ドイツ演劇パースペクティヴ [単行本]
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ドイツ演劇パースペクティヴ [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2022/09/13
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ドイツ演劇パースペクティヴ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「現代」とは、近代との区別における「いま・ここ」の視点の強調である。1945年、1968年、1989年を経て、2001年9月のNYテロ、2011年3月11日の東日本大震災、収束をみないコロナパンデミック。相互に連関する「ポスト(~以後)」を第二次世界大戦からフクシマまでを視野に、ドイツ語圏の現代演劇が日本において持つ「意味」を考える。
  • 目次

    (1)アウシュヴィッツ、ヒロシマ、そしてフクシマ以後
    (2)鼎談『ベルリン・アレクサンダー広場』ファスビンダーと
                       ニュー・ジャーマンシネマ
    (3)ファスビンダーのメロドラマと市民悲劇
    (4)ウィーン・ベルリン二都物語 一九九〇年代のドイツ演劇
    (5)ベルリンの『三人姉妹』あるいはシュタイン、マルターラー、
                             タールハイマー
    (6)上演とテクスト ゲーテ『ファウスト』のニコラス・シュテーマン演出
    (7)フィリップ・レーレの反グローバル・カリカチュア
    (8)イェリネクとネストロイあるいは二つの『アーベントヴィント』
    (9)罵倒のかなた トーマス・ベルンハルトの『伐採』と
                          クリスチアン・ルパの演出
    (10)直島・豊島の現代美術とパフォーマンス空間
    (補論1)多和田葉子書評
    (補論2)『こわれがめ』の喜劇性
  • 出版社からのコメント

    近代批判としての現代(モダン)演劇において問われる様々なポスト(以後)…フクシマ以降ドイツ語圏現代演劇が持つ意味を考える
  • 内容紹介

    〈ポストドラマ〉のドラマトゥルギー

    「モダン」と一口にいっても時間軸をどこに置くかによって見える局面は様々に変わる。とりあえず「現代」とは「近代」との区別における「今/ここ」の視点の強調というあたりから始めてみる。つまり「近代批判」という多様でありながらも共通する課題が「現代(モダン)」という言い回しには、存在するのだ。「近代」演劇に対する「現代」演劇を最も広く理解すれば、19世紀後半から20世紀初頭以後になる。 あるいは1945年、1968年、1989年等の区切りを経て、2001年9月のNYテロ、あるいは2011年3月11日の東日本大震災、そして直近では「コロナ」パンデミック以後ということになる。これらの様々な「ポスト(以後)」という接頭辞の区切りは、もちろん相互に関連しているが、本書では、第二次大戦後から「フクシマ以後」までを視野に、ドイツ語圏の「現代演劇」が日本において持つ意味を考えて行きたい。

    【コンテンツ】(1)アウシュヴィッツ、ヒロシマ、そしてフクシマ以後(2)鼎談『ベルリン・アレクサンダー広場』ファスビンダーとニュー・ジャーマンシネマ(3)ファスビンダーのメロドラマと市民悲劇(4)ウィーン・ベルリン二都物語 一九九〇年代のドイツ演劇(5)ベルリンの『三人姉妹』あるいはシュタイン、マルターラー、タールハイマー(6)上演とテクスト ゲーテ『ファウスト』のニコラス・シュテーマン演出(7)フィリップ・レーレの反グローバル・カリカチュア(8)イェリネクとネストロイあるいは二つの『アーベントヴィント』(9)罵倒のかなた トーマス・ベルンハルトの『伐
    採』とクリスチアン・ルパの演出(10)直島・豊島の現代美術とパフォーマンス空間(補論1)多和田葉子書評(補論2)『こわれがめ』の喜劇性

    図書館選書
    「現代(モダン)」という言い回しに孕まれる「近代」批判としての「現代」演劇。様々な「ポスト(以後)」が問われる、第二次大戦後から「フクシマ以後」まで、ドイツ語圏の「現代演劇」が日本において持つ意味を考える。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    寺尾 格(テラオ イタル)
    1951年生まれ。東京都立大学経済学部卒業。同大学院文学研究科独文学専攻博士課程修了。専修大学名誉教授
  • 著者について

    寺尾 格 (テラオ イタル)
    てらお・いたる 1951年、生まれ。東京都立大学経済学部卒業。同大学院独文学専攻博士課程修了。現在、専修大学経済学部教授。ドイツ演劇研究会世話人。
    著訳書に『ドイツ演劇クロニクル』(寺尾格 著、彩流社、2019年)、『ウィーン演劇あるいはブルク劇場』(寺尾格 著、論創社、2012年)、『パフォーマンスの美学』(共訳、エリカ・フィッシャー=リヒテ 著、論創社、2009年)、『魅惑的なアルトゥール・シュニッツラー氏の劇作による魅惑的な輪舞  ドイツ現代戯曲選』(ヴェルナー・シュヴァープ 著、寺尾格 翻訳、論創社、2006年)、『公園  ドイツ現代戯曲選30』(ボート・シュトラウス 著、寺尾格 翻訳、論創社、2006年)、『ねずみ狩り ドイツ現代戯曲選30』(ペーター・トゥリーニ 著、寺尾格 翻訳、論創社、2005年)、『ヴィッテンベルクでドイツ語・文法 改訂版』(寺尾格、柴田隆 著、同学社、2015年)等がある。

ドイツ演劇パースペクティヴ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:寺尾 格(著)
発行年月日:2022/09/20
ISBN-10:477912848X
ISBN-13:9784779128486
判型:B6
発売社名:彩流社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:演劇・映画
言語:日本語
ページ数:407ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:3cm
重量:384g
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