インド密教史 [単行本]
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インド密教史 [単行本]

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出版社:春秋社
販売開始日: 2022/11/01
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インド密教史 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    インド密教の歴史が一冊で学べる!5~7世紀の興起より、日本でもなじみの深い中期の『大日経』『金剛頂経』『理趣経』の展開から、チベットにも影響を与えた後期の母タントラや『時輪タントラ』までの通史をコンパクトにまとめた画期的著作。
  • 目次

    第一章 はじめに
    1 本書の目指すもの
    2 インド密教の研究史
    3 本書刊行の意義

    第二章 インド石窟寺院に見られる密教的要素について
    1 密教成立の時代的背景
    2 主要な仏教遺跡の年代
    3 三尊像から三部へ
    4 三部から胎蔵曼荼羅へ
    5 観音三尊から蓮華部へ
    6 八大菩薩と胎蔵曼荼羅
    7 本章のまとめ

    第三章 初期密教経典の成立
    1 文献の成立年代
    2 初期密教経典とは何か?
    3 陀羅尼経典の成立
    4 真言・陀羅尼の尊格化
    5 大規模な密教経典の成立
    6 本章のまとめ

    第四章 『大日経』の先行経典
    1 はじめに
    2 『蘇悉地羯羅経』
    3 『蕤呬耶経』
    4 『三三昧耶タントラ』と遍知印
    5 四方四仏から胎蔵五仏へ
    6 『金剛手灌頂タントラ』
    7 八大菩薩と胎蔵曼荼羅
    8 本章のまとめ

    第五章 オリッサの密教美術
    1 オリッサの歴史
    2 ラリタギリ
    3 ウダヤギリ
    4 ラトナギリ
    5 その他の遺跡
    6 本章のまとめ

    第六章 『大日経』の成立
    1 『大日経』の成立過程
    2 『大日経』の原典と成立地
    3 『不空羂索神変真言経』と『大日経』
    4 『大日経』が後世に与えた影響
    5 チベットにおける『大日経』系の密教
    6 本章のまとめ

    第七章 南天鉄塔の謎
    1 『金剛頂経』と金剛界曼荼羅
    2 金剛界曼荼羅のシステム
    3 龍猛と南天鉄塔
    4 アマラーヴァティーの大塔
    5 本章のまとめ

    第八章 『理趣経』と『理趣広経』
    1 はじめに
    2 『理趣経』の成立
    3 理趣会と十七尊曼荼羅
    4 教理命題の尊格化
    5 『理趣広経』とは何か?
    6 本章のまとめ


    第九章 『初会金剛頂経』の構成
    1 はじめに
    2 『初会金剛頂経』の構成
    3 『初会金剛頂経』の成立年代
    4 『初会金剛頂経』の成仏論
    5 先行する初中期密教の要素の体系化
    6 本章のまとめ

    第十章 南天鉄塔の謎を解く
    1 はじめに
    2 金剛界五仏の成立
    3 曼荼羅と仏塔
    4 ジャジプルの四仏
    5 南天鉄塔の謎を解く
    6 これまでのまとめ

    第十一章 敦煌密教とチベット仏教ニンマ派
    1 著者と敦煌密教
    2 敦煌密教研究の意義
    3 『大日経』系の敦煌美術
    4 『金剛頂経』系の敦煌密教
    5 チベット古密教の文献と作品
    6 後期密教系の敦煌美術
    7 本章のまとめ

    第十二章 『秘密集会タントラ』と後期密教
    1 『秘密集会タントラ』の成立
    2 根本十三尊と『秘密集会』曼荼羅
    3 聖者流
    4 ジュニャーナパーダ流
    5 『秘密集会』の曼荼羅理論
    6 その他の父タントラ
    7 本章のまとめ

    第十三章 生起次第と究竟次第
    1 後期密教の修道階梯
    2 生起次第
    3 『秘密集会タントラ』の成仏論
    4 インド後期密教の生理学説
    5 究竟次第
    6 本章のまとめ

    第十四章 母タントラの成立と展開
    1 中世インドの母天信仰
    2 『サマーヨーガ・タントラ』
    3 『サマーヨーガ・タントラ』の曼荼羅
    4 『ヘーヴァジュラ・タントラ』
    5 『サンヴァラ・タントラ』
    6 本章のまとめ

    第十五章 『時輪タントラ』
    1 インド仏教の総決算
    2 『時輪』の成立年代
    3 『時輪タントラ』の構成
    4 コスモロジーと曼荼羅
    5 『時輪』の大灌頂
    6 最高の不変大楽とは何か?
    7 本章のまとめ
  • 出版社からのコメント

    インド密教の原初形態が現れてから『大日経』『金剛頂経』の成立を経て『時輪タントラ』の後期密教に至るまでをたどる格好の概説書。
  • 内容紹介

    文献資料に加え、最新の考古学的知見を取り入れ、インド密教の原初形態が現れてから、『大日経』『金剛頂経』の成立を経て、チベット・ネパール密教の源流であるインド後期密教に至るまで、その歴史的展開を一冊でたどれる格好の概説書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田中 公明(タナカ キミアキ)
    1955年、福岡県生まれ。1979年、東京大学文学部卒。同大学大学院、文学部助手(文化交流)を経て、(財)東方研究会専任研究員。2014年、公益財団化にともない(公財)中村元東方研究所専任研究員となる。2008年、文学博士(東京大学)。ネパール(1988‐1989)、英国オックスフォード大学留学(1993)各1回。現在、東方学院講師、東洋大学大学院講師、高野山大学客員教授(通信制)「いずれも非常勤」、富山県南礪市利賀村「瞑想の郷」主任学芸員、チベット文化研究会副会長
  • 著者について

    田中 公明 (タナカ キミアキ)
    1955年、福岡県八幡市(現北九州市)生まれ。1979年、東京大学文学部卒。同大学大学院、文学部助手(文化交流)を経て、(財)東方研究会専任研究員。2014年、公益財団化にともない(公財)中村元東方研究所専任研究員となる。2008年、文学博士(東京大学)。ネパール(1988-1989)、英国オックスフォード大学留学(1993)各1回。現在、東方学院講師、東洋大学大学院講師、高野山大学客員教授(通信制)[いずれも非常勤]、富山県南砺市利賀村「瞑想の郷」主任学芸員、チベット文化研究会副会長。密教や曼荼羅、インド・チベット・ネパール仏教に関する著書・訳書(共著を含む)は60冊以上。論文は約130編。くわしくは個人ウェブサイトとYouTubeチャンネルを参照。
    ■田中公明ウェブサイト http://kimiakitanak.starfree.jp
    ■田中公明YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCG1K_3Zcs8JWYn7WDKXuVqQ/videos

インド密教史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:春秋社
著者名:田中 公明(著)
発行年月日:2022/10/30
ISBN-10:4393134583
ISBN-13:9784393134580
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:仏教
言語:日本語
ページ数:300ページ
縦:19cm
横:14cm
厚さ:2cm
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