領域を超えない民主主義―地方政治における競争と民意 [単行本]
    • 領域を超えない民主主義―地方政治における競争と民意 [単行本]

    • ¥3,520106 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
領域を超えない民主主義―地方政治における競争と民意 [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003628786

領域を超えない民主主義―地方政治における競争と民意 [単行本]

価格:¥3,520(税込)
ゴールドポイント:106 ゴールドポイント(3%還元)(¥106相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:東京大学
販売開始日: 2022/11/11
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

領域を超えない民主主義―地方政治における競争と民意 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    領域を超える課題になぜ対応できないのか。地方政府は広がる都市の問題を解決できるのか。住民投票は地方の究極の民主主義なのか。日本の地方政治が抱える構造的問題を抉り出し、解決の糸口まで示唆する。
  • 目次

    第1章 政治制度が生み出す分裂した意思決定
     1 領域と結びつく地方政府
     2 地方政府と領域を超える課題
      2.1 領域を超える課題にどのように対応するか
      2.2 集合行為アプローチ
      2.3 領域を超える協力はなぜ生まれるか
     3 領域への拘束をもたらす政治制度
      3.1 地方政府内の対立
      3.2 地方政府間の競争
      3.3 国と地方の関係
     4 政治制度の帰結
      4.1 地域的な政党政治の不在と分裂した意思決定
      4.2 限定的な連携と合併による解決の限界
     5 本書の議論と構成
      5.1 都市の中心をめぐる競争
      5.2 分裂した意思決定の中での住民投票

    第2章 都市の中心をめぐる垂直的な競争──県庁所在市の庁舎
     はじめに
     1 戦前の府県庁舎
      1.1 城郭と庁舎
      1.2 府県と都市の競争──大阪という特殊例
     2 県庁舎の位置づけの変化
      2.1 象徴としての県庁舎から高層ビルへ
      2.2 都市の中心から移転する県庁舎
     3 地方自治再編期の庁舎
      3.1 平成の大合併と市庁舎の移転
      3.2 広域の観点からの再編成
     得られた知見

    第3章 都市を縮小させる分裂した意思決定──2つの港湾都市
     はじめに
     1 港湾都市の発展と凋落
      1.1 函館港
      1.2 下関港
     2 変化への対応
      2.1 合併と港湾の地位低下
      2.2 都市政策の変遷
     3 人口減少という課題
      3.1 旧市街の空洞化
      3.2 空洞化への対応としての観光
     得られた知見

    第4章 大都市の一体性と分節──国際比較と日本
     はじめに
     1 大都市への注目とその比較
     2 地方政府による分節と大都市の成長
     3 大都市比較のためのデータ
     4 計量分析
      4.1 分析モデル
      4.2 結果の解釈
      4.3 頑健性の確認
     5 比較の中の日本の大都市
     得られた知見

    第5章 民意をどこに求めるか──住民投票と地方議会
     はじめに
     1 住民投票の類型化
     2 住民投票の目的
      2.1 拒否権としての住民投票
      2.2 住民投票による正統化
     3 地方議会と住民投票の受容
      3.1 民意をめぐる競争
      3.2 正統性に差異をもたらす要因
     4 分析
      4.1 調査の方法──ヴィネット実験
      4.2 サンプル全体の分析
      4.3 地方議会への正統性評価と住民投票
      4.4 争点ごとの違い
     得られた知見

    第6章 領域を再編する民意──平成の大合併
     はじめに
     1 平成の大合併における住民投票の位置づけ
      1.1 財政的な不利と地方議員の反対
      1.2 多様な住民投票
     2 住民投票の分析
      2.1 イニシアティブとレファレンダム
      2.2 合併協議会設立の住民投票
      2.3 条例による住民投票──賛否を問う住民投票
      2.4 条例による住民投票──枠組みを問う住民投票
     得られた知見

    第7章 大都市における分裂した意思決定と民意──2010年代の大阪
     はじめに
     1 大阪都構想の展開
      1.1 領域の再編成
      1.2 大阪市分割への傾斜
     2 住民投票への過程
      2.1 大阪都構想の提案
      2.2 大阪維新の会の成立と存続
      2.3 国政への働きかけと大都市地域特別区設置法
      2.4 大阪市議会の反対と公明党への脅し
     3 静かな制度変化
      3.1 対立軸の明確化と政党の組織化
      3.2 同日選挙
      3.3 定数削減と区割りの変更
     4 住民投票というハードル
     得られた知見

    終 章 分裂した意思決定の克服に向けて
     本書は何を明らかにしたか
     都市政治の再構築
  • 内容紹介

    地方政府は広がる都市の問題を解決できるのか。住民投票は地方の究極の民主主義なのか。日本の地方政治が抱える構造的問題を抉り出し、解決の糸口まで示唆する。サントリー学芸賞・大佛次郎論壇賞を受賞した注目の研究者による鋭利な地方政治論。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    砂原 庸介(スナハラ ヨウスケ)
    1978年大阪に生まれる。2006年東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得退学。現在、神戸大学大学院法学研究科教授。博士(学術)
  • 著者について

    砂原 庸介 (スナハラ ヨウスケ)
    神戸大学大学院法学研究科教授

領域を超えない民主主義―地方政治における競争と民意 の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:砂原 庸介(著)
発行年月日:2022/11/09
ISBN-10:413030187X
ISBN-13:9784130301879
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:237ページ
縦:19cm
他の東京大学の書籍を探す

    東京大学 領域を超えない民主主義―地方政治における競争と民意 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!