人はなぜ握手をするのか―接触を求め続けてきた人類の歴史 [単行本]
    • 人はなぜ握手をするのか―接触を求め続けてきた人類の歴史 [単行本]

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人はなぜ握手をするのか―接触を求め続けてきた人類の歴史 [単行本]
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人はなぜ握手をするのか―接触を求め続けてきた人類の歴史 [単行本]

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人はなぜ握手をするのか―接触を求め続けてきた人類の歴史 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    時代が移り変わっても、“握手”は死なない―気鋭の古人類学者が、握手の起源から現代の握手事情まで古今東西の「握手史」を縦横無尽に考察した快作。
  • 目次

    はじめに

    握手はもう死んだのか
    握手は太古からヒトのDNAにプログラムされてきた
    握手をしない人生からする人生へ
    相手の心に触れる行為

    第1章 握手の起源──握手はどこから来たのか
    「未接触部族」の衝撃的ジェスチャー
    未接触部族の握手とDNA
    ネアンデルタール人は握手をしたか
    系統学から見る握手の起源
    類人猿たちの「手」とハグ
    ヒトは「匂い」から相手の感情さえ察知する  
    握手による匂いの伝達
    「接触」とホルモン分泌の関係
    マッサージ、握手……接触という信頼のメッセージ
    ジェスチャーとしての握手と、ダーウィンの「反対」の原理   
    握手の心理学
    極東の「触れない文化」の背景
    握手は太古から続く生物学的な行動

    第2章 象徴としての握手──握手は何を意味するのか
    握手は常にポジティブなもの
    ヒトの「手」の深遠な意味
    太古の洞窟や岩に描かれた「手形」
    握手の起源は中世の騎士道精神ではない
    古代メソポタミアの王による「プロパガンダ」握手
    古代ギリシャの「多様な意味」をもつ握手
    エトルリア文明とローマ帝国の握手
    握手と階級──史上最も「生意気」な握手
    クエーカー教徒の平等主義と握手
    現代における握手の意味
    スポーツにおける握手
    ビジネスにおける握手
    政治家の握手

    第3章 指パッチンとペニス握手──握手・挨拶の多様な文化
    未解明な世界の挨拶文化
    握手はなぜ、これほど多様化したのか
    手の込んだ挨拶の消滅と、列強グローバリズム
    それでも生き残った挨拶たち
    「指パッチン」「しゃがんで拍手」「肩をぶつけあう」ほか
    ハグ──他の追随を許さない「接触面積の広さ」
    キス──一度にする回数も、どこにするかも、さまざま
    鼻や額を擦りあわせる
    非接触型の挨拶──日本、中国、インド、タイほか
    失われた挨拶たち
    乳房を吸う
    ペニスを相手の手に押しつけ、引き抜く
    自分の顎ひげをなでる
    相手の胸を叩く
    「サメの歯で自分を傷つける」「女性が下半身を露出する」ほか
    異文化間の握手の気まずさと帝国主義

    第4章 握手のやり方──人類学者によるちょっと尖った指南
    「完璧な握手」を表す数式
    握手の前の心得
    握手は「自分の優位性」を示すものではない
    体調が悪いときは
    握手前の第一印象づくり
    いざ、握手開始
    正しい握手の仕方──「右手」と「左手」の意味
    「握りの強さ」と健康、ジェンダー問題
    握手の所作の注意点
    いつ「手を放す」か

    第5章 幸運の女神の御手──歴史に残る握手の名シーン 
    握手の凄さをたどる旅
    ダイアナ妃とあるエイズ患者の握手──社会的公正さとは何か
    バイデン大統領とハリス副大統領のフィストバンプ──握手代わりのメッセージ
    レーガンとゴルバチョフの握手──冷戦時代の「終わりの始まり」
    キング牧師とジョンソン大統領の握手──1964年、公民権法の制定に際して
    サダト大統領とベギン首相の握手──エジプト・イスラエル平和条約調印と第3の人物、米カーター大統領
    マルコムXとキング牧師の握手──2大巨頭のつかの間の邂逅と悲哀
    エリザベス女王と元IRA司令官の握手──過去を水に流す
    南アフリカの黒人大統領マンデラとラグビー同国代表キャプテンの握手──人種差別を乗り越えて

    第6章 不幸な運命の手──歴史に残る酷い握手

    「握手を拒む」というドラマ
    アメリカと中国──1954年と72年の2つの「不穏」な握手
    オバマとケニーの握手──アイルランド首相が差し出した手に気づかなかったオバマ
    ヒトラーとネヴィル・チェンバレンの握手──ミュンヘン協定の失敗
    ヒトラーとベルリン五輪4冠の黒人選手とルーズベルト──ヒトラーの握手拒否と米国の人種差別
    トランプ大統領と「ほぼすべての相手」の握手──粗暴な握手から見えてくるもの
    英ジョンソン首相の悪名高きCOVID-19握手──抜群の反面教師
    英サッカー選手同士の握手事件──セックススキャンダルの顛末
    カストロとオバマの「握手」──身長差などが招いた想定外の事態
    要人暗殺の手段としての握手──握手の達人マッキンリー大統領を襲った悲劇

    第7章 パンデミックと反握手──握手は最期を迎えているのか
    握手への死亡宣告は2020年が初めてではない
    古代以来のパンデミックと感染予防の歴史
    医療関係者等による「反握手」の歴史と、握手の「蘇生力」
    ヒトの手に棲む無数のバクテリアやウイルスと、感染予防策
    エルボーバンプの是非と「手洗い」が苦手な人たち
  • 内容紹介

    時代が移り変わっても、
    “握手”は死なない――
    気鋭の古人類学者が、握手の起源から現代の握手事情まで
    古今東西の「握手史」を縦横無尽に考察した快作。

    人類誕生以前の時代の握手から、
    古代のメソポタミア・ギリシャ・ローマでの握手、
    帝国主義により姿を消した未開地域での特異な握手、
    接触を避けるアジア式挨拶、現代史に刻まれた著名人による握手、
    パンデミック期の「反握手」運動まで、
    古人類学者が古今東西の「握手」を縦横に考察。
    人類の根源的欲求「握手」の歴史と底力に迫った快作。

    ●握手の起源は、人類誕生よりはるか昔の700万年前
    ●チンパンジーは仲間と喧嘩した後、握手をしていた
    ●文明社会から隔絶された未接触部族も、握手をする
    ●指パッチン、ペニス握手…あまりに多様で豊かな握手の世界
    ●米国と中国の「不穏」な握手、ダイアナ妃の握手…歴史に残る握手シーン
    ●パンデミック下での「反握手」の歴史と、握手の蘇生力
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    アル=シャマヒー,エラ(アルシャマヒー,エラ/Al-Shamahi,Ella)
    ナショナルジオグラフィックの探検家にして古人類学者、進化生物学者、さらにはスタンダップ・コメディエンヌでもある。専門は洞窟、非友好的地域、紛争地域、不安定地域などの探検とネアンデルタール人。テレビ司会社としても活動し、TED 2019のスピーカーも務めた。また、世界最大の芸術祭エディンバラ・フェスティバル・フリンジでは、これまでに4回パフォーマンスを披露している。遺伝学、分類学、生物多様性の学位をもち、現在は古人類学の博士課程に在籍中

    大川 修二(オオカワ シュウジ)
    早稲田大学第一文学部(哲学専修)卒業。外資系企業勤務を経て1996年より翻訳活動
  • 著者について

    エラ・アル=シャマヒー (エラ アル シャマヒー)
    エラ・アル=シャマヒー(Ella Al-Shamahi)
    ナショナルジオグラフィックの探検家にして古人類学者、進化生物学者、さらにはスタンダップ・コメディエンヌでもある。専門は洞窟、非友好的地域、紛争地域、不安定地域などの探検とネアンデルタール人。テレビ司会者としても活動し、TED 2019のスピーカーも務めた。また、世界最大の芸術祭エディンバラ・フェスティバル・フリンジでは、これまでに4回パフォーマンスを披露している。遺伝学、分類学、生物多様性の学位をもち、現在は古人類学の博士課程に在籍中。

    大川 修二 (オオカワ シュウジ)
    大川 修二(おおかわ・しゅうじ)
    早稲田大学第一文学部(哲学専修)卒業。外資系企業勤務を経て1996年より翻訳活動。主な訳書に『スターバックス成功物語』(共訳、日経BP社、1998年)、『完全なる経営』(日本経済新聞出版社、2001年)、『コトラーのマーケティング・コンセプト』(東洋経済新報社、2003年)、『最底辺のポートフォリオ』(みすず書房、2011年)、『ヒトデ型組織はなぜ強いのか』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2021年)など。著書に『人材価値による経営の時代』(幻冬舎ルネッサンス、2007年)。

人はなぜ握手をするのか―接触を求め続けてきた人類の歴史 の商品スペック

商品仕様
出版社名:草思社
著者名:エラ アル=シャマヒー(著)/大川 修二(訳)
発行年月日:2022/09/05
ISBN-10:4794225970
ISBN-13:9784794225979
判型:B6
発売社名:草思社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:224ページ
縦:19cm
その他: 原書名: THE HANDSHAKE:A GRIPPING HISTORY〈Al-Shamahi,Ella〉
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