空を見るのが楽しくなる―天気(14歳からのニュートン超絵解本) [単行本]

空を見るのが楽しくなる―天気(14歳からのニュートン超絵解本) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  豪雨や猛暑はなぜおきるのか。減災や防災にも欠かせない天気のしくみを徹底解説。

• 目次

  1 不思議な雲のギャラリー
  七色に色づく彩雲，雲が凍ってできる穴あき雲
  円盤状に重なるレンズ雲
  大気の層の不安定化で生じる乳房雲
  竜巻を生みだすスーパーセル
  巨大な渦がつくりだす台風の目
  冬に発達する小型の低気圧ポーラーロー
  
  2 雲と雨はどうできる？
  気温の源は，太陽から届くエネルギー
  気温は上へ行くほど低くなる
  「上昇気流」が，天気を変化させる
  「前線」って，何のこと？
  重要ワード「低気圧」と「高気圧」
  コーヒーブレーク　地球の大気には四つの「圏」がある
  雲の正体とは何だろう？
  雲の大きさや形は，何によって決まる？
  雨が降るしくみをみてみよう
  大雨をもたらす「積乱雲」のしくみ
  大気の状態が不安定ってどういう意味？
  天を裂く電流「雷」のしくみ
  個性豊かな，10種類の雲たち
  雪の結晶はどうできる？
  コーヒーブレーク　白い雲と黒い雲とは何がちがう？
  
  3 台風と集中豪雨のしくみ
  台風は，どのようにして発生するのか?
  「台風の目」ができるしくみ
  台風は高気圧をう回して移動する
  台風にも個性がある―「風台風」と「雨台風」
  温帯低気圧に変わっても要注意
  「線状降水帯」を生む積乱雲の列
  けたちがいの積乱雲「スーパーセル」
  地球温暖化で気候変動が深刻に
  コーヒーブレーク　台風，ハリケーン，サイクロンはどれも熱帯低気圧
  
  4 風が生みだす日本の四季
  日本の四季をつくる「四つの高気圧」
  強い南風，「春一番」はなぜ吹く?
  暴風雪を招く「爆弾低気圧」
  なぜ日本には「梅雨」があるのか
  冬でもないのに氷が降る不思議
  「フェーン現象」が猛暑をもたらす
  日本をおおう高気圧が暑い夏をつくりだす
  夏にも冬にも発生する雷
  なぜ「秋の空」は変わりやすいのか
  冬の日本に大雪を降らせる「日本海寒帯気団収束帯」
  コーヒーブレーク　オホーツク海はなぜ凍る?
  
  5 地球規模で吹く風のしくみ
  大気は，赤道から両極まで循環する
  赤道付近で南西に吹く「貿易風」
  「偏西風」は天気を変化させるかぎ
  極地方で上下に循環する「極偏東風」
  「エルニーニョ現象」がおきると日本は冷夏に
  コーヒーブレーク　風がつくる海流も気象を変える
  
  6 天気予報のしくみ
  陸・海・空・宇宙からのデータがつくる天気予報
  世界中のデータがリアルタイムで集められる
  スーパーコンピューターで未来の天気を予測する
  「数値予報」では，何を計算しているのか
  観測データから天気予報ができるまで
  コーヒーブレーク　長期予報は，たくさん計算して予報の平均をとる
  降水確率100%は必ず雨が降るのか
  「大型で強い台風」はどれくらい強いのか
  「警報」と「注意報」は何がちがうのか
  知っておきたい。天気図からわかること
  コーヒーブレーク　先人たちの知恵が伝わる天気の“ことわざ”
  天気と気象のキーワード①
  天気と気象のキーワード②

• 内容紹介

  　晴れや曇り，そして雨。いつもくりかえされる天気の変化は当たり前すぎて，そのことに何の疑問も感じないかもしれません。
  でも，少しだけ考えをめぐらせてみてください。
  雲はなぜできるのでしょうか。雨はなぜ降るのでしょうか。そこにはおもしろい科学がひそんでいます。
  台風や集中豪雨，落雷や竜巻といった気象災害も毎年のように発生しています。地球温暖化の問題も年々深刻になってきています。
  この本では，そうした天気と気象のいろいろをやさしく解説していきます。また，天気予報のしくみや用語も紹介。
  この本を読めば，毎日の空を見るのが楽しくなるにちがいありません。

空を見るのが楽しくなる―天気(14歳からのニュートン超絵解本) の商品スペック