マヤ文明の戦争―神聖な争いから大虐殺へ [単行本]
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マヤ文明の戦争―神聖な争いから大虐殺へ [単行本]

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出版社:京都大学学術出版会
販売開始日: 2022/11/16
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マヤ文明の戦争―神聖な争いから大虐殺へ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    接近戦を中心とした高位の捕虜を得るための戦争が、王朝の盛衰を明らかにする。暦の計算や宗教儀礼に没頭していたミステリアスな文明、という虚像を剥ぎ取り、古代から植民地独立まで、彼らの戦争に迫る。壁画、彫像、彩色土器などに視覚化されていた戦争を、考古学的見地から実証する。
  • 目次

    口絵
    はじめに

    序章 戦争の痕跡──戦争研究史概略
    1 マヤ文明の特徴
      地理的範囲と時間軸
      多様な環境と非大河灌漑農業
      都市の神聖なランドスケープと支配層の社会的役割
      統一王朝のないネットワーク型の文明
    2 マヤ文明の戦争研究史の概略
      「戦争のない平和な文明」と誤解していた古いマヤ文明観
      戦争を繰り広げた新しいマヤ文明観
    3 戦争の痕跡
      考古学で戦争を実証する
      ライダー(航空レーザー測量)の導入
      受傷人骨と移民動態
      碑文や図像から戦争を解読する
      碑文に記された「彼らの」戦争の種類

    第1章 マヤ文明の戦争の特徴
    1 儀礼的戦争か,政治・経済的利益を巡る戦争か
      戦争捕虜の捕獲
      後古典期後期の戦争捕虜と奴隷
      人骨の「戦勝トロフィー」
      殺傷力の弱い武器と接近戦
      先古典期と古典期の武器
      後古典期の武器
      政治・経済的利益を巡る戦争の儀礼的側面
    2 誰が戦争に参加したのか
      王朝間の戦争の距離
      農民の戦争参加
      戦争の時期
      政略結婚と戦士女王
      高位の女性の戦争捕虜
    3 戦勝の儀礼,視覚化と社会的記憶
      公共空間における戦争の視覚化と社会的記憶
      排他的空間における戦勝の儀礼
      土偶による日常生活における戦争の視覚化
    4 ボナンパック遺跡の戦争の壁画を読み解く
      ボナンパック遺跡の戦争の石製リンテル
      ボナンパック遺跡の「壁画の神殿」の壁画
      ボナンパック遺跡の戦争の壁画
      ボナンパック遺跡の戦勝の公共儀礼の壁画

    第2章 先古典期中期の戦争の痕跡
    1 先古典期中期前半
      アグアダ・フェニックス遺跡の巨大基壇と尖頭器
      セイバル遺跡の貝製胸飾りと生贄の公共儀礼
      ティカル遺跡の打首の埋葬と武器
      シバル遺跡
    2 先古典期中期後半
      セイバル遺跡の戦争捕虜の生贄の公共儀礼
      クエジョ遺跡の頭蓋骨製胸飾りと打首の生贄
      ブラックマン・エディー遺跡の公共祭祀建築の破壊儀礼
      ロス・マンガレス遺跡の「戦勝トロフィー」や生贄の殉葬

    第3章 先古典期後期の戦争の痕跡
    1 マヤ低地南部
      イツァン遺跡とチャーク・アカル遺跡の石塁
      アグアテカ遺跡やドス・セイバス遺跡
      サンクデロ遺跡の石塁
      マカビレロ遺跡の石垣,石塁と武器
      セロス遺跡の環濠と神殿ピラミッドの破壊儀礼
      クエジョ遺跡の集団埋葬の戦争捕虜
      ベイキング・ポット遺跡の戦争捕虜の指骨や歯
      セイバル遺跡の防御性の高い新中心地
      ムラヤ・デ・レオン遺跡中心部の石塁
      ティンタル遺跡中心部の環濠
      シュルナル遺跡中心部の濠や土塁
      短期間に放棄されたエル・ミラドール遺跡の石塁と壕
      シバル遺跡中心部の未完成の石塁
      ウィツナ遺跡の監視塔と武器
    2 マヤ低地北部
      エツナ遺跡の放射状の水路網
      エツナ遺跡の「要塞グループ」の環濠
      ベカン遺跡中心部の環壕と土塁
      ミスネ遺跡の受傷人骨
    3 マヤ高地
      カミナルフユ遺跡の王墓の殉葬
      カミナルフユ遺跡の石彫の王や捕虜の図像
      ロス・マンガレス遺跡の「戦勝トロフィー」と生贄の殉葬

    第4章 古典期前期の戦争の痕跡
    1 マヤ低地南部
    (1)ティカル王朝と周辺王朝
      378年のティカル王朝の断絶と新王朝の創設
      「ムンド・ペルディード地区」の戦士や捕虜の図像
      球技場の石標と高位の戦士の墓
      14代目王の石造記念碑の破壊と王家の虐殺
      16代目王の戦士の図像と王墓
      ティカル遺跡の戦争捕虜の埋葬
      メキシコ中央高原出身の支配層戦士の二次埋葬
      ティカル新王朝の勢力拡大
      ワシャクトゥン遺跡の壁画と石碑の図像
      リオ・アスル遺跡への攻撃と捕虜の図像
      リオ・アスル遺跡中心部の石塁と壕
      ホルムル遺跡とラ・スフリカヤ遺跡の壁画
      トレス・イスラス遺跡の石碑の戦士の図像
      ティカル王朝によるベカン遺跡の攻撃
      17代目王によるナアチトゥン王朝の攻撃
      未完成の長大な壕と土塁
      エル・ソッツ遺跡とラ・クエルナビジャ遺跡の監視塔と防御施設
    (2)蛇王朝と周辺王朝
      カラコル王朝と蛇王朝の政治同盟
      蛇王朝の主都ツィバンチェ遺跡の戦争捕虜の階段
      「空の目撃者」王のティカル王朝への戦勝
      「空の目撃者」王の王墓と受傷治癒痕
      蛇王朝のパレンケ王朝への戦勝
      蛇王朝の勢力拡大と政治同盟
      ラガルテラ遺跡中心部の石塁
      マルガリタ遺跡中心部の石塁
      オシュペムル遺跡中心部の石垣と石碑の図像
      ウイツィルナ遺跡中心部の石塁
      ナアチトゥン遺跡中心部の石塁と濠
    (3)ベリーズの諸王朝
      カハル・ペッチ遺跡の土器に描かれた戦士の行進
      アルトゥン・ハ王朝の英雄戦士ティル・マン・キニッチ王
      アルトゥン・ハ王朝のプシルハ王朝への戦勝
    (4)ヤシュチラン王朝とピエドラス・ネグラス王朝
      ライバル王朝のヤシュチランとピエドラス・ネグラス
      ヤシュチラン王朝による捕虜の捕獲
      従属したヤシュチラン王朝,ボナンパック王朝とラカンハ王朝
      「支配者C」によるヤシュチラン,サンタ・エレナとエル・パルマの王の捕獲
      ヤシュチラン王朝による捕虜の捕獲
    (5)コパン王朝
      東の芸術の都コパン遺跡と王朝創始
      コパン王朝初代王の墓と受傷治癒痕
      コパン王朝初代王の王妃の墓
      コパン遺跡の外部出身の戦士の墓
      コパン遺跡の王族女性の石室墓と「戦勝トロフィー」の副葬
      コパン遺跡の石槍の製作と高地性集落
    2 マヤ低地北部
      ヤシュナ遺跡の王家の虐殺
      オシュキントック遺跡の受傷人骨
    3 マヤ高地
      カミナルフユ遺跡の墓の尖頭器や「戦勝トロフィー」の副葬

    第5章 古典期後期の戦争の痕跡
    1 マヤ低地南部
    (1)ティカル王朝と周辺王朝
      ティカル王朝26代目王の蛇王朝への戦勝
      26代目王によるティカル王朝復活
      リオ・アスル王朝の復活とベカン王朝の衰退
      27代目王のエル・ペルー王朝への戦勝
      27代目王のナランホ王朝への奇襲と戦勝
      27代目王のナランホ王朝への連勝と王の捕獲
      29代目王と男女の戦士の埋葬
    (2)ドス・ピラス=アグアテカ王朝と周辺王朝
      ドス・ピラス=アグアテカ王朝の創設
      政略結婚及びアロヨ・デ・ピエドラ遺跡の石塁
      ドス・ピラス=アグアテカ王朝初代王の戦争
      初代王と蛇王朝の政治同盟及びティカル王朝との戦争
      政略結婚と2代目王の高地性神殿ピラミッド
      3代目王とカンクェン王朝の政略結婚及びセイバル王朝への戦勝
      4代目王の戦争とドス・ピラス陥落
      ドス・ピラス遺跡の要塞化
      要塞都市アグアテカ遺跡の防御遺構
      アグアテカ遺跡の陥落と短期間の放棄
      政治的衰退をもたらした破壊的な戦争
      アグアテカ遺跡の武器
      アグアテカ遺跡の男女の戦士たち
      5代目王の王宮や神殿ピラミッドの破壊儀礼
      アグアテカ遺跡の未完成の神殿ピラミッド
      アグアテカ遺跡の石槍の供物の埋納
      セイバル王朝の盛衰と王宮の破壊儀礼
      ペテシュバトゥン地域の中・小規模の砦・監視施設
      カンクェン王朝タハル・チャン・アフク王とマチャキラ王朝の従属
      カン・マーシュ王と王族の虐殺及び王宮の破壊儀礼
    (3)蛇王朝と周辺王朝
      蛇王朝の内戦とカラクムル遷都
      23代目王のティカル王朝25代目王への戦勝
      カラクムル遺跡の石碑の戦士女王と女性捕虜の図像
      蛇王朝の2次センターの等間隔分布
      ウシュル遺跡
      コバー遺跡の石彫に刻まれた高位の捕虜の図像
      蛇王朝のティカル王朝26代目王への敗戦と蛇王朝24代目王の王墓
      蛇王朝のティカル王朝への2回目の敗戦
      オシュペムル王朝によるカラクムルの王の捕獲
      ウシュル王朝の暴力的な最期
    (4)カラコル王朝と周辺王朝
      カラコル王朝5代目王のナランホ王朝への戦勝
      6代目王のナランホ王朝への敗戦
      7代目王によるイシュクンの王の捕獲
      9代目王によるウカナルとミナンハの王の捕獲
    (5)ナランホ王朝と周辺王朝
      ティカル遺跡に次ぐ大都市ナランホ遺跡
      ナランホ王朝の復活とイシュ・ワック・ハラム・チャン女王
      イシュ・ワック・ハラム・チャン女王の戦勝
      カフク・ティリウ・チャン・チャフク王のヤシュハ王朝への戦勝
      ヤシュ・マユイ・チャン・チャフク王のティカル王朝への敗戦
      ミナンハ遺跡の人間の指骨が入った小さな土器
      カフク・カル・チャン・チャフク王のミナンハ王朝への戦勝
      ヤシュハ王朝キニッチ・ラカムトゥーン王によるウカナルの王の捕獲
      イツァムナーフ・カウィール王のヤシュハ王朝への戦勝
      カラコル王朝9代目王によるウカナルとミナンハの王の捕獲
      フループ王朝の双子主都サクル遺跡とイシュクン遺跡
      フループ(サクル=イシュクン)王朝とウカナル王朝の戦争
    (6)ベリーズの諸王朝
      シュナントゥニッチ遺跡中心部の壕,土塁と王宮の破壊儀礼
      カハル・ペッチ遺跡の指骨が入った小さな土器
      ブエナビスタ・デル・カヨ遺跡中心部の石塁と破壊
      パクビトゥン遺跡の頭蓋骨の「戦勝トロフィー」
      ベイキング・ポット遺跡の打首にされた戦争捕虜
      コルハ遺跡の8世紀末の戦争と支配層の打首
      ラ・ミルパ遺跡中心部の未完成の公共建設事業
      プシルハ王朝の捕虜の捕獲
    (7)ピエドラス・ネグラス王朝と周辺王朝
      初代王によるパレンケ王朝とラカンハ・ツェルタル王朝の捕虜の捕獲
      2代目王のサンタ・エレナ王朝への戦勝と高位の少女の捕獲
      3代目王によるヤシュチラン王朝の有力貴族の捕獲
      4代目王のテオティワカン様式の英雄戦士の図像
      7代目王によるサンタ・エレナ王朝の王の捕獲とポモナ王朝への戦勝
      7代目王によるヤシュチラン王朝との外交史の再構成
      ラ・マル遺跡の石碑のモ・チャフク王の戦士像とポモナ王朝の高位の捕虜の図像
      フローレス・マゴン遺跡の3つの石塁と監視塔
      パンハレ遺跡のテラス状基壇の石垣
    (8)ヤシュチラン王朝と周辺王朝
      ヤシュチラン王朝の英雄戦士王たち
      16代目王によるナマーン(ラ・フロリダ)王朝のアフ・ニックの捕獲
      16代目王によるラカンハとサポテ・ボバルの王の捕獲
      16代目王の正妻イシュ・カバル・ショーク王妃
      ヤシュチラン王朝のお家騒動と抹消されたヨパート・バフラム2世王
      イシュ・カバル・ショーク王妃とヨパート・バフラム2世王の墓
      18代目王によるサンタ・エレナ王朝の高位の捕虜の捕獲
      18代目王の政略結婚
      「20人の捕虜を捕獲したお方」
      18代目王が建造させたマヤ文字の階段の戦勝と捕虜
      球技の球の捕虜
      2次センターと「戦争のランドスケープ」の防御線
      テコロテ遺跡の石塁の防衛線と監視塔
      ラ・パサディタ遺跡のティロームによるピエドラス・ネグラス王朝の王子の捕獲
      戦争に明け暮れた19代目王
      平地集落エル・キネル遺跡の防御遺構
      ピエドラス・ネグラス王朝の最期
      チャート製両面調整尖頭器とヤシュチラン王朝の最期
    (9)パレンケ王朝,トニナ王朝と周辺王朝
      西の芸術の都パレンケ遺跡
      イシュ・ヨフル・イクナル女王と9代目王の敗戦
      パカル王の戦争
      トルトゥゲロ王朝とコマルカルコ王朝
      パレンケ王朝12代目王とトニナ王朝の戦争
      トニナ王朝3代目王によるパレンケ王朝の高位の貴族の捕獲
      トニナ王朝3代目王によるアナイテ王朝のヤシュ・アフク王の捕獲
      トニナ王朝によるパレンケ王朝13代目王の捕獲
      トニナ王朝による蛇王朝の捕虜の捕獲
      トニナ王朝8代目王によるラカンハ・ツェルタル王朝の捕虜の捕獲
    (10)コパン王朝とキリグア王朝
      コパン王朝の全盛期と13代目王
      アフパチ・ワールのコパン王朝13代目王への謁見
      キリグア王朝の戦勝とコパン王朝の衰退
      キリグア王朝の全盛期の政治的プロパガンダ
      「神聖文字の階段」
      16代目王の王権正当化と動物の生贄
      16代目王の戦士の図像
      有力貴族や2次センターの支配者の台頭
      コパン都市中心部の石槍製作
      コパン王朝16代目王とキリグア王朝の交流
    2 マヤ低地北部
      広域王国の主都コバー遺跡の100㎞のサクベ
      コバー王朝の「A王」によるオシュキントック王朝の王の捕獲
      カウィール・アハウ女王,男性王と捕虜の図像
      キンタナロー州のヨーコップ遺跡中心部の石塁
      エック・バラム遺跡中心部の2重の石塁
      ウキット・カン・レック・トック王の墓に副葬された尖頭器
      エツナ王朝5代目王によるコバー王朝の高位の捕虜の捕獲
      エツナ王朝7代目王によるチャンポトン遺跡の高位の捕虜の捕獲
      イツィムテ・ボロンチェン遺跡の石碑の戦士王と捕虜の図像
    3 マヤ高地
      チンクルティク遺跡の石彫の戦士王の図像
      テナム・プエンテ遺跡の石彫の戦士王と捕虜の図像
      テナム・ロサリオ遺跡の石造得点環の戦士の石彫
      ペリオ遺跡中心部の監視塔,石垣,石塁と壕

    第6章 古典期終末期の戦争の痕跡
    1 古典期終末期の戦争と「古典期マヤ文明の衰退」
      諸王朝の政治的崩壊の3つの波
      「古典期マヤ文明の衰退」の諸要因
    2 マヤ低地南部
      要塞プンタ・デ・チミノの石塁と濠
      セイバル王朝の復活
      セイバル王朝の石塁,石槍と暴力的な最期
      ナランホ遺跡の放棄とラ・ブランカ遺跡の王宮の暴力的な最期
      ヤシュハ遺跡の発展とナクム遺跡の戦士王と捕虜の図像
      シュナントゥニッチ遺跡の石彫の戦士王と捕虜の図像
      カラコル王朝10代目王とウカナル王朝の政治同盟
      カラコル王朝の9世紀末の暴力的な最期
      ウカナル
  • 出版社からのコメント

    戦争なき平和な文明という虚像を剥ぐ20世紀後半の成果を総覧。壁画、彫像、彩色土器などに視覚化された戦争を考古学的見地から実証
  • 内容紹介

    20世紀半ばまで、戦争のない平和な文明と誤解されていたマヤ文明。しかしその後、多くの防御遺構の発見・壁画の解読などから、戦争が頻繁に行われていたことがわかってきた。壁画、彫像、彩色土器などに視覚化されていた戦争を、考古学的見地から実証する。石槍による接近戦を中心とした高位の捕虜を得るための戦争が、王朝の盛衰を明らかにする。暦の計算や宗教儀礼に没頭していたミステリアスな文明、という虚像を剥ぎ取り、古代から植民地独立まで、彼らの戦争に迫る。

    図書館選書
    「戦争のない文明」の虚像を覆す、20世紀後半からの成果を総覧。壁画、彫像、彩色土器などに視覚化されていた戦争を、考古学的見地から実証。接近戦を中心とした高位の捕虜を得るための戦争が、王朝の盛衰を明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    青山 和夫(アオヤマ カズオ)
    茨城大学人文社会科学部教授(マヤ文明学、メソアメリカ考古学、文化人類学専攻)。1962年京都市生まれ。東北大学文学部史学科考古学専攻卒業。ピッツバーグ大学人類学部大学院博士課程修了。人類学博士(Ph.D.)。1986年以来、ホンジュラスのラ・エントラーダ地域、コパン遺跡、グアテマラのアグアテカ遺跡、セイバル遺跡、メキシコのアグアダ・フェニックス遺跡や周辺遺跡などでマヤ文明の調査に従事している。「古典期マヤ人の日常生活と政治経済組織の研究」で日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞を受賞。日本を代表するマヤ文明学の推進者
  • 著者について

    青山 和夫 (アオヤマ カズオ)
    茨城大学人文社会科学部教授(マヤ文明学,メソアメリカ考古学,文化人類学専攻)。
    1962年京都市生まれ。東北大学文学部史学科考古学専攻卒業。ピッツバーグ大学人類学部大学院博士課程修了。人類学博士(Ph.D.)。1986年以来,ホンジュラスのラ・エントラーダ地域,コパン遺跡,グアテマラのアグアテカ遺跡,セイバル遺跡,メキシコのアグアダ・フェニックス遺跡や周辺遺跡などでマヤ文明の調査に従事している。「古典期マヤ人の日常生活と政治経済組織の研究」で日本学術振興会賞,日本学士院学術奨励賞を受賞。日本を代表するマヤ文明学の推進者。
    【主な著書】
    『マヤ文明を知る事典』(東京堂出版,2015年),『マヤ文明 密林に栄えた石器文化』(岩波新書,2012年),『古代メソアメリカ文明 マヤ・テオティワカン・アステカ』(講談社選書メチエ,2007年),『古代マヤ 石器の都市文明[増補版]』(京都大学学術出版会,2013年)など多数。他,欧文による研究書・論文多数。

マヤ文明の戦争―神聖な争いから大虐殺へ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:京都大学学術出版会 ※出版地:京都
著者名:青山 和夫(著)
発行年月日:2022/11/20
ISBN-10:4814004478
ISBN-13:9784814004478
判型:B5
発売社名:京都大学学術出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:530ページ
縦:23cm
横:17cm
厚さ:3cm
重量:935g
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