ドイツ映画史の基礎概念―新世紀のディアスポラ [単行本]
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ドイツ映画史の基礎概念―新世紀のディアスポラ [単行本]

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出版社:九州大学出版会
販売開始日: 2022/09/07
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ドイツ映画史の基礎概念―新世紀のディアスポラ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    “ホーム”に帰る、気づく物語から“ホーム”を失う、築く物語へ。
  • 目次



      第I部 2000年代
    第1章 移民の背景を持つ者(帰還)
    1《愛より強く》(2004年/金賞)
    ――トルコ・ナショナリズムからトルコ・ローカリズムへ――
    2 《タフに生きる》(2006年/銀賞)
    ――「統合の失敗」と「平行社会」――
    3 《そして、私たちは愛に帰る》(2008年/金賞)
    ――左翼テロリズムへの批判――

    第2章 ナチ・ドイツ(和解)
    1《名もなきアフリカの地で》(2002年/金賞)――故郷の再認――
    2《ベルンの奇蹟》(2004年/銀賞)――戦後の世代間葛藤――
    3《白バラの祈り》(2005年/銀賞)――天上への回帰――
    4《四分間のピアニスト》(2007年/金賞)――自己回帰する天才――
    5《ウェイヴ》(2008年/銅賞)――擬似ホームからの帰還――
    6《ジョン・ラーベ》(2009年/金賞)――ホームの死守――

    第3章 東西ドイツ(再生)
    1《階段の踊り場》(2002年/銀賞)――青い鳥症候群――
    2《グッバイ、レーニン!》(2003年/金賞)――嘘から生まれた真実――
    3《幻の光》(2003年/銀賞)――希望のポツダム広場――
    4《何でもツッカー!》(2005年/金賞)――五分五分の決着――
    5《善き人のためのソナタ》(2006年/金賞)――アクチュアルな芸術劇場――

      第II部 2010年代
    第1章 移民の背景を持つ者(消失)
    1《よそ者の女》(2010年/銅賞)
    ――トルコ的伝統と西洋近代の相克――
    2《おじいちゃんの里帰り》(2011年/銀賞)
    ――血族共同体から歴史共同体へ――
    3《女闘士》(2012年/銅賞)――ネオナチの代償――
    4《ヴィクトリア》(2015年/金賞)――神としての資本主義――
    5《女は二度決断する》(2018年/銀賞)――ネオナチ化する犠牲者――

    第2章 ナチ・ドイツ(決別)
    1《白いリボン》(2010年/金賞)――破滅への序曲――
    2《女闘士》(2012年/銅賞)――金銭教育の末路――
    3《コーヒーをめぐる冒険》(2013年/金賞)――過去の弔い――
    4《ハンナ・アーレント》(2013年/銀賞)――理解か? 許しか?――
    5《さよなら、アドルフ》(2013年/銅賞)――連鎖の拒絶――
    6《アイヒマンを追え!》(2016年/金賞)
    ――「ドイツの誇り」と「ドイツ人の誇り」――

    第3章 東西ドイツ(贖罪)
    1《東ベルリンから来た女》(2012年/銀賞)――エデンの園の東――
    2《誰でもない女》(2014年/銅賞)――「生命の泉」の真実――
    3《ヘビー級の心》(2016年/銀賞)――幻のロス五輪――
    4《グンダーマン》(2019年/金賞)――東ドイツのボブ・ディラン――




    あとがき
    作品リスト
    索 引
  • 内容紹介

    本書は、現代ドイツ映画史への手引書である。「移民」「ナチス」「東西ドイツ」を扱った21世紀以降のドイツ映画賞受賞作を取り上げ、現代のドイツ映画が〈ドイツ人のディアスポラ〉という戦後のモチーフをどう描いたのかを解明し、その歴史的変容を解説する。新しい視点でドイツ映画を観るのに最適な一冊。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    古川 裕朗(フルカワ ヒロアキ)
    1971年生まれ。広島修道大学商学部教授。慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史専攻卒業。大阪芸術大学大学院芸術文化研究科博士課程後期修了。博士(芸術文化学、大阪芸術大学)。2004年広島修道大学専任講師。2008年ハンブルク大学客員研究員。2011年より現職。専攻は美学・芸術文化学
  • 著者について

    古川 裕朗 (フルカワ ヒロアキ)
    広島修道大学商学部教授
    慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。
    大阪芸術大学大学院芸術文化研究科博士後期課程修了。
    博士(芸術文化学、大阪芸術大学)

ドイツ映画史の基礎概念―新世紀のディアスポラ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:九州大学出版会 ※出版地:福岡
著者名:古川 裕朗(著)
発行年月日:2022/09/25
ISBN-10:4798503363
ISBN-13:9784798503363
判型:A5
発売社名:九州大学出版会
対象:教養
発行形態:単行本
内容:演劇・映画
言語:日本語
ページ数:282ページ
縦:21cm
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