森林と水(森林科学シリーズ) [全集叢書]
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森林と水(森林科学シリーズ) [全集叢書]

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出版社:共立出版
販売開始日: 2022/11/22
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森林と水(森林科学シリーズ) [全集叢書] の 商品概要

  • 目次

    第1章 森林気象環境と熱水収支,蒸発散
    はじめに
    1.1 森林群落と気象環境
      1.1.1 放射収支と熱水収支
      1.1.2 蒸発散過程
      1.1.3 気候と植生分布
    1.2 植物によって制御される水文過程
      1.2.1 蒸発散と光合成
      1.2.2 植物の吸水過程
    1.3 林内環境と植物との相互作用
      1.3.1 群落構造と群落内放射/気温/湿度/風速分布
      1.3.2 二酸化炭素濃度と蒸発散の関係
    おわりに


    第2章 森林による降雨の分配
    はじめに
    2.1 森林植生による降雨の分配
      2.1.1 樹冠貯留と樹冠遮断損失
      2.1.2 樹冠通過雨
      2.1.3 樹幹流
      2.1.4 樹冠遮断過程のモデル
      2.1.5 林床遮断
    2.2 地表に達した降雨の分配
      2.2.1 浸透能と地表流
      2.2.2 地中透水
      2.2.3 渓流への流出
    おわりに

    第3章 森林と降雪・積雪・融雪
    はじめに
    3.1 降雪
      3.1.1 降雪粒子と雨雪判別
      3.1.2 樹冠への降雪と樹冠遮断
    3.2 積雪
      3.2.1 積雪の水文学的性質
      3.2.2 森林が積雪に及ぼす影響
      3.2.3 山地の積雪
    3.3 融雪
      3.3.1 積雪層の熱収支
      3.3.2 積雪表層からの融雪
      3.3.3 積雪層底面からの融雪
      3.3.4 気温に基づく融雪の推定
      3.3.5 融雪の標高依存性
      3.3.6 森林が融雪に及ぼす影響
    3.4 融雪流出と森林
      3.4.1 積雪層内の融雪水
      3.4.2 森林施業が融雪流出に及ぼす影響
      3.4.3 水資源としての積雪と森林管理
    おわりに

    第4章 シベリア北方林:永久凍土と水文気候
    はじめに
    4.1 永久凍土と北方林
      4.1.1 シベリアの永久凍土の形成と気候
      4.1.2 永久凍土と北方林の共存
      4.1.3 大気過程・炭素循環過程・水文過程の変化と北方林へのフィードバック
    4.2 北方林の大気過程へのフィードバック
      4.2.1 冬:積雪の効果
      4.2.2 春~夏:生長期間の蒸発散量と地表面加熱
      4.2.3 夏~秋:群落蒸発散量の環境応答
    4.3 北方林の炭素循環過程へのフィードバック
      4.3.1 北方林生態系の炭素量と炭素収支
      4.3.2 森林火災と森林生態系変化
      4.3.3 北方林の草原・湖沼化による温室効果気体の放出量
    4.4 北方林の水文過程へのフィードバック
      4.4.1 流域水収支からみた河川流出
      4.4.2 陸水貯留
      4.4.3 気候湿潤化がもたらす水収支変化
    おわりに

    第5章 熱帯多雨林の水循環と生態系
    はじめに
    5.1 熱帯多雨林の水循環
      5.1.1 降水
      5.1.2 蒸発散
      5.1.3 流出
    5.2 植生が水循環に与える影響
      5.2.1 植生と降水量の関係
      5.2.2 植生と蒸発散量・流出量との関係
      5.2.3 熱帯林における蒸発散の季節変動
      5.2.4 熱帯多雨林が蒸発散を維持するメカニズム
    5.3 水循環が規定する様々な生態系機能
      5.3.1 気孔開閉と光合成
      5.3.2 生態系の炭素収支
      5.3.3 その他の生態系機能
    おわりに

    索 引
  • 出版社からのコメント

    環境問題や社会問題など、地域・国、国際社会の様々な規模で生じる森林と水に関わる基本的な問題を取り上げ、その理論的背景を解説。
  • 内容紹介

    人間活動とその影響を受けた気候変動は、陸面の熱収支や水収支を介して世界の森林の面積やバイオマスを変化させ、森林はまた地球の気候変動に影響を与える。将来にわたり気候を安定化させ、地域や国、国際社会のさまざまな規模で持続可能な人間社会を維持するためには、森林における水や物質の循環と将来の変化、生態系や地域社会への影響を科学的知見に基づき正確に把握しつつ、持続可能な方法で森林が生み出す資源を最大限に活用する手段を見出すことが必要である。それには地域や国、国際社会の全ての規模で必要な制度設計や合意形成が必要となる。気候変動には早急な対策をとらねばならず、対応を先延ばしにすればするほど気候変動の影響への適応は困難になる。しかしその一方で、気候変動対策のための急速な技術の普及や社会の変化は予測しない副作用をもたらす可能性もある。

    このように難しい課題に対応する必要に迫られる中で、科学的知見の創出と可視化、現実の問題解決に向けた科学者と社会の協働がますます必要とされている。本書は、森林と水に関わる基本的問題を記しており、前半の第1~3章では、森林を介した水循環、水による物質およびエネルギーの移動、森林と降雪・積雪・融雪(水源涵養)などの基本的な概念と研究成果を概説する。後半の第4章と第5章では、世界の森林の水循環の実態を示すと同時に、執筆者たちが特に取り組んでいる環境変動に関わる研究事例を解説する。地域・国・国際社会のさまざまな規模で生じる複雑な環境問題や社会問題に取り組む方々にとって、森林と水に関わる基礎に立ち返る必要が生じたときに本書は貢献するであろう。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    三枝 信子(サイグサ ノブコ)
    1993年東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士課程修了。現在、国立環境研究所地球システム領域領域長、博士(理学)。専門、気象学、陸域炭素循環

    柴田 英昭(シバタ ヒデアキ)
    1996年北海道大学大学院農学研究科農芸化学専攻博士課程修了。現在、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター教授、博士(農学)。専門、生物地球化学、土壌学、生態系生態学

    高梨 聡(タカナシ サトル)
    2005年京都大学農学研究科地域環境科学専攻博士課程修了。現在、森林研究・整備機構森林総合研究所関西支所主任研究員、博士(農学)。専門、生物環境物理学、森林水文学、森林気象学

森林と水(森林科学シリーズ) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:共立出版
著者名:三枝 信子(編)/柴田 英昭(編)/高梨 聡(編)
発行年月日:2022/11/20
ISBN-10:4320058216
ISBN-13:9784320058217
判型:A5
発売社名:共立出版
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:182ページ
縦:21cm
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