死者を巡る「想い」の歴史 [単行本]
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死者を巡る「想い」の歴史 [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2022/09/16
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死者を巡る「想い」の歴史 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    古代・中世を生きた人びとは、人の死をどのように受け止め、死者をどのような想いで送ってきたのだろうか。遠くに旅立たないで身近にいてほしい、夢でもいいから時には語りかけてほしい。そうした想いを抱く人も多かったのではないか。いっぽう、世を去る人はどんな想いを遺して逝ったのだろうか。―歴史の流れの中で交錯する、死者と生者、それぞれの想念のあり様を、万葉集をはじめとする数多の文学作品を手がかりに探る。
  • 目次

    はじめに

    第一章 死者を送る、死者を悼む
     一 家族・親族との死別
      1 妻・夫との別れ
      2 親を送る
      3 子に先立たれ
      4 兄弟を送る
     二 家族・親族以外の別れ
      1 友人・知人を送る
      2 名も知らぬ人を送る

    第二章 遺された側の想い
     一 慰め合う人々
      1 慰めの歌を贈る
      2 弔問の頃合い
     二 遺された身の孤独
      1 連れ合いに先立たれ
      2 友に後れる
      3 遠方で接する死
      4 重なる不幸
     三 厳しい現実
      1 切れる絆
      2 処世の姿
      3 流れへの反発
      4 悲喜交々
      5 供養の負担
     四 死後の供養
      1 服喪と喪明け
      2 年忌
      3 墓参り

      【コラム】記紀万葉の他界観1 政治神話と天上他界

    第三章 死者の世界へ
     一 死に行く者の思い
      1 『万葉集』の例
      2 八代集以降
      3 死者の詠んだ歌
     二 死への諦念
      1 夢と現
      2 無常の世
     三 死後の道程
      1 死者の行く道
      2 三途の川
      3 死出の山

      【コラム】記紀万葉の他界観2 黄泉国と山

    第四章 なお残る死者への想い
     一 蘇る思い出
      1 幼い子
      2 形見の品
      3 主なき家
      4 花に触れて
      5 鳥の声・虫の音
     二 夢に託す想い
      1 夢の中での再会
      2 夢の悲しさ
     三 死者は身近に
      1 再会を念じて
      2 死者の還る日

      【コラム】記紀万葉の他界観3 鳥と天翔る

    第五章 死者とその霊魂
     一 死者の霊魂と肉体
      1 あこがれ出る魂
      2 死者の霊魂
     二 説話や物語に見る死者の霊魂
     三 死者の霊魂に対する二つの見方
     四 浄土や極楽を信じるか
     五 「あの世」とは

    補章 能楽――負の他界の死者
     一 穏やかな死者の霊
     二 死者の前生における社会的属性
     三 死者の成仏を妨げる要因
      1 合戦という修羅道
      2 殺生の業
      3 男女の妄執
      4 親子の恩愛
      5 晴らしがたい怨念
      6 やり残したことへの執着
     四 導師としてのワキ
     五 救済劇としての能楽

     文献一覧
     あとがき
     引用史料略年表
  • 出版社からのコメント

    古代・中世の日本人は、死者をどのような想いで送ったのか? 死者を巡る想いを、和歌・物語などに探る。
  • 内容紹介

    古代・中世を生きた人びとは、人の死をどのように受けとめ、死者をどのような想いで送ってきたのだろうか? 亡くなっても遠い彼岸に旅立たないで身近にいてほしい、夢でもいいから時には語りかけてほしい。多くの人びとは、そうした想いでいたのではないか? 死と死者を巡る日本人の「想い」を、和歌・物語などを手がかりに探る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山本 幸司(ヤマモト コウジ)
    1946年生まれ。慶應義塾大学大学院経済史専攻修士課程修了。出版社勤務を経て、中央大学大学院国史学専攻博士課程単位取得。神奈川大学短期大学部・同大学院教授、静岡文化芸術大学教授を務めた。静岡文化芸術大学名誉教授。専門は日本中世法制史・思想史
  • 著者について

    山本 幸司 (ヤマモト コウジ)
    山本幸司(ヤマモト コウジ)
    1946年生まれ.慶應義塾大学大学院経済史専攻修士課程修了.出版社勤務を経て,中央大学大学院国史学専攻博士課程単位取得.神奈川大学短期大学部・同大学院教授,静岡文化芸術大学教授を務めた.静岡文化芸術大学名誉教授.専門は日本中世法制史・思想史.著書に『天武の時代』(朝日新聞社,1995),『頼朝の精神史』(講談社,1998),『〈悪口〉という文化』(平凡社,2006),『頼朝の天下草創(日本の歴史 09)』(講談社学術文庫,2009),『穢と大祓(増補版)』(解放出版社,2009),『狡智の文化史』(岩波現代文庫,2022),共編著に『岩波講座 天皇と王権を考える』『網野善彦著作集』,編著に『網野善彦対談集』(以上,岩波書店)などがある.

死者を巡る「想い」の歴史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:山本 幸司(著)
発行年月日:2022/09/14
ISBN-10:4000615580
ISBN-13:9784000615587
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:310ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:360g
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