パラディーソ [単行本]
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パラディーソ [単行本]

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出版社:国書刊行会
販売開始日: 2022/10/26
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パラディーソ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    一家に君臨するホセ・エウヘニオ大佐と喘息持ちで鋭敏な感性を持つ長男ホセ・セミー、熱帯の光に満ち満ちた日々の中で、オラーヤ家とセミー家にもたらされる生のよろこびとふりかかるあまたの苦難、痛苦な愛と非業の死―典雅で混成的なクリオーリョ文化が濃密に漂う革命前のキューバ社会を舞台に、五世代にわたる一族の歴史を、豊穣な詩的イメージとことばの遊戯を駆使して陰影深く彩り豊かに描いた、20世紀の奇書にして伝説的巨篇がついに邦訳!
  • 目次

    パラディーソ
     *
    『パラディーソ』を読むために 旦敬介
    飛散してゆくイメージ――レサマ=リマの『パラディーソ』をめぐって 旦敬介

    ホセ・レサマ=リマ主要著作
    『パラディーソ』の構成
    『パラディーソ』家系図
  • 出版社からのコメント

    革命前のキューバ社会を舞台に、五世代にわたる一族の歴史を彩り豊かに描いた、ラテンアメリカ文学不滅の金字塔がついに邦訳!
  • 内容紹介

    ◆ラテンアメリカ文学不滅の金字塔がついに邦訳!

    一家に君臨するホセ・エウヘニオ大佐と喘息持ちで鋭敏な感性を持つ長男ホセ・セミ―、熱帯の光に満ち満ちた日々の中で、オラーヤ家とセミー家にもたらされる生のよろこびとふりかかるあまたの苦難、痛苦な愛と非業の死――典雅で混成的なクリオーリョ文化が濃密に漂う革命前のキューバ社会を舞台に、五世代にわたる一族の歴史を、豊穣な詩的イメージとことばの遊戯を駆使して陰影深く彩り豊かに描いた、20世紀の奇書にして伝説的巨篇。

    【目 次】
    パラディーソ
     *
    『パラディーソ』を読むために 旦敬介
    飛散してゆくイメージ――レサマ=リマの『パラディーソ』をめぐって 旦敬介
    ホセ・レサマ=リマ主要著作
    『パラディーソ』の構成
    『パラディーソ』家系図
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    レサマ=リマ,ホセ(レサマリマ,ホセ/Lezama Lima,Jos´e)
    1910年12月19日ハバナ生まれ。幼少時より喘息に悩まされた。キューバ軍士官だった父親は、第一次大戦に志願し、渡欧するためにフロリダ州の米軍基地に滞在中、インフルエンザにより1919年1月に死去。ハバナ大学法学部に入学したが、1930年から政治的弾圧によって大学が閉鎖されたため、卒業は38年になった。その間に読書と詩作への関与を深め、1936年、スペイン戦争を逃れてキューバを訪れたスペインの詩人フアン・ラモン・ヒメネスと出会い、詩人としての評価を得る。官吏として勤めながら、『ナルシスの死』『敵なる物音』などの詩集を発表する一方、自費でいくつもの文芸雑誌を刊行し、中でも『オリヘネス』誌は1944年から56年まで続いた。『パラディーソ』の一部はここに掲載された。49年にメキシコ、50年にジャマイカを短期間訪問。1957年に講演をもとにした評論集『アメリカ大陸の表現』刊行。キューバ革命後は政府文化局の文芸出版部やキューバ文学研究センターなどで公職をつとめた。1961年に姉と妹の一家が亡命して一家は離散した。1964年、1930年よりトロカデーロ街の家(現・博物館)でともに暮らしてきた母親が死去。同年、妹の学生時代の友人マリア・ルイーサと結婚。1966年『パラディーソ』刊行、ブルジョワ的な生活描写と性的な内容が問題視された一方、高い評価も得て、国外でも出版される。しかし1968~71年のパディーリャ事件で批判の対象となり、出版や公的な場からは遠ざけられる。1976年8月9日、ハバナで死去

    旦 敬介(ダン ケイスケ)
    1959年生まれ、東京都出身。作家・翻訳家、明治大学国際日本学部教授。ラテンアメリカ文学、アフロブラジル文化。著書に『旅立つ理由』(読売文学賞)、『ライティング・マシーン』など
  • 著者について

    ホセ・レサマ=リマ (ホセレサマリマ)
    José Lezama Lima
    1910年ハバナ生まれ。幼少時より喘息に悩まされた。ハバナ大学法学部に入学。在学中読書と詩作への関与を深め、1936年にスペイン戦争を逃れてキューバを訪れたスペインの詩人フアン・ラモン・ヒメネスと出会い、詩人としての評価を得る。官吏として勤めながら詩集を発表する一方、自費で文芸雑誌を刊行。1957年に講演をもとにした評論集『アメリカ大陸の表現』刊行。キューバ革命後は政府文化局の文芸出版部やキューバ文学研究センターなどで公職を務める。1961年に姉と妹の一家が亡命して一家は離散。1964年には1930年よりトロカデーロ街の家(現・博物館)でともに暮らしてきた母親が死去する。同年、妹の学生時代の友人マリア・ルイーサと結婚。1966年『パラディーソ』刊行、ブルジョワ的な生活描写と性的な内容が問題視された一方、高い評価も得て、国外でも出版される。しかし1968~71年のパディーリャ事件で批判の対象となり、出版や公的な場からは遠ざけられる。1976年8月9日、ハバナで死去。

    旦敬介 (ダンケイスケ)
    旦敬介
    1959年生まれ、東京都出身。作家・翻訳家、明治大学国際日本学部教授。ラテンアメリカ文学、アフロブラジル文化。著書に『旅立つ理由』(読売文学賞)、『ライティング・マシーン』など。訳書は、バルガス=リョサ『ラ・カテドラルでの対話』、ガルシア=マルケス『十二の遍歴の物語』『生きて、語り伝える』、J・ゴイティソーロ『戦いの後の光景』、B・チャトウィン『ウイダーの副王』、P・コエーリョ『11分間』、M・ジェイムズ『七つの殺人に関する簡潔な記録』など多数。

パラディーソ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:国書刊行会
著者名:ホセ レサマ=リマ(訳)/旦 敬介(訳)
発行年月日:2022/09/20
ISBN-10:4336073848
ISBN-13:9784336073846
判型:A5
発売社名:国書刊行会
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学小説
言語:日本語
ページ数:608ページ
縦:21cm
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