フィンランド 武器なき国家防衛の歴史―なぜソ連の"衛星国家"とならなかったのか(世界歴史叢書) [全集叢書]
    • フィンランド 武器なき国家防衛の歴史―なぜソ連の"衛星国家"とならなかったのか(世界歴史叢書) [全集叢書]

    • ¥3,850116 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003617286

フィンランド 武器なき国家防衛の歴史―なぜソ連の"衛星国家"とならなかったのか(世界歴史叢書) [全集叢書]

価格:¥3,850(税込)
ゴールドポイント:116 ゴールドポイント(3%還元)(¥116相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:明石書店
販売開始日: 2022/08/26
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

フィンランド 武器なき国家防衛の歴史―なぜソ連の"衛星国家"とならなかったのか(世界歴史叢書) の 商品概要

  • 目次

     はじめに

    第1章 ロシア帝国の「保護国フィンランド」――武器なき「国家」防衛の二つの戦略
     1 フィン人の定住
     2 ロシア帝国の保護国・フィンランド大公国の成立〔一八〇九~一九一七〕
     3 第一次ロシア化期〔一八九九~一九〇五〕――「下からの」武器なき抵抗運動の勝利
     4 「束の間の休息期」〔一九〇五~〇八〕――世界で初めて女性国会議員の登場
     5 第二次ロシア化期〔一九〇九~一九一七〕――「上からの」三権による抵抗
     6 小結――被保護国における非暴力抵抗の二戦略

    第2章 世界で初めて「半大統領制」共和国の出現
     1 ロマノフ朝の崩壊〔一九一七/三/一六〕
     2 自由・民主的なリヴォフ臨時政府の成立
     3 臨時政府下の八カ月――フィンランド「基本法〔憲法起草〕委員会」できる
     4 レーニン・ボルシェヴィキ政権の成立とフィンランドの独立
     5 内戦そして芬蘭王国〔一九一八/五/一八~一九/七/二五〕の出現
     6 世界で初めて芬蘭に「半大統領制」共和国の出現

    第3章 フィンランドにおける捕虜問題――ニコライ二世の「贈物」
     1 ニコライ二世主催の二つのハーグ平和会議〔一八九九・一九〇七〕
     2 「捕虜POW」「傷/病者」の扱いに関する国際条約
     3 フィンランド内戦〔一九一八/一~五〕と捕虜問題
     4 冬戦争〔Talvisota 一九三九/一一~四〇/三〕と捕虜問題
     5 継続戦争〔Jatkosota 一九四一/六~四四/九〕と捕虜問題
     6 ラプランド戦争〔Lapinsota 一九四四/九~四五/四〕とドイツ人捕虜
     7 フィンランドの戦争における「捕虜引渡」の諸要因

    第4章 フィンランドにおける「ユダヤ人問題」――絶滅か、救済か、それとも
     1 フィンランド大公国Grand Duchy of Finland、ユダヤ人問題の始まり
     2 ヒトラー・スターリンの「密約」とヒトラー・モロトフ会談
     3 翻弄される激流の小舟――独ソ戦〔一九四一/六/二二~四五/五/八〕とは別の戦い
     4 芬蘭に「ユダヤ人問題なし」――ユダヤ人迫害の「虚/実」と捕虜問題
     5 ヴァンゼー会議〔四二/一/二〇〕――ユダヤ人絶滅手順の確認
     6 大戦後、国家警察長官アントホニ裁判

    第5章 フィンランドはなぜソ連の「衛星国家」とならなかったのか――その第三の戦略
     1 〈ロシア〉(ノヴゴロド共和国・モスクワ大公国・ロシア王国)への怒りの歴史と親独感情
     2 ニコライ二世のロシア化政策――総督暗殺行と、武器なき闘いの二戦略
     3 内戦・冬戦争・継続戦争――苛酷な講和条約への「反ソ感情」の増蓄
     4 第二次大戦後――「宿敵」ソ連との関係をどうする
     5 衛星国家への道――ルーマニア、ハンガリーの場合
     6 「衛星国家」拒否への道――ソ連、フィンランド条約〔一九四八/四/六〕
     7 パーシキヴィ・ケッコネン路線――サウナ外交=武器なき国家防衛の「第三の戦略」

     注
     おわりに
  • 内容紹介

    国境を接する大国ロシアからの「ロシア化」の圧力を、フィンランドの人びとはどうはね返してきたか。800年にわたる宗教・領土をめぐる戦いの後、その恨み・怒りを克服し、「友好協力相互援助条約」を成立させた「サウナ外交」を生んだ武器なき国防戦略とは。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    三石 善吉(ミツイシ ゼンキチ)
    1937年6月長野県生(飯田高校卒業)。筑波大学名誉教授、筑波学院大学名誉教授。中国・ドイツの政治思想史研究者。G.シャープに導かれて非暴力国家防衛の研究に従事。最終学歴:1971年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。主要職歴:1972年東京大学助手(文学部)、76年筑波大学社会科学系(政治学専攻)助教授、85年教授。98年東京家政学院筑波女子大学(現筑波学院大学)国際学部教授。2008年筑波学院大学学長、2012年同大学学長任期満了退職
  • 著者について

    三石 善吉 (ミツイシ ゼンキチ)
    1937年6月長野県生(飯田高校卒業)。筑波大学名誉教授、筑波学院大学名誉教授。
    中国・ドイツの政治思想史研究者。G.シャープに導かれて非暴力国家防衛の研究に従事。

    最終学歴:1971年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。
    主要職歴:1972年東京大学助手(文学部)、76年筑波大学社会科学系(政治学専攻)助教授、85年教授。98年東京家政学院筑波女子大学(現筑波学院大学)国際学部教授。2008年筑波学院大学学長、2012年同大学学長任期満了退職。
    主要著書:『中国の千年王国』(東大出版会1991。韓国語訳、高麗大学1993。中国語訳、上海三聠書店1997)。『伝統中国の内発的発展』(研文出版1994。中国語訳、北京中央編訳出版社1994)。『中国、一九〇〇年――義和団運動の光芒』(中公新書1996)。『ポルシェの生涯――その時代とクルマ』(グランプリ出版2007)。『ナチス時代の国内亡命者とアルカディアー――抵抗者たちの桃源郷』(明石書店2013)。『武器なき闘い「アラブの春」――非暴力のクラウゼヴィッツ…

フィンランド 武器なき国家防衛の歴史―なぜソ連の"衛星国家"とならなかったのか(世界歴史叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:三石 善吉(著)
発行年月日:2022/08/31
ISBN-10:4750354511
ISBN-13:9784750354514
判型:B6
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:229ページ
縦:19cm
他の明石書店の書籍を探す

    明石書店 フィンランド 武器なき国家防衛の歴史―なぜソ連の"衛星国家"とならなかったのか(世界歴史叢書) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!