東北の古本屋 増補新版 [単行本]

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東北の古本屋 増補新版 [単行本]

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出版社:その他
販売開始日: 2022/10/18
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東北の古本屋 増補新版 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    紙の力、本の力、そして本と人をつなぐ本屋の力を信じて震災を経験したものとして連帯する。思いをつなぐことは難しく、つながりを継続することもまた難しい。しかし震災を教訓に思いを届け続け、つながりを模索する古書業界の姿がある。
  • 目次

    第一部 はじめに
    古書業界のスタイルと最近の流れ/古本屋は減っているか/ネット販売の拡大

    第二部 東北の古本屋案内

    ●岩手県の古本屋
    盛岡市/滝沢市/花巻市/矢巾町/奥州市/一関市

    ●宮城県の古本屋
    仙台市((1)中心部徒歩圏/(2)バス利用/(3)予約対応の店/(4)仙台市内の無店舗営業)/石巻市/気仙沼市/栗原市/名取市/丸森町/蔵王町・大崎市

    ●山形県の古本屋
    米沢市/山形市/川西町

    ●青森県の古本屋
    弘前市/青森市/八戸市

    ●秋田県の古本屋
    秋田市/由利本荘市/湯沢市/八郎潟町

    ●福島県の古本屋
    郡山市/福島市/須賀川市/玉川村/会津若松市・会津美里町/相馬市/楢葉町/いわき市

    《コラム》宮城古書組合、二〇年ぶりの大市盛会 

    第三部 東日本大震災と古本屋

    ●二〇一一年 東日本大震災と古書店――被災地福島県を訪ねて
    古書ふみくら・岡田書店主のお話/東日本大震災被災地読者からのお便り

    ●二〇一二年 震災後一年レポート――福島・宮城の古書業界
    平の商店街/平市街から小名浜へ/じゃんがら堂主のお話/海沿いの風景/吉田隆治氏のお話/相馬市・書林堂主のお話/ふみくら・岡田書店のお話/中通り・会津の古書店/宮城の古書業界/仙台の市場にて

    ●二〇一三年 被災地古書店の模索――地域に根差した復興へ
    地域に根差した再建が見えた年

    ●二〇一四年 震災後の文化復興――福島の博物館と古書店
    文化の復興の難しさと停滞感

    ●二〇一五年 ふたつの震災と古書業界
    神戸と異なる震災ダメージ、帰れない街

    ●二〇一六年 東日本大震災から五年――古書店と読者にきく〝復興〟
    震災ゆえの郷土へのまなざし

    ●二〇一七年 震災後の本の世界――被災地の古書店と新刊書店の「日常」
    熊本復興へのスピード感、東北はそれぞれの「日常」を模索

    ●二〇二一年 東日本大震災から一〇年――復興の現状と東北の古書業界
    津波被害からの〝復興〞――宮城県沿岸部/原発事故の影響――福島県浜通り風景と相馬市/原発のある街で――避難―再建―その先へ/福島県内の実情/新たな〝店〞つくり/仙台の市場にて/東北の即売会/市民イベントから業者連帯の即売会へ――リアルな本との出会いを求めて

    ●二〇二二年 大震災から一一年、今見えてきたこと――コロナ禍と地震の中で連帯する古書店
    三月一六日の地震/一一年目の福島県浜通り/〝店〞でつながる/震災関連本の深化/活気溢れる宮城の古書業界/連帯の力

    旧版あとがき
    新版あとがき
    東北の古本屋リスト
    索引(古書関連、書店名(新刊書店及び古本屋リスト外の古書店)、古本市・市場関連、東日本大震災関連、公共交通機関)
  • 内容紹介

    東日本大震災後、福島出身の雑誌『日本古書通信』編集者が見続けてきた、「東北の古本屋」12年の記録。現在、古書店はどのような状況なのか、店は何軒あるのか、東北全体の実態を、現地を歩き自分の目で確かめ記録したルポ。地域の文化をつないでいく街の古本屋。つづく余震、原発の不安、風評被害の中で、本を整理し売り続けた古本屋から大震災はどのように見えたのか。古書業界の日常はどのように取り戻されたのか。また、新たに何が生まれたのか。人々はどう変わっていったのか。フルカラーの140点を超える写真とともに伝える。
    紙の力、本の力、そして本と人をつなぐ本屋の力を信じて。震災を経験したものとして連帯する――。
    話題をよんだ名著『東北の古本屋』(日本古書通信社、私家版、2019年)の増補新版。本好き、古本好きだけでなく、書店を開業しようとしている人、書店をこれからどうしていけばいいかを考えたい人にも読んでいただきたい本です。

    第一部では「東北の古本屋案内」として、写真や地図とともに店舗を紹介。店舗をもたないネット書店も特色をふまえ記載。第二部では、2011年~2022年までの取材を収録。最後に東北の古本屋リスト、索引(古書関連、書店名(新刊書店及び古本屋リスト外の古書店)、古本市・市場関連、東日本大震災関連、公共交通機関)を付けた。

    なお本書は『東北の古本屋』(日本古書通信社、私家版、2019年)の増補新版である。2022年現在の情報にあわせ全面的に書き直した。また第三部に「2021年東日本大震災から10年─復興の現状と東北の古書業界」「2022年 大震災から11年、今見えてきたこと─コロナ禍と地震の中で連帯する古書店」を新しく追加。古書店の写真はすべて大きく掲載し、地図も書き直した。また初版にはなかった索引をあらたに付けた。

    【実際に会って言葉を交わして初めて通じ合うものがある。何度も訪ねて少しずつ心を開いてくださる方もいる。話を伺ううちに震災の話になり、共に涙ぐんだこともあった。震災で身近な方を亡くし、「本を楽しめる平和な日々のありがたみを痛感した」と語ったのは、普段はクールな若い本屋さんだった。東北は震災とは切り離せない。】......はじめにより
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    折付 桂子(オリツキ ケイコ)
    1961年、福島県伊達郡保原町(現・伊達市)に生まれ、東白川郡棚倉町に育つ。東京学芸大学教育学部初等教育教員養成課程社会選修卒業。大学では日本中世史ゼミに所属、東京学芸大学名誉教授・故佐藤和彦氏の教えを受ける。1984年、日本古書通信社入社。『日本古書通信』『全国古本屋地図』などの編集に携わりながら、古書業界の人々と親交を深める。2011年3月の東日本大震災以降、東北被災地の古本屋を継続的に取材し、2019年『東北の古本屋』(私家版)を刊行。震災に負けない古本屋の姿を記録、伝えることをライフワークとしている
  • 著者について

    折付 桂子 (オリツキ ケイコ)
    1961年、福島県伊達郡保原町(現・伊達市)に生まれ、東白川郡棚倉町に育つ。東京学芸大学教育学部初等教育教員養成課程社会選修卒業。大学では日本中世史ゼミに所属、東京学芸大学名誉教授・故佐藤和彦氏の教えを受ける。1984年、日本古書通信社入社。『日本古書通信』『全国古本屋地図』などの編集に携わりながら、古書業界の人々と親交を深める。2011年3月の東日本大震災以降、東北被災地の古本屋を継続的に取材し、2019年『東北の古本屋』(私家版)を刊行。震災に負けない古本屋の姿を記録、伝えることをライフワークとしている。

東北の古本屋 増補新版 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:文学通信
著者名:折付 桂子(著)
発行年月日:2022/10/18
ISBN-10:4909658882
ISBN-13:9784909658883
判型:B6
発売社名:文学通信
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:312ページ
縦:19cm
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