ハナミズキ　A Hundred Years [絵本]

ハナミズキ　A Hundred Years [絵本] の 商品概要

• 目次

  絵本、全歌詞、あとがき
  （すべて日本語／英語併記）

• 出版社からのコメント

  デビュー20周年の一青窈の名曲「ハナミズキ」。この歌に込められた「ほんとうの想い」を、絵が、英訳が、新たな形で描き出す。

• 内容紹介

  「果てない波がちゃんと止まりますように」
  「君と好きな人が百年続きますように」
  
  一青窈が「ハナミズキ」にこめたほんとうの想いを、
  絵が、英訳が、まったく新しい形で描き出す。
  
  作画は、島根県の山奥に暮らす若手作家・ねっこかなこ。自然に囲まれた茅葺古民家で、日本画の画材をつかって仕上げられた絵は独創的で、見る者をおどろかせ、やさしく・深くハナミズキの世界へといざなう。
  英訳は、歌詞を深く掘り下げ、独自視点での訳出に定評のある詩人アーサー・ビナード。「ハナミズキ」は A Hundred Yearsと訳された。
  
  一青窈が「ハナミズキ」を書いたのは、911同時多発テロ直後だった。母となり、ハナミズキにこめた「ほんとうの想い」はさらに深まった。もっと広く、大人だけでなく子どもたちに、この歌を届けたい。
  
  この歌だけは、本棚においてほしい。
  
  図書館選書
  不朽の名曲「ハナミズキ」の原詩が、911テロの直後に激しい言葉で書かれた歌だったとどれだけの人が知っているだろう。一青窈デビュー20年。「ハナミズキに込めた本当の想い」がいま、英訳とともに、絵本に。

• 著者について

  一青窈 (ヒトトヨウ)
  歌手。1976年、東京都生まれ。父親が台湾人で幼少期を台北で過ごす。慶應義塾大学卒業後、2002年に「もらい泣き」でデビュー。翌年、日本レコード大賞最優秀新人賞受賞、ＮＨＫ紅白歌合戦初出場。2004年発表の「ハナミズキ」が不朽の名曲となり、2010年に映画化もされた。
  
  ねっこかなこ (ネッコカナコ)
  画家。1985年、鳥取県に生まれる。大学時代、大阪でひとりの空間を得て本格的に絵を描き始める。2011年、島根県の山間部に拠点を移し、古民家を再生させ、茅葺屋根の葺き替えも仲間と共に行う。２児の母。手刷りの版画絵本に『産む時代』がある。冬に出版予定の文庫本『日本語ぽこりぽこり』のイラストを手がける。
  
  アーサー・ビナード (アーサービナード)
  詩人。1967年、米国ミシガン州に生まれる。高校時代から詩を書き、ニューヨーク州の大学で英米文学を学ぶ。卒論の際、日本語に出合い、魅了されて来日。日本語での詩作も始める。『釣り上げては』で中原中也賞、『日本語ぽこりぽこり』で講談社エッセイ賞を受賞。2022年春、宮沢賢治の英訳『やまなし Mountain Stream』を出版。

ハナミズキ　A Hundred Years [絵本] の商品スペック