芭蕉の花咲く庭 [単行本]

芭蕉の花咲く庭 [単行本] の 商品概要

• 目次（「BOOK」データベースより）

  プロローグ
  出会い
  生い立ち
  発病
  跳び、駆ける
  家族への思い
  病状の悪化
  旅立ちへ
  エピローグ

• 内容紹介

  濱森太郎は芭蕉研究者で三重大学教授である。大学出版会を立ち上げ、難病と闘いながら残された命を毎日刻印するようにして、晩年書き綴った未完の遺稿に纏わる物語を、妻・千春が珠玉の回顧録として語る。
  森太郎の人生は、海賊とネズミの島、愛媛県日振島から広島県尾道、そしてド
  イツ・ミュンヘンを経て、芭蕉生誕の地である三重県へと、難病があるからこそ輝きを強めていく。
  日本修士論文賞を自ら創設し大学出版会に新風を吹き込み、私生活では船舶免許をとってヨットで伊勢湾を航海した日々の描写はグラマラスで"ものすごく"ノスタルジックであるが、同時に"ありえないほど近い"千春の喪失と再生を感じさせる。
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  

• 著者について

  濱　千春 (ハマ チハル)
  1948年愛媛県越智郡菊間町（現今治市）に生まれる。
  25歳で森太郎と結婚し、三人の娘を出産。
  愛媛県瀬戸内海の島の小学校、松山市の小学校、広島県の小学校、三重県の中学校・特別支援学校に60歳まで勤務。
  退職後、三重大学出版会で出版業に13年携わる。

芭蕉の花咲く庭 [単行本] の商品スペック