアメーバは正しい方向へ動く
    多細胞生物になって移動手段はどう変わったか
    最初の移動運動はどう始まったか

    10  動物はなぜ動きたいと思うか

    赤ちゃんはなぜ立って歩きたがるのか
    人間はランナーズ・ハイを求めて走るのか
    ドーパミンは動物の行動にどんな影響を与えるか
    歩きながら探求することの喜び
    人間は歩くことをやめようとしているか

    図版出典・参考文献
  • 出版社からのコメント

    動物は効率的移動のため、物理法則に適応して形を進化させてきた。動きと形の進化に関する最新研究。
  • 内容紹介

    生物は効率的に移動運動をしなくてはならない。
    そのためには、ほかならぬ物理法則に適応できるかどうかが重要だ。
    物理法則はすべての環境に等しく存在し、生物の移動運動の進化、
    ならびに、その移動運動を可能にする生物の形状に、非常に強い制限を与える。
    現在の生物たちの形態は、移動運動を司る物理法則と、形態変化を司る
    進化の法則があやなす40億年の物語のすえ、できあがった。
    そこには「法則性」や「因果関係」も見出しうる――。

    這い、泳ぎ、歩き、飛ぶため、生物はどう形を変えてきたか。
    移動運動の物理から生物の形の進化を、最新研究で読み解く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ウィルキンソン,マット(ウィルキンソン,マット/Wilkinson,Matt)
    ケンブリッジ大学動物学部の生物学者、サイエンスコミュニケーター。その研究はテレグラフやニュー・サイエンティスト、ネイチャーなどで取り上げられた。イギリス・ケンブリッジ在住。1975年生まれ

    神奈川 夏子(カナガワ ナツコ)
    東京都出身。日仏英翻訳者。上智大学外国学部フランス語学科卒業、同大学院フランス文学修士課程修了。サイモンフレーザー大学日英通訳科修了
  • 著者について

    マット・ウィルキンソン (マット ウィルキンソン)
    マット・ウィルキンソン(Matt Wilkinson)
    ケンブリッジ大学動物学部の生物学者、サイエンスコミュニケーター。その研究はテレグラフやニュー・サイエンティスト、ネイチャーなどで取り上げられた。イギリス・ケンブリッジ在住。1975年生まれ。

    神奈川 夏子 (カナガワ ナツコ)
    神奈川 夏子(かながわ・なつこ)
    東京都出身。日仏英翻訳者。上智大学外国学部フランス語学科卒業、同大学院フランス文学修士課程修了。サイモンフレーザー大学日英通訳科修了。訳書『偉大なる指揮者たち』『偉大なるダンサーたち』『偉大なるヴァイオリニストたち2』(ヤマハミュージックメディア)、『BIG MAGIC「夢中になる」ことから始めよう』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。

脚・ひれ・翼はなぜ進化したのか―生き物の「動き」と「形」の40億年(草思社文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:草思社
著者名:マット ウィルキンソン(著)/神奈川 夏子(訳)
発行年月日:2022/08/08
ISBN-10:4794225954
ISBN-13:9784794225955
判型:文庫
発売社名:草思社
対象:一般
発行形態:文庫
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:544ページ
縦:15cm
その他: 原書名: RESTLESS CREATURES:The Story of Life in Ten Movements〈Wilkinson,Matt〉
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