学童保育を哲学する-子どもに必要な生活・遊び・権利保障 [単行本]
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学童保育を哲学する-子どもに必要な生活・遊び・権利保障 [単行本]

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出版社:自治体研究社
販売開始日: 2022/10/05
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学童保育を哲学する-子どもに必要な生活・遊び・権利保障 の 商品概要

  • 目次

    まえがき

    1 学童保育●その歩みと現状・課題
    1 「学童保育」誕生の背景    2 子どもの居場所づくりは後回しにされてきた
    3 学童保育の設置数は、今や学校より多い    4 学童保育の施設条件は今なお悪い
    5 「支援員は誰でもできる」と思われていますが、それは間違いです

    2 「健全育成」とはなにか●意味を問いなおし、安易な使用を避けること
    はじめに    1 学童保育の目的は、子どもたちの「健全育成」にあるのか?
    2 「健全育成」とは●言葉成立の背景と歴史を探る     
    3 「健全育成」とは●「健全」に込められた意図   
    4 「健全育成」の用語に含まれる問題点●子どもの「不健全」さにどう目を向けるべきか

    3 学童保育における「保育」とはなにか●《保育》概念の質的発展を探る 
    1 「学童保育」という言葉の由来●その誕生の歴史    
    2 学童保育の《保育》概念をどう理解するか●統合概念としての《保育》    
    3 学童保育が大切にすべき「育」の内容

    4 「遊び及び生活の場を与えて」とは?●放課後児童健全育成事業(学童保育)の目的
    1 法の規定をどう読みとるか    2 《遊び》とは―与えられるものなのか
    3 子どもの「生活」とは―〈生活〉をどうとらえるか  
    4 子どもの生活の変容と生活概念の変化  
    5 子どもの遊び・生活の保障と「子どもの時間」

    5 支援・指導とはなにか●大人と子どもの関わり方を問う
    1 「指導(員)」と「支援(員)」の用語の背景を探る
    2 大人と子どもの関わり方の問題
    3 子ども主体の活動が起こる●子どもの心が動くとき

    6 こども・子ども・子供・児童の表記と子ども観 
    1 「子ども」の起源をさぐる    2 各種法令における表記と年齢区分
    3 「子供」のなかに「こども・コドモ」を見いだす
    4 「子ども」のなかに込めた憲法、「児童憲章」の「子ども」観
    5 「子供」という表記復活の意図とその問題点
    6 用語の使い分けをめぐって

    7 「子ども像」から「子どもたち観」へ●学童保育における子ども把握 
    1 子どもへのまなざしの違い    2 「子ども像」ではなく「子ども観」を
    3 「子ども観」からさらに「子どもたち観」へ
    4 「子どもたち観」が生きる学童保育

    8 子どもにとっての余暇・あそびとは何か 
    はじめに    1 子どもにとって「余暇」とは何か
    2 〈気晴らし〉の権利に注目すること    3 子どもにとって「あそび」とは何か   
    4 気晴らし・あそび・ゆとりが生みだす〈想像力〉への注目を

    9 「声なきこえ」を聴き「なにげない時間」と
    「名もない遊び」をも見守るゆとりを
    1 子どもにとって「一番いいこと」を考えあうこと
    2 子どもたちの声を聴かねば本当のことはわからない
    3 「声なきこえ」に耳を澄ますこと●子どもの意見表明は言葉だけではない
    4 「名もない遊び」も大切な遊び    5 「なにげない時間」も「子どもの時間」
    6 「なにげない時間」を見守れるゆとりを持とう
    7 子どもの権利条約実現の先頭に立って

    10 学童保育が地域に目を向ける意味●子どもの生活圏の拡大と地域づくり
    1 〈地域〉に注目する基本視点   2 〈地域〉を空洞化させてはならない
    3 「放課後」と〈地域〉との違い
    4 子どもの発達のフィールドとしての〈地域〉
    5 〈地域〉に組み込まれた子育て力への注目を

    11 子どもの権利条約と学童保育●学童保育実践を豊かにするための視点
    はじめに●採択から30余年、条約の意義を見なおそう
    1 学童保育の社会的根拠を明らかにし、条件整備を進めるための条文
    2 実践の質を問いなおし、日々の実践を豊かにしていくための条文
                      
    12 子ども時代は二度と来ない
    ●「子供」が「こども」でいられるための権利と「育」のあり方を探る 
    1 「子ども観」の展開の歩みとその歴史に学ぶ
    2 子ども・子育てをめぐる状況をどうとらえるか
    3 「型にはめたい大人たち」●学童保育は大丈夫?
    4 子ども期の保障に不可欠な六つの「権利」と六つの「育」

    13 「こども家庭庁」「こども基本法」の問題点とそのゆくえ 
     1 国民が良く知らない間に決められた
     2 「こども家庭庁」とは●首相と内閣府に権限が集中する
     3 「こども基本法」の問題点
     4 権利保障の実質化を

    補論 放課後児童健全育成事業の目的及び制度内容
    ●放課後児童支援員認定資格研修テキスト(関西こども文化協会編集、フォーラムA)より
     1 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の意義●学童保育の意義
     2 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の目的・役割
     3 放課後児童健全育成事業に関する法律、政省令及び通知等
     4 「放課後児童クラブ運営指針」の策定
     5 放課後児童支援員の認定の仕組みの内容
  • 出版社からのコメント

    学童保育の歴史を見つめ、子どもの生活と遊び、権利保障のあり方、地域との連携、子ども観など学童保育の基本問題を考察
  • 内容紹介

    コロナパンデミックのなか、
    学童保育の社会的な役割が増しています。
    そこにはさまざまな運営主体が参入し、多くの人々が関わっています。
    いま「学童保育とは何か」「学童保育はどうあれば良いのか」
    という《理念の確認》が必要な時です。
    学童保育の歴史を見つめ、子どもの生活と遊び、権利保障のあり方、
    地域との連携、子ども観など、学童保育をめぐる基本問題を、
    子どもを中心に置いて熟考(哲学)します。

    図書館選書
    学童保育の歴史を見つめ、子どもの生活と遊び、権利保障のあり方、地域との連携、子ども観など、学童保育をめぐる基本問題を、子どもを中心に置いて熟考(哲学)します。
  • 著者について

    増山 均 (マシヤマ ヒトシ)
    1948年、栃木県宇都宮市生まれ。
    専門は社会教育学、社会福祉学。東京教育大学文学部哲学科、東京都立大学人文科学研究科大学院修了。日本福祉大学社会福祉学部教授、早稲田大学第一文学部・第二文学部教授、早稲田大学文学学術院文化構想学部教授を経て、現在、早稲田大学名誉教授。日本学童保育学会代表理事。
    [主な著作]
    『子ども研究と社会教育』青木書店、1989年
    『教育と福祉のための子ども観―〈市民としての子ども〉と社会参加―』ミネルヴァ書房、1997年
    『子育てはあたたかくやわらかくゆったりと』柏書房、1999年
    『余暇・遊び・文化の権利と子どもの自由世界―子どもの権利条約第三一条論―』青踏社、2004年
    『子育て支援のフィロソフィア―家庭を地域にひらく子育て・親育て―』自治体研究社、2009年
    『学童保育と子どもの放課後』新日本出版、2015年
    『静かだったら、学校と同じじゃん―学童クラブの窓から―』(共編著)‎新日本出版社、2019年

学童保育を哲学する-子どもに必要な生活・遊び・権利保障 の商品スペック

商品仕様
出版社名:自治体研究社
著者名:増山均(著)
発行年月日:2022/10
ISBN-10:4880377473
ISBN-13:9784880377476
判型:A5
発売社名:自治体研究社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:150ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:1cm
重量:260g
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