公共宗教論から謎めいた他者論へ [単行本]
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公共宗教論から謎めいた他者論へ [単行本]

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出版社:春秋社
販売開始日: 2022/10/17
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公共宗教論から謎めいた他者論へ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    オウム真理教事件、東日本大震災を経て、問われる公共と宗教の問題。だが、その議論は宗教がどう公益に資するかの議論に終始しがちだった。精神分析、ポストコロニアル思想、フランス現代思想を経由することで、公共宗教論において抑圧された他者を回帰させる“他者性の宗教学”論集。
  • 目次

    序 章 批評行為とは何か――宗教概念論から公共宗教論、そして謎めいた他者論へ
     はじめに
     一 宗教概念論の始まり
     二 宗教概念あるいは宗教学の死
     三 宗教概念論の展開(1)――世俗主義批判と情動論
     四 宗教概念論の展開(2)――東アジア論
     五 宗教的主体化論
     六 他者論的転回

    第一章 公共宗教論――天皇・国民・賤民
     はじめに――「宗教概念あるいは宗教学の死」の後で
     一 公共性の禁忌
     二 他者なき他者
     三 剥き出しの生と公共性
     四 主体性論から主体化論へ
     五 神仏の声を聴く
     六 傷ついた宗教
     七 出没する幽霊たち
     八 「弱さ/弱者」と「強さ/強者」
     おわりに――「信仰」 宗教を信じ切るとは

    第二章 酒井直樹の翻訳論――謎めいた死者のまなざし、そしてざわめく声
     一 翻訳論としての「死者のざわめき」
     二 翻訳不能という事態
     三 主体化過程としての翻訳論
     四 謎めいた他者との転移論
     五 不均質な複数性の公共空間

    第三章 タラル・アサドの翻訳不能論――ポストコロニアル研究の遺産
     一 世俗主義による翻訳
     二 アサドの初期翻訳論――人類学批判として
     三 翻訳論におけるアサドの位置

    第四章 出雲神話論――祀られざる神の行方
     一 神話化する出雲と観光ブーム
     二 近代神道を支える国譲り神話
     三 鳥取県境港の水木しげるロードへ
     四 祭主たる天皇の身体

    第五章 村上春樹論――民主主義社会と隠された暴力
     一 戦後日本における暴力と民主主義
     二 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読む
     三 社会における排除と犠牲
     四 闇との共存の仕方
     おわりに――他者の声を聴くとは?

    あとがき 世代を超える学問――遺志の継承
    各論考情報一覧
  • 出版社からのコメント

    東日本大震災以来活発になった公共と宗教の議論に欠けている「謎めいた他者のまなざし」の問題を宗教学を批評することで抉り出す。
  • 内容紹介

    東日本大震災後の公共と宗教の議論が見落としたのは、天皇制のような公私を包摂する法外な「謎めいた他者」の主体への影響である。村上春樹やオウム以降の宗教学、戦後民主主義を批評することで、公共空間を考察する。著者の宗教学に関する最後の日本語論集。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    磯前 順一(イソマエ ジュンイチ)
    1961年茨城県生まれ。静岡大学人文学部日本史・考古学専攻卒業。東京大学大学院人文科学研究科宗教学専攻博士課程中退。文学博士(東京大学)。国際日本文化研究センター教授
  • 著者について

    磯前 順一 (イソマエ ジュンイチ)
    1961年、茨城県生まれ。静岡大学人文学部日本史・考古学専攻卒業。東京大学大学院人文科学研究科宗教学専攻博士課程中退。文学博士(東京大学)。国際日本文化研究センター教授。著書に『記紀神話と考古学』(角川学芸出版)、『近代日本の宗教言説とその系譜』(岩波書店)、『閾の思考』(法政大学出版局)、『死者のざわめき』(河出書房新社)、『昭和・平成精神史』(講談社)など。「シリーズ宗教と差別」全4巻(法藏館)を監修。

公共宗教論から謎めいた他者論へ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:春秋社
著者名:磯前 順一(著)
発行年月日:2022/10/20
ISBN-10:4393299531
ISBN-13:9784393299531
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:宗教
言語:日本語
ページ数:418ページ
縦:21cm
横:16cm
厚さ:3cm
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