運動しても痩せないのはなぜか―代謝の最新科学が示す「それでも運動すべき理由」 [単行本]
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運動しても痩せないのはなぜか―代謝の最新科学が示す「それでも運動すべき理由」 [単行本]
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運動しても痩せないのはなぜか―代謝の最新科学が示す「それでも運動すべき理由」 [単行本]

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販売開始日: 2022/10/17
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運動しても痩せないのはなぜか―代謝の最新科学が示す「それでも運動すべき理由」 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    カロリー消費を正確に測る新しい技術のおかげで、近年、代謝科学の常識が覆った。「1日の総消費カロリーは運動しても増えない」ということが明らかになったのだ。つまり、運動したところで、それだけで痩せることはない―。しかし、だからといって、運動なんか意味がないということには決してならない。逆に、運動しても1日の総消費カロリーが増えないからこそ、運動は必ずしなければならないものだということがわかるのだ。運動しなくても、1日の消費カロリーは減らないのだから、余ったカロリーは別のことに使われているはずだ。これが体に良くないことを引き起こす。余ったカロリーの使い道として、もっとも身体に悪いと思われるのが「炎症」である。本来であれば必要のないところで、余ったカロリーは炎症を起こす。これがアレルギーや関節炎、動脈疾患のほか、さまざまな「現代病」の原因と考えられるのだ―。先進国の都会人から、サバンナに暮らす狩猟採集民、さらにはチンパンジーやオランウータンなどの類人猿まで、数多くの対象カロリー消費を測定してきた進化人類学者が、ダイエット論争と人類進化というまったく違う領域の謎に、常識を覆す答えを提示する。
  • 目次

    第1章 ヒトと類人猿の代謝の定説が覆った
    ◇ライオンから奪ってでも、食料を手に入れる
    ◇カロリーに関する一般的な理解はまちがいだらけ
    ◇ヒトは哺乳類の中で特別に成長と老化が遅い
    ◇類人猿を対象とする実験が非常に困難な理由
    ◇オランウータンの消費カロリーは非常に少なかった
    ◇霊長類の代謝の速さは他の哺乳類の半分にすぎない
    ◇ヒトだけが飛び抜けて他の霊長類より代謝が速い
    ◇狩猟採集民と先進国の人では代謝はどう違うのか

    第2章 代謝とはいったい何か
    ◇知っているつもりで、実は説明できないこと
    ◇わかりやすくいうと代謝とは何か
    ◇「あなたはあなたの食べたものでできている」
    ◇昼食に食べたピザは体の中でどうなるか
    ◇カロリーの燃焼とはATPをつくることである
    ◇脂肪の燃焼と糖質制限ダイエット
    ◇植物が大量絶滅の原因となったことがある
    ◇ミトコンドリアを味方にして酸素が利用可能に
    ◇基礎はわかった。で、運動すれば痩せるの?

    第3章 カロリー消費量研究に起きた革命
    ◇カロリー消費量測定が重要な研究課題である理由
    ◇消費カロリーの測定はどのようにされてきたか
    ◇「歩く」「走る」「泳ぐ」のにかかるエネルギー
    ◇安静時の体0のエネルギー消費はどれくらいか
    ◇BMRを超える基本的身体機能のエネルギー消費
    ◇エネルギーを効率よく使い子孫を多く残すゲーム
    ◇動物の寿命は代謝率で決まるのか
    ◇一般的な総カロリー消費量推定法はまちがっている
    ◇二重標識水法で正確な総カロリー消費量を測定
    ◇ヒトの代謝の科学の新時代が始まった

    第4章 親切で、適応性に富み、太ったサル
    ◇トレッドミルと代謝から離れて、発掘へ
    ◇180万年前の人類化石がユーラシア大陸に
    ◇ユーラシアにやってきた侵入種・ホミニン
    ◇初期人類は利己的で怠け者のベジタリアン
    ◇ヒトは分け合うことで大成功をおさめた
    ◇「分け合い」がヒトの代謝革命を起こした
    ◇「分け合い」と「代謝向上」のマイナス面

    第5章 運動しても痩せないのはなぜか
    ◇ハッザ族の驚くほどの回復力と適応性
    ◇ハッザ族は厳しい環境で重労働をしている
    ◇ハッザ族のエネルギー消費は先進国の人と同じ
    ◇制限的日次カロリー消費モデルで考えると……
    ◇運動しても痩せないのはなぜか
    ◇ダイエット番組参加者を追跡調査した研究結果
    ◇脳は厳格にエネルギーの収支を監視している
    ◇肥満の原因を代謝が低いせいと考えるのは誤り
    ◇私たちの研究への反響は予想外に大きかった

    第6章 ダイエット論争にデータを突きつける
    ◇人類は300万年前から炭水化物を食べてきた
    ◇過熱するダイエット論争と最新の科学的知見
    ◇「スーパーフード」には多くの場合、根拠はない
    ◇脂質悪玉説と糖質悪玉説、論争の真実
    ◇ケトン食などの食事法はなぜ成功するのか
    ◇肥満のわなに陥らないためにはどうすればよいか
    ◇実際の狩猟採集民の食生活はどのようなものか

    第7章 ヒトの体は運動を必要としている
    ◇運動しないチンパンジー、運動が必要なヒト
    ◇運動した方がいい理由はたくさんある
    ◇運動に使われなかったカロリーの行き先
    ◇過剰な運動で性ホルモンの分泌が低下する理由
    ◇体にいい運動の量はどれくらいか
    ◇運動で減量はできないが体重維持に運動は必須
    ◇「運動しても痩せない」は〝不都合な真実〟か

    第8章 ヒトの持久力の限界はどこにあるか
    ◇超過酷な持久競技選手のカロリー収支
    ◇持久力の限界を決めるのは何か
    ◇何日、何週間、何カ月にも及ぶ持久走での実験
    ◇人間の持久力の限界を示すグラフ
    ◇代謝の限界を決めるのは消化管だった
    ◇妊娠と出産も代謝の限界に支配される
    ◇マイケル・フェルプスは何がすごいのか
    ◇エネルギー消費の上限を押し広げる進化の末路

    第9章 エネルギー消費とヒトの過去・現在・未来
    ◇現代人のとんでもないエネルギー消費量
    ◇道具による筋力の有効活用から火の利用へ
    ◇技術が進むにつれ食料獲得が容易になった
    ◇1人当たりの消費エネルギーがゾウ並みに
    ◇「人間動物園」を望ましいものに改造せよ
    ◇数年ぶりに訪れたハッザのキャンプで見たもの

    謝辞
    原注
  • 内容紹介

    1日の総消費カロリーは、
    運動しても増えていなかった!

    人類進化と代謝の最新研究が、長年のダイエット論争に決定的データを突きつける。

    カロリー消費を正確に測る新しい技術のおかげで、近年、代謝科学の常識が覆った。
    「1日の総消費カロリーは運動しても増えない」ということが明らかになったのだ。
    つまり、運動したところで、それだけで痩せることはない――。

    しかし、だからといって、運動なんか意味がないということには決してならない。
    逆に、運動しても1日の総消費カロリーが増えないからこそ、
    運動は必ずしなければならないものだということがわかるのだ。

    運動しなくても、1日の消費カロリーは減らないのだから、余ったカロリーは
    別のことに使われているはずだ。これが体に良くないことを引き起こす。
    余ったカロリーの使い道として、もっとも身体に悪いと思われるのが「炎症」である。
    本来であれば必要のないところで、余ったカロリーは炎症を起こす。
    これがアレルギーや関節炎、動脈疾患のほか、さまざまな「現代病」の原因と考えられるのだ――。

    先進国の都会人から、サバンナに暮らす狩猟採集民、さらにはチンパンジーやオランウータンなどの
    類人猿まで、数多くの対象のカロリー消費を測定してきた進化人類学者が、
    ダイエット論争と人類進化というまったく違う領域の謎に、常識を覆す答えを提示する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ポンツァー,ハーマン(ポンツァー,ハーマン/Pontzer,Herman)
    デューク大学人類進化学准教授、デューク・グローバルヘルス研究所グローバルヘルス准教授。人間のエネルギー代謝学と進化に関する研究者として国際的に知られている。タンザニアの狩猟採集民ハッザ族を対象としたフィールドワークや、ウガンダの熱帯雨林でのチンパンジーの生態に関するフィールドワークのほか、世界中の動物園や保護区での類人猿の代謝測定など、さまざまな環境において画期的な研究を行っている。その研究は、ニューヨークタイムズ紙、BBC、ワシントンポスト紙などで取り上げられている

    小巻 靖子(コマキ ヤスコ)
    大阪外国語大学(現、大阪大学外国語学部)英語科卒業
  • 著者について

    ハーマン・ポンツァー (ハーマン ポンツァー)
    ハーマン・ポンツァー
    デューク大学人類進化学准教授、デューク・グローバルヘルス研究所グローバルヘルス准教授。人間のエネルギー代謝学と進化に関する研究者として国際的に知られている。タンザニアの狩猟採集民ハッザ族を対象としたフィールドワークや、ウガンダの熱帯雨林でのチンパンジーの生態に関するフィールドワークのほか、世界中の動物園や保護区での類人猿の代謝測定など、さまざまな環境において画期的な研究を行っている。その研究は、ニューヨークタイムズ紙、BBC、ワシントンポスト紙などで取り上げられている。

    小巻 靖子 (コマキ ヤスコ)
    小巻 靖子
    大阪外国語大学(現、大阪大学外国語学部)英語科卒業。訳書に『移民の世界史』『サブスクリプション・マーケティング』『ティム・ウォーカー写真集 SHOOT FOR THE MOON』など多数。

運動しても痩せないのはなぜか―代謝の最新科学が示す「それでも運動すべき理由」 の商品スペック

商品仕様
出版社名:草思社
著者名:ハーマン ポンツァー(著)/小巻 靖子(訳)
発行年月日:2022/10/21
ISBN-10:4794226020
ISBN-13:9784794226020
判型:B6
発売社名:草思社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:385ページ
縦:19cm
その他: 原書名: Burn:New Research Blows the Lid Off How We Really Burn Calories,Lose Weight,and Stay Healthy〈Pontzer,Herman〉
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