花びらとその他の不穏な物語 [単行本]
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花びらとその他の不穏な物語 [単行本]

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出版社:現代書館
販売開始日: 2022/12/08
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花びらとその他の不穏な物語 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    まぶたに魅了されたカメラマン(「眼瞼下垂」)、夜、むかいの集合住宅に住む元恋人を見つめる女性(「ブラインド越しに」)、植物園に通い、自分はサボテンであり、妻はつる植物だと気づく男性(「盆栽」)、小さな島で“ほんものの孤独”を探す十代の少女(「桟橋の向こう側」)、トイレに残った香りの主を探す若者(「花びら」)、似た者同士の恋人とこじれた関係に陥る女性(「ベゾアール石」)。パリ、東京、メキシコシティ、ヨーロッパの架空都市を舞台に、ひと癖持ち合わせた登場人物たちが大いに躍動する。メキシコの実力派作家グアダルーペ・ネッテルの世界観全開の6篇の珠玉の短編小説集。
  • 目次

    眼瞼下垂
    ブラインド越しに
    盆栽
    桟橋の向こう側
    花びら
    ベゾアール石
    訳者あとがき
  • 内容紹介

    「すべての人間はモンスターであり、人間を美しくしているのは、私たちのモンスター性、他人の目から隠そうとしている部分なのです」(グアダルーペ・ネッテル)
    現代メキシコを代表する作家グアダルーペ・ネッテルの世界観全開の短編小説集。
    まぶたの整形手術の術前・術後の写真撮影を仕事とする、まぶたに執着せずにいられない男(「眼瞼下垂」)。ほんのわずかなブラインドの隙間から通りを隔てた向こうに住む男性を覗き見ては妄想にふけることをやめられない女(「ブラインド越しに」)。自分をサボテンに同化させたうえに妻をつる植物に見立て、家庭崩壊に突き進む男(「盆栽」)。〈ほんものの孤独〉を探し求め、離島で一夏を過ごす少女(「桟橋の向こう側」)。女性トイレに「痕跡」を発見し、その主を探し求める男(「花びら」)。髪を抜く癖に取り憑かれ生活も精神も崩壊し、出口の見えない状態で病院で療養している女の手記(「ベゾアール石」)。
    作品の舞台は、パリ、メキシコシティ、東京、ヨーロッパの架空都市。
    他人には言えない習慣、強烈なる思い込み、密かな愉しみ、奇妙な癖を手放せない、あまりに個性的な人物が躍動します。
    『赤い魚の夫婦』(2021年刊行)で一躍注目を集めたグアダルーペ・ネッテル。本作でも確かな筆致で読者を作品世界に引きずりこみます。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ネッテル,グアダルーペ(ネッテル,グアダルーペ/Nettel,Guadalupe)
    1973年メキシコシティ生まれの、現代メキシコを代表する女性作家。2006年に小説『宿主(El hu´esped)』が、スペインのアナグラマ社主催のエラルデ小説賞の最終候補になり、翌2007年にはヘイ・フェスティバルとボゴタ市が選ぶ“ボゴタ39”、39歳以下の期待のラテンアメリカ作家39人に選出される。2013年に『赤い魚の夫婦』でリベラ・デル・ドゥエロ国際短編小説賞を、2014年に小説『冬のあとで(Depu´es del invierno)』でエラルデル・ドゥエロ国際短篇小説賞を受賞2017年よりメキシコ国立自治大学発行の「メキシコ大学雑誌(Revista de la universidad de M´exico)の編集長を務める

    宇野 和美(ウノ カズミ)
    東京外国語大学スペイン語学科卒業。出版社勤務を経てスペイン語翻訳に携わる。東京外国語大学講師
  • 著者について

    グアダルーペ・ネッテル (グアダルーペネッテル)
    Guadalupe Nettel
     1973年、メキシコ生まれの作家。メキシコとフランスを行き来して育つ。フェミニズムとジェンダーをテーマとした創作に取り組み、2008年にアンナ・ゼーガース賞受賞、ラテンアメリカ文学のこれからを担う39人のうちのひとりにも選ばれるなど、早くから期待を受ける。
     2013年に第三回リベラ・デル・ドゥエロ国際短編小説賞(本作)、2014年にはエラルデ文学賞を受賞するなど国際的に高い評価を受け、海外では毎年のように「今年のベスト10」に取り上げられる。
     初邦訳『赤い魚の夫婦』(2021年8月刊)が、2022年第八回日本翻訳大賞最終選考作品に。

    宇野和美 (ウノカズミ)
    東京外国語大学スペイン語科卒。出版社勤務を経てスペーン語圏の本の翻訳に携わる。バルセロナ自治大学大学院修士課程修了。
    訳書『ちっちゃいさん』(講談社)、『きらめく共和国』(東京創元社)、『見知らぬ友』(福音館書店)など多数。
    『赤い魚の夫婦』が、第八回日本翻訳大賞最終選考作品に。

花びらとその他の不穏な物語 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:現代書館
著者名:グアダルーペ ネッテル(著)/宇野 和美(訳)
発行年月日:2022/12/15
ISBN-10:4768459315
ISBN-13:9784768459317
判型:B6
発売社名:現代書館
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学小説
言語:日本語
ページ数:144ページ
縦:19cm
その他: 原書名: P´ETALOS Y OTRAS HISTORIAS INC´OMODAS〈Nettel,Guadalupe〉
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