宮沢賢治文学における地学的想像力II-岩頸表象の検証と精神医学的接近 [単行本]

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宮沢賢治文学における地学的想像力II-岩頸表象の検証と精神医学的接近 [単行本]

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出版社:蒼丘書林
販売開始日: 2022/09/06
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宮沢賢治文学における地学的想像力II-岩頸表象の検証と精神医学的接近 の 商品概要

  • 目次

    第1章 文語詩「岩頸列」岩頸表象〈南昌山山塊〉
    地質学的調査/解離性意識変容体験/短歌№240と文語詩「岩頸列」
    第2章 初期短篇「沼森」岩頸表象〈岩手山麓滝沢方面〉
    「沼森」の地学的考察/「沼森」への精神医学的接近
    第3章 詩章「風景とオルゴール」岩頸表象〈豊沢川中流域〉
    中流域の流紋岩質火山岩/分離した視点としての五間ヶ森という存在
    第4章 童話「楢ノ木大学士の野宿」岩頸表象〈葛丸川上流域〉
    細田論文の検証/流域地質調査/「楢ノ木大学士の野宿」の空間認識

    補 論
    1 「麓の引湯」新盛岡温泉について/2 宮沢賢治は、なぜ南昌山で水晶を採取できたのか/3 初期短篇「沼森」の背景
    補 遺
    1 〈種山ヶ原〉の岩石認識について/2 〈鬼越山〉をめぐって/3 「十六日」「泉ある家」の成立と〈剣舞〉の問題/4 聞き書き・宮沢賢治に関する橋本利平氏の証言三題
  • 出版社からのコメント

    宮沢賢治の文学的営為と、火山が生み出す特異な地形〈岩頸〉(がんけい)の交響について精神医学的視点も導入して考察。写真多数。
  • 内容紹介

    空の桔梗のうすあかりには、/山どもがのっきのっきと黒く立つ。/大学士は寝たまゝそれを眺め、/又ひとりごとを言ひ出した。/「ははあ、あいつらは岩頸だな。岩頸だ、岩頸だ。相違ない。」(童話「楢ノ木大学士の野宿」より)
    文学研究者の立場から宮沢賢治文学の地学的側面を追究した前著『宮沢賢治文学における地学的想像力――〈心象〉と〈現実〉の谷をわたる』(2011年刊)以後の著者の賢治研究の到達点。初期短歌から童話、晩年の文語詩に至る賢治の文学的営為と、火山が生み出す特異な地形〈岩頸〉(がんけい)の交響について、岩手の山と川の丹念な実地踏査に精神医学的視点からの共同研究の成果を加え考察する。賢治の得ていた地学的知見や、地質調査に従事した際の体験と作品生成の関係を検証する論考他併録。岩手の山々、採取岩石のカラー写真多数。
  • 著者について

    鈴木健司 (スズキケンジ)
    1953年埼玉県生まれ。早稲田大学教育学研究科修了。高知大学教授を経て、現在、文教大学文学部教授。宮沢賢治学会・日本近代文学会・早稲田大学国語教育学会会員。

宮沢賢治文学における地学的想像力II-岩頸表象の検証と精神医学的接近 の商品スペック

商品仕様
出版社名:蒼丘書林
著者名:鈴木健司(著)
発行年月日:2022/09
ISBN-10:4915442055
ISBN-13:9784915442056
判型:A5
発売社名:蒼丘書林
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:232ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:1cm
重量:350g
その他:〈岩頸〉表象の検証と精神医学的接近
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