「毒と薬」のことが一冊でまるごとわかる [単行本]
    • 「毒と薬」のことが一冊でまるごとわかる [単行本]

    • ¥1,87057 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003616735

「毒と薬」のことが一冊でまるごとわかる [単行本]

価格:¥1,870(税込)
ゴールドポイント:57 ゴールドポイント(3%還元)(¥57相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:ベレ出版
販売開始日: 2022/11/18
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

「毒と薬」のことが一冊でまるごとわかる [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「毒」は人類の歴史の中で無数の人の命を奪ってきました。しかし一方で、古くは矢毒で狩猟に使われたり、今では農業で欠かせないものともなっています。「薬」はこちらも人類の歴史の中で無数の人の病気や怪我を治癒してきました。しかし、使われ方を間違えたり大量に摂取したりすると、一転して人の健康を奪うものとなります。本書では、この一見相反する「毒と薬」がどのような関係にあるのかに注目しながら、毒と薬の科学を解説していきます。
  • 目次

    第1章 毒と薬はどう違うのか?
      1-1 病気・怪我との戦いから生まれた「薬」―薬の歴史
      1-2 なぜ、人類は「毒」を求めたのか?―毒の歴史
      1-3 毒と薬は“匙加減”で決まる―毒物の目安
      1-4 毒と薬の強さの目安は?―統計的方法

    第2章 毒か薬か、それが問題だ!
      2-1 毒が薬にもなる「毒の副作用」?―サリドマイド事件
      2-2 キノホルムにも「毒の副作用」?―スモン病
      2-3 薬害とはどのような害なのか?―C型肝炎、薬害エイズ、ヤコブ病
      2-4 不老不死の薬を追い求めて―後醍醐天皇のレシピ
      2-5 原料は何でもよい、効きさえすればOK―精力剤
      2-6 秘伝の秘薬が欲しかった?―ミイラも薬

    第3章 毒は如何にして人を殺すのか?
      3-1 失明、落命のメカニズム―メタノ―ルの毒
      3-2 なぜ、毒物で人は死ぬのか(1)―青酸カリの「呼吸毒」
      3-3 なぜ、毒物で人は死ぬのか(2)―フグの「神経毒」
      3-4 なぜ、毒物で人は死ぬのか(3)―キノコの「神経毒」
      3-5 なぜ、毒物で人は死ぬのか(4)―サリンの「神経毒」
      3-6 なぜ、毒物で人は死ぬのか(5)―重金属の毒
      3-7 なぜ、毒物で人は死ぬのか(6)―元素がもつ「放射線という毒物」

    第4章 植物・菌類のもつ毒性と薬性
      4-1 人が生きて来られたのは毒物のおかげ?―毒の文化圏
      4-2 草本類の毒植物たち―トリカブト、ヒガンバナ、スズラン
      4-3 木本類の毒植物たち―トウゴマ、キョウチクトウ、シキミ
      4-4 毒キノコかどうかの判別はプロでもむずかしい―カエンタケ、ドクツルタケ、ニガクリタケ
      4-5 猛毒トップランキングの細菌類―ボツリヌス菌、破傷風菌

    第5章 動物のもつ毒性と薬性
      5-1 なんと、哺乳類・鳥類にも毒をもつものが?―伝説上の「鴆」が現代に甦った?
      5-2 爬虫類と「毒のエキスパ―ト」クレオパトラ―コブラか、クサリヘビか
      5-3 両生類の毒をなめてはいけない!―ヒキガエルvsヤドクガエル
      5-4 魚介類は猛毒のツワモノでいっぱい―フグ、ヒョウモンダコ、イモガイ(ハブ貝)
      5-5 昆虫の毒、体は小さくても侮るべからず!―触らないが原則

    第6章 化学物質のもつ毒性と薬性
      6-1 知られていなかった重金属の毒―水銀、カドミウム、鉛
      6-2 ポロニウム暗殺事件―放射性元素
      6-3 1500億人を殺せる毒物とは? ―青酸化合物
      6-4 農薬は人間社会へもダイレクトに影響する―化学産業と化した農業
      6-5 なぜ、気体の毒が使われるのか?―化学兵器の毒

    第7章 麻薬・覚せい剤の毒性とはどのようなものか
      7-1 薬物は脳の神経細胞にどう影響するのか?―耐性と離脱症状
      7-2 麻薬の毒性とは?―幸福感と破滅
      7-3 覚せい剤の毒性とは?―「覚せい」は錯覚
      7-4 大麻、LSD、危険ドラッグ―麻薬を超える危険度

    第8章 天然物から生まれた医薬品
      8-1 漢方薬は天然の物を利用している―中国4000年の知恵
      8-2 抗生物質が病気を治す―耐性菌との戦い
      8-3 欠乏しても、過剰でもいけない必須微量元素―酵素の働き
      8-4 ビタミンとホルモンは医薬品?―本質的な医薬品
      8-5 媚薬の成分を調べてみる―プラセボ効果
      8-6 美容薬にボツリヌス菌?―毒は薬にもなる見本

    第9章 化学合成薬は人為的に作られた医薬品
      9-1 アスピリンの解熱・鎮痛作用とは―酵素の働きを阻害
      9-2 バイ菌をやっつける合成抗菌薬―抗菌剤
      9-3 抗がん剤が効くしくみ―分裂を阻害
      9-4 金属を含む合成医薬品―金、銀、白金、水銀
      9-5 麻酔薬が効くメカニズムは不明?―全身麻酔と局所麻酔
      9-6 RNAを使った新型コロナワクチン―最新免疫法

    第10章 ヒトを救う「未来の医薬品」の候補たち
      10-1 薬剤の概念を変える「分子膜抗がん剤」―超分子の薬剤
      10-2 分子膜でがんワクチンができる!―免疫の抗原抗体反応
      10-3 タ―ゲットだけを攻撃する薬剤―分子膜DDS
      10-4 DNAを役立てた医薬品を作ろう―テ―ラ―メイド、ゲノム編集
      10-5 難病治療の切り札iPS細胞―体細胞での薬剤作り
      10-6 人は永遠に生きられるか?―不老長寿の薬
  • 出版社からのコメント

    植物、動物、鉱物等の天然物と、人工的に合成された物質に含まれる毒成分を化学の目で明らかにし、その薬性と薬の未来について解説。
  • 内容紹介

    毒が人の健康、命を奪うものである一方、薬は人を怪我や病気の苦しみから救ってくれるものです。しかし昔から「薬と毒は匙加減」というように、毒と薬の違いは簡単に言えば使用量の違いにあります。多くの医薬品は、少量を使うから薬になるのであり、大量に使えば副作用で人の命を奪うことになります。毒と薬は化学的な目で見れば、多くの場合、同じ化学物質と言えるのです。
    本書では、植物、動物、鉱物等、多くの天然物に含まれる毒成分を明らかにし、毒物がどのような作用によって人の健康を害し、命を縮めるか、また、それが薬として利用されることはあるのか、あるとしたらどのような効用があるのかも解説していきます。



    目次

    第1章 毒と薬はどう違うのか?
    第2章 毒か薬か、それが問題だ!
    第3章 毒は如何にして人を殺すのか?
    第4章 植物・菌類のもつ毒性と薬性
    第5章 動物のもつ毒性と薬性
    第6章 化学物質のもつ毒性と薬性
    第7章 麻薬・覚せい剤の毒性とはどのようなものか
    第8章 天然物から生まれた医薬品
    第9章 化学合成薬は人為的に作られた医薬品
    第10章 ヒトを救う「未来の医薬品」の候補たち

    図書館選書
    植物、動物、鉱物等の天然物と、人工的に合成された物質に含まれる毒成分を化学の目で明らかにし、それらの薬性と薬の未来についても解説。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    齋藤 勝裕(サイトウ カツヒロ)
    1945年5月3日生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了、現在は名古屋工業大学名誉教授。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学。著書は200冊以上
  • 著者について

    齋藤 勝裕 (サイトウ カツヒロ)
    齋藤 勝裕(さいとう かつひろ)1945年5月3日生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了、現在は名古屋工業大学名誉教授。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学。主な著書として、「絶対わかる化学シリーズ」全18冊(講談社)、「わかる化学シリーズ」全16冊(東京化学同人)、「わかる× わかった! 化学シリーズ」全14冊(オーム社)、『マンガでわかる有機化学』『毒の科学』『料理の科学』(以上、SB クリエイティブ)、『「量子化学」のことが一冊でまるごとわかる』『「発酵」のことが一冊でまるごとわかる』『「食品の科学」が一冊でまるごとわかる』『「化学の歴史」が一冊でまるごとわかる』『「物理・化学」の単位・記号がまとめてわかる事典』(以上、ベレ出版)など。

「毒と薬」のことが一冊でまるごとわかる [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ベレ出版
著者名:齋藤 勝裕(著)
発行年月日:2022/11/25
ISBN-10:4860647092
ISBN-13:9784860647094
判型:A5
発売社名:ベレ出版
対象:一般
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:255ページ
縦:21cm
他のベレ出版の書籍を探す

    ベレ出版 「毒と薬」のことが一冊でまるごとわかる [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!