風土記博物誌―神、くらし、自然 [単行本]
    • 風土記博物誌―神、くらし、自然 [単行本]

    • ¥2,97090 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年11月1日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
風土記博物誌―神、くらし、自然 [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003621798

風土記博物誌―神、くらし、自然 [単行本]

価格:¥2,970(税込)
ゴールドポイント:90 ゴールドポイント(3%還元)(¥90相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年11月1日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:岩波書店
販売開始日: 2022/10/15
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

風土記博物誌―神、くらし、自然 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    一三〇〇年の時を超えて、人と自然とその営みを今に伝える風土記。常陸の磨崖仏、播磨の笑い、豊後の地震、肥前の海民、出雲の神がみ―。伝承のことばに分け入り、ゆかりの土地を訪ね、かつてのありようを推理すれば、そこには、天皇をいただくヤマトとは異なる、こうではなかったかもしれない世界への入り口が。
  • 目次

     まえがき

    Ⅰ 地震・火山、磐根
     なゐふる
     火神岳と神の湯
     黄泉の坂・黄泉の穴
     石神の涙

    Ⅱ 天皇の失敗
     石室に隠れる少年
     風土記の天皇たち
     拒む女
     渡し賃をとられた天皇

    Ⅲ 舟と道
     舟を編む
     クスノキと舟
     動く神、歩く人、作られる道
     野見宿禰の墓
     あやしい剣の物語

    Ⅳ 生きものたち
     イノシシを追って
     もの言うシカ
     海の幸の賑わい
     イルカ・シビ、そして海民
     川を遡上するワニ、サケ、アユ

    Ⅴ 神のはなし
     神が遺したもの
     鬼の話、二題
     神、恐ろしきもの
     験す神、験される人
     孕ませる神
     浦島子の異界往還


    出雲の神がみを訪ねて
     1 加賀の潜戸
     2 カムムスヒ
     3 寄りつく小さ子
     4 神魂神社
     5 イザナミの神陵
     6 佐太の大神
     7 神等去出──佐太神社
     8 コトシロヌシとミホツヒメ──美保神社
     9 ミホススミ
     10 美保と大山
     11 熊野大社
     12 亀太夫神事
     13 揖夜神社と一ツ石
     14 毘売埼とワニ
     15 黄泉比良坂
     16 稲田神社
     17 鮭神社
     18 玉日女神社
     19 意宇の杜
     20 オミヅノ
     21 アメノホヒ
     22 銅鳥居
     23 オホクニヌシの住まい
     24 粟島神社
     25 宗形神社
     26 高層神殿

     あとがき
     参考文献一覧
     引用資料索引
  • 出版社からのコメント

    伝承を読み解き、ゆかりの地を訪ね、かつての姿を推理する。古代日本列島のフィールドワークへ!
  • 内容紹介

    一三〇〇年の時を超えて、人と自然とその営みを今に伝える風土記。常陸の磨崖仏、播磨の笑い、豊後の地震、肥前の海民、出雲の神がみ――。伝承のことばに分け入り、ゆかりの土地を訪ね、かつてのありようを推理すれば、天皇を頂くヤマトとは異なる、こうではなかったかもしれない世界への入り口が。いざ古代日本列島のフィールドワークへ!


    ■著者からのメッセージ
     不完全なものもいれて五か国、加えて後世の書物に引かれた逸文があるだけだとしても、八世紀以前の日本列島のあちらこちらのすがたを窺い知ることができる文字記録を、われわれが持っているというのは、なんと幸運なことか。(略)
     今、わたしができるのは、一三〇〇年を経て伝えられた風土記の伝承群の一つ一つを丹念に解きほぐしながら、編纂の先にあったところのはじまりの現場に、それぞれの話をもっていこうと試みることである。そのような作業をここで、してみたいのである。
     むずかしそうなことを言っているようにみえるかもしれないが、現存する風土記のことばに分け入り、それぞれの記録をていねいに読み解いてみようというのが、この本の趣旨である。そのほかには何も求めてはいない。忘れてはならないのは、こまかな断片にしかみえない一つ一つの記事から、その文字数の何倍もの情報を聴きだすには、無心にではなく、わたしの今までの蓄積のすべてをはたらかせてことばに向きあう以外に方法はないということを自覚することである。
     それはわたしにとってはいつもの、そして充実した時間なのだが、この本を通してみなさんにも、それって、案外たのしいことだねと思っていただけるように、精一杯に切り結んでいきたい。
    ――本書「まえがき」より
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    三浦 佑之(ミウラ スケユキ)
    1946年、三重県生まれ。専門は古代文学・伝承文学研究。千葉大学名誉教授。成城大学文芸学部卒業、同大学院博士課程単位取得退学。『村落伝承論―『遠野物語』から』(五柳書院、上代文学会賞受賞)、『口語訳 古事記(完全版)』(文藝春秋、角川財団学芸賞受賞)、『古事記を読みなおす』(ちくま新書、古代歴史文化みやざき賞受賞)等、著書多数
  • 著者について

    三浦 佑之 (ミウラ スケユキ)
    三浦佑之(みうら すけゆき)
    1946年,三重県生まれ.専門は古代文学・伝承文学研究.
    千葉大学名誉教授.成城大学文芸学部卒業,同大学院博士課程単位取得退学.『村落伝承論──『遠野物語』から』(五柳書院,上代文学会賞受賞),『口語訳古事記[完全版]』文藝春秋,角川財団学芸賞受賞),『古事記を読みなおす』(ちくま新書,古代歴史文化みやざき賞受賞),『風土記の世界』(岩波新書),『古代研究──列島の神話・文化・言語』(青土社),『出雲神話論』(講談社),『「海の民」の日本神話──古代ヤポネシア表通りをゆく』(新潮社)等,著書多数.

風土記博物誌―神、くらし、自然 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:三浦 佑之(著)
発行年月日:2022/10/13
ISBN-10:4000615602
ISBN-13:9784000615600
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:302ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:340g
他の岩波書店の書籍を探す

    岩波書店 風土記博物誌―神、くらし、自然 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!