京都学派の教育思想―歴史哲学と教育哲学の架橋 [単行本]
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京都学派の教育思想―歴史哲学と教育哲学の架橋 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2022/10/29
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京都学派の教育思想―歴史哲学と教育哲学の架橋 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    木村素衞と高坂正顕の思想の共通性をとらえ、歴史哲学を基礎として「歴史的主体」の形成を意図した京都学派の教育学を再理論化する。ポストモダニズム以後、「主体」や「歴史」という大きな物語を喪失しつつある現在の教育哲学に対するダイナミックな示唆となる書。
  • 目次

    序 章 京都学派の教育思想の記述に向けて
     第一節 問題の所在
     第二節 教育哲学の領域における京都学派への着目と、切り離された「負」の側面

    第一章 戦後の教育学における京都学派
     第一節 はじめに──京都学派とはだれのことなのか
     第二節 戦後の教育論争における京都学派
     第三節 教育学におけるポストモダンと京都学派の再評価
     第四節 木村素衞研究から「京都学派教育学」へ
     第五節 おわりに──「歴史的主体」形成の教育理論の探究へ

    第二章 高坂正顕の教育思想
     第一節 はじめに──高坂正顕の教育哲学と歴史哲学
     第二節 歴史的世界の構造について
     第三節 歴史的基体への着目
     第四節 歴史哲学から教育哲学へ
     第五節 おわりに──「無」の思想の可能性と問題性

    第三章 なぜ歴史の主体でなくてはならないのか
     第一節 はじめに──「期待される人間像」と無私の思想
     第二節 高坂の逆超越と西田哲学の逆対応
     第三節 歴史的世界における逆限定
     第四節 歴史的世界の「無」的性格とその根源について
     第五節 おわりに──歴史的主体の論理としての高坂哲学の可能性

    第四章 木村素衞の教育思想
     第一節 はじめに──木村における形成概念の歴史性
     第二節 『表現愛』(一九三九年)における歴史の問題
     第三節 『国家に於ける文化と教育』(一九四六年)における歴史の問題
     第四節 おわりに──京都学派の教育哲学と歴史哲学

    第五章 歴史的主体形成の思想としての京都学派の教育思想
     第一節 はじめに──歴史的主体の形成という京都学派の問題圏
     第二節 京都学派の思想における主体
     第三節 京都学派の思想における歴史
     第四節 歴史において絶対無を自覚するということ
     第五節 おわりに──歴史哲学と教育哲学の架橋

    第六章 人はいかにして歴史の主体として生きるのか
     第一節 はじめに──主体をめぐる残された問題
     第二節 木村素衞の思想における主体の要件
     第三節 主体はいかにして「自覚」するのか
     第四節 高坂正顕の思想における知性の重視
     第五節 おわりに──歴史において主体を生きるということ

    終 章 無の場所としての学校教育の構築へ
     第一節 京都学派の教育思想からの示唆
     第二節 今後の研究課題

    参考文献一覧
    あとがき
    初出一覧
    事項索引
    人名索引
  • 内容紹介

    京都学派の哲学者で、それぞれ戦前と戦後に教育哲学を論じた木村素衞と高坂正顕の教育思想を紐解き、京都学派の教育思想を論述する。

    木村素衞と高坂正顕はともに西田幾多郎のもとで学び、京都学派の「第二世代」に属する哲学者である。本書は、木村と高坂を含む1930年代の京都学派の歴史哲学を手掛かりに、あえて両者の教育思想を貫く共通性をとらえ、京都学派の思想の特質を記述する。それにより西田を含む京都学派の教育思想の特徴とその問題性を明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山田 真由美(ヤマダ マユミ)
    1989年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(教育学)。現在、北海道教育大学札幌校学校教育専攻准教授
  • 著者について

    山田 真由美 (ヤマダ マユミ)
    山田 真由美(やまだ まゆみ) 1989年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(教育学)。現在:北海道教育大学札幌校学校教育専攻准教授。主著・主論文:『道徳教育はいかにあるべきか─歴史・理論・実践』(共著、ミネルヴァ書房、2021)、『道徳教育の理論と方法』(共著、ミネルヴァ書房、2020)、『教育の哲学・歴史』(共著、学文社、2017)、「京都学派の教育思想における主体─木村素衞と高坂正顕を中心に」『教育哲学研究』115号(2017、教育哲学会奨励賞受賞)。

京都学派の教育思想―歴史哲学と教育哲学の架橋 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:山田 真由美(著)
発行年月日:2022/10/20
ISBN-10:4326251654
ISBN-13:9784326251650
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:252ページ
縦:21cm
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