日本近・現代史研究入門 [単行本]
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日本近・現代史研究入門 [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2022/10/29
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日本近・現代史研究入門 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本近代史・現代史の論文を書く、すべての初学者のために。そして、歴史学の研究がどのようにおこなわれているのかに興味をいだく、すべての人へ。テーマの決め方、史料について、調査の方法、目次のつくり方など研究の基盤を、論文執筆の作業フローに即して基本から解説。第一線の研究者たちが提供する大きな見取り図が、研究史と向き合うあなたを助けてくれる。心配無用、これで論文は書ける。
  • 目次

     はじめに 何が悲しくて研究するのか?
      この本は何のために書かれているのか 
      なぜこんな本が必要なのか
      それでも研究するのか?

    第Ⅰ部 研究を始めよう 論文を書き終えるまで……松沢裕作・高嶋修一

     1 とりあえずテーマを決める
      テーマとは何か
      最初は思いつきでもよい
      史料の有無
      たいていのことは誰かが研究している ──先行研究の有無
      なぜその研究対象・研究テーマを思いついたのか
      何も思いつかない場合
      テーマの見直し

     2 先行研究をつくる
      何がどう「先行」するというのか
      とりあえず検索してみよう
      入門書から読んでみよう
      専門的な文献を読む
      もっと探す
      先行研究整理を書く

     3 史料とは何か
      同時代人に原則として開かれていた史料
      同時代人の一部が目にすることができた史料
      史料集
      史料の種類と所蔵機関・閲覧方法
       新聞  雑誌  法令  統計  企業史料 書籍  公文書  政治家・官僚・軍人の個人文書・日記 「家」の史料  帝国議会議事速記録・国会会議録 国外所在史料
      辞書・事典・年表

     4 データベースを使う
      データベースにはどのような情報が入っているのか
      すでに知っている文献を探す場合と未知の文献を探す場合
      どのようなデータベースがあるか

     5 所蔵機関を探して訪ねる
      史料調査に行こう
      公的な所蔵機関を訪ねる
      史料を閲覧する
      史料を撮影する
      行政文書の情報公開
      史料を「見せていただく」場合
      記録と整理
      そのほか注意しておくとよいこと

     6 史料を読む
      作業としての「史料を読む」
      文字史料の場合
      数字の場合
      史料の内容を疑ってみることが必要な場合

     7 目次構成を考える
      目次は論文の見取り図
      「論」と「文」
      とりあえず「文」を目指す
      「論」を立てる① ──事柄同士の関係
      「論」を立てる② ──先行研究との関係
      人に説明する

     8 書 く
      あとは書くだけ
      図表をそろえる
      材料を配置してつなげる
      注を付ける
      「はじめに」と「おわりに」
      仕上げて提出する

    第Ⅱ部 先行研究の見方 あなたはどこにいるのか

     総論
     研究者たちは何に関心を持ってきたのか……松沢裕作
      (1)何かきっかけがある──研究の潮流を眺めよ
      (2)明治時代を歴史にする──吉野作造と明治文化研究会
      (3)明治時代に起源を探る──日本資本主義論争
      (4)その後の明治維新論
      (5)ふたたび、「何が悲しくて(嬉しくて)研究するのか?」

     近代と現代 いまひとたびの時代区分論……高嶋修一
      (1)昔と違う「いま」
      (2)帝国主義と現代化
      (3)戦後社会と現代化論
      (4)「いつだったか」から「どうであったか」へ
      (5)時代区分は時代遅れか──まとめにかえて

     政治史1
     政党政治研究の意義と昭和史研究への課題……米山忠寛
      (1)日本政治史研究の評価軸──敗戦による「失敗した近代」評価と現実とのギャップ
      (2)「政党政治」研究の意義と古典的研究との摩擦の回避
      (3)「政党政治」研究の限界①──成果の普及と意義の喪失
      (4)「政党政治」研究の限界②──「崩壊論」の破綻と残された課題
      (5)現在の研究──「崩壊論」の克服と昭和立憲制
      (6)今後へのポイント

     政治史2 政治史研究の射程の広がり……若月剛史
      (1)政治過程論的な政治史研究への批判
      (2)組織への着目
      (3)国家と社会との関係の再検討
      (4)象徴天皇制への関心の高まり

     経済史
     経済活動のありようを通して社会の変容を捉える……日向祥子
      (1)経済史学の基本的な問い
      (2)源流かつ深層「潮流」としての唯物史観
      (3)明治維新期研究
      (4)産業革命期研究
      (5)帝国主義史研究
      (6)「経済史」研究の射程

     農業史 なぜ地主制が重要だったのか……小島庸平
      (1)農業史と地主制
      (2)日本資本主義論争と地主制
      (3)寄生地主制論争と世界史的法則
      (4)地主制確立論争──異質なウクラードを結びつける
      (5)後退期地主制史研究と農民層分解
      (6)地主制と経済発展──まとめにかえて

     民衆史・社会史1
     「民衆」の歴史叙述──明治期の民衆運動を描く……藤野裕子
      (1)戦後歴史学と「民衆」
      (2)民衆思想史の出発
      (3)社会史との接点
      (4)国民国家論との接点

     民衆史・社会史2
     「いま」を知るための現代史……原山浩介
      (1)現代史研究の展開
      (2)社会史研究の難しさと醍醐味──用語・概念の問題
      (3)消費者=女性という認識
      (4)消費者運動/消費社会の変容
      (5)消費者問題の混沌
      (6)「いま」に立ち戻る

     女性史・ジェンダー史
     家族・女性運動・性売買を軸として……坂井博美
      (1)女性史・ジェンダー史の変転
      (2)女性史論争と女性史研究の確立
      (3)ジェンダー概念と近代家族論の登場
      (4)家族・女性運動・性売買研究の現在
      (5)ジェンダー構造の立体的把握へ

     都市史1 複数の波が生んだ大きな潮流……松山 恵
      (1)研究潮流としての日本近現代都市史
      (2)国家主導の近代化(西欧化・工業化)政策に関する研究──第一の波
      (3)人びとの生活世界へ──第二の波
      (4)前提の変化とあらたなアプローチの模索──1990 年代以降の展開
      (5)近年の注目すべき動向──「都市」の拡張、研究体制などについて

     都市史2 「都市史の自立」とその展開……中村 元
      (1)「都市史の自立」のうねり──1970 年代末から80 年代/第一の波
      (2)「都市史の自立」の到達と分岐──1990 年代から2000 年代/第二の波
      (3)寄せ返す「都市史の自立」──2010 年代~/第三の波

     植民地研究 「植民地性」を探究する学問……竹内祐介
      (1)植民地研究という研究潮流はない?
      (2)支配に対する反省と植民地研究の再開
      (3)地域の通史を描く──植民地近代化論の登場
      (4)近代化論批判からの二つの転回──植民地近代論と帝国史研究
      (5)植民地性とはなにか──経済史研究からみた植民地研究

     日本政治思想史
     用法用量を守って正しくお使いください……河野有理
      (1)「日本政治思想史」の卒論は書けない?
      (2)日本政治思想史は「実証」的ではないか?
      (3)日本政治思想史は「理論」的なのか?
      (4)丸山眞男を先行研究にするということ

     歴史社会学 歴史学から近くて遠い社会科学……野上 元
      (1)社会史と歴史社会学、「社会」とは何か?
      (2)歴史社会学の歴史
      (3)日本の歴史社会学

     むすびに 卒論のその先へ

     あとがき
     執筆者紹介
     索引
  • 出版社からのコメント

    心配無用。論文は必ず書ける。近現代史研究の基本を詳細に解説、すべての初学者に贈る入門書の決定版。
  • 内容紹介

    日本近代史・現代史の論文を書く、すべての初学者のために――。テーマの決めかた、史料について、調査の方法、目次のつくりかたなど歴史研究の基盤を、論文執筆の作業フローに即して基本から解説。第一線の研究者たちが提供する大きな見取り図が、研究史と向き合うあなたを助けてくれる。必要なことは、この一冊で分かる!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    松沢 裕作(マツザワ ユウサク)
    1976年生まれ。慶應義塾大学経済学部教授

    高嶋 修.(タカシマ シュウイチ)
    1975年生まれ。青山学院大学経済学部教授
  • 著者について

    松沢 裕作 (マツザワ ユウサク)
    松沢裕作(まつざわ ゆうさく)
    1976年生まれ。慶應義塾大学経済学部教授。
    『明治地方自治体制の起源──近世社会の危機と制度変容』(東京大学出版会、2009年)、『日本近代村落の起源』(岩波書店、2022年)、『近代日本のヒストリオグラフィー』(編著、山川出版社、2015年)。

    高嶋 修一 (タカシマ シュウイチ)
    高嶋修一(たかしま しゅういち)
    1975年生まれ。青山学院大学経済学部教授。
    『都市近郊の耕地整理と地域社会──東京・世田谷の郊外開発』(日本経済評論社、2013年)、『都市鉄道の技術社会史』(山川出版社、2019年)、『20 世紀の都市ガバナンス──イギリス・ドイツ・日本』(共編著、晃洋書房、2019年)。

日本近・現代史研究入門 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:松沢 裕作(編)/高嶋 修一(編)
発行年月日:2022/10/27
ISBN-10:4000615610
ISBN-13:9784000615617
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:366ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:3cm
重量:502g
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