半月の夜 [単行本]

半月の夜 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  スーパーのレジで働く立花カオル。五十五歳になった今、瞼はたるんで足は象のようにむくみ、転がるように醜くなった。何を見聞きしても感情の針が動くことはなく、すべてのものが灰色に見えていた。寝るためだけの六畳間の自宅とパート先を往復するだけの、ひたすら“孤独”で味気ない毎日。家に帰るといつも「灰色のハイエナ」に見られているような幻影に悩まされていた。しかし、ある偶然の再会によって、カオルは新たな生きる希望を抱きはじめ…。

• 目次

  灰色の世界
  十四歳
  予感
  奇跡
  色
  半月の夜
  道

• 出版社からのコメント

  私よ、走れ。「老い」は人生の終わりじゃない。鮮烈な人生再出発物語。

• 内容紹介

  「いくつになっていたって、私には未来がある」
  スーパーのレジで働く立花カオル。五十五歳になった今、瞼はたるんで足は象のようにむくみ、転がるように醜くなった。何を見聞きしても感情の針が動くことはなく、すべてのものが灰色に見えていた。寝るためだけの六畳間の自宅とパート先を往復するだけの、ひたすら「孤独」で味気ない毎日。家に帰るといつも「灰色のハイエナ」に見られているような幻影に悩まされていた。しかし、ある偶然の再会によって、カオルは新たな生きる希望を抱きはじめ……。
  
  
  図書館選書
  スーパーのレジで働くカオル。 五十五歳になった今、感情の針は動かなくなり、すべてのものが灰色に見えるようになった。しかし、ある偶然の再会によって、新たな生きる希望を抱き始め……。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  野沢 直子(ノザワ ナオコ)
  １９６３年、東京都生まれ。高校時代にテレビデビューし、吉本興業に入社。『トゥナイト』『夢で逢えたら』出演などで人気を集める。９１年、日本での芸能活動休止を宣言し、単身渡米。現在はアメリカ在住で、一男二女の母

• 著者について

  野沢　直子 (ノザワ　ナオコ)
  1963年、東京都生まれ。アメリカ人の夫と結婚し、一男二女の母親。サンフランシスコ在住。『夢で逢えたら』(フジテレビ)、『クイズ世界SHOW byショーバイ!!』(日本テレビ)などで脚光を浴びる中、28歳で渡米。毎年夏に帰国して舞台などへ挑戦するほか、「出稼ぎ芸人」として日本のテレビ番組に出演して、活動の場を広げている。
  祖父に作家の陸直次郎、叔父に声優・演出家野沢那智を持つ。

半月の夜 [単行本] の商品スペック