地域文脈デザイン―まちの過去・現在・未来をつなぐ思考と方法 [単行本]
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地域文脈デザイン―まちの過去・現在・未来をつなぐ思考と方法 [単行本]

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出版社:鹿島出版会
販売開始日: 2022/11/15
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地域文脈デザイン―まちの過去・現在・未来をつなぐ思考と方法 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    地形や空間が改変され、社会さえも更新される事態において、いかにして「地域文脈」は継承されうるか。「環境から読みとるもの」から「環境をデザインしていくもの」へ。過去と未来をいかに紡ぎ合わせるか。地域文脈の読解とデザインを体系的に考える。
  • 目次

    序文
    はじめに
    第一部 地域文脈論の系譜
     1章 地域文脈論の3つの波
     2章 建築集合――建築家・建築史家による地域文脈論
     3章 都市空間――都市計画家による地域文脈論
     4章 自然生態――ランドスケープアーキテクトによる地域文脈論

    第二部 読解のデザイン
     1章 地域文脈を「読み解く」とはどういうことか
     2章 地域文脈をとりまく社会情勢の変化
     3章 空間組織から社会組織へ
     4章 社会組織の変貌
     5章 第3波における地域文脈「読解」の課題と定着への足がかり
    カタログ
    カタログの位置づけ
    新たな読み解き1――区画整理という制度
     1 区画整理の変質に現れる地域文脈――帝都復興土地区画整理事業
     2 文脈を縫合する歴史的視点による区画整理の読解――東京戦災復興区画整理事業
    新たな読み解き2――建築から集落・都市・地域のスケールへ
     3 建築履歴から読み解く都市の地域文脈――松江の官庁街
     4 動態的ティポロジア――台湾から
     5 生業の転換と空間の適応――佐渡市宿根木集落
     6 スペースシンタックス分析で読み解くパサージュ形成の文脈――プラハの都市空間
     7 自然環境の構造から読み解く郊外住宅地開発――千里ニュータウン
    新たな読み解き3――読み解く主体
     8 都市計画と土地の履歴から読み解く初期再開発街区――藤沢391街区
     9 暮らしの記憶と歴史的町並み――水郷佐原
    新たな読み解き4――災害復興
     10 市街地復興の「基準線」としての地域文脈――スコピエ復興
     11 リセットされた集落空間と持続する社会組織――ジャワ島中部地震被災集落の復興過程
     12 三陸の漁村と反復する津波

    第三部 定着のデザインーー読解からの実践
     1章 地域文脈の「定着」とはどういうことか?
     2章 グローバル資本主義下における地域文脈の定着のデザイン
     3章 縮退社会における定着のデザイン
     4章 災害・復興における定着のデザイン
     5章 定着のデザインが示す可能性と課題
    カタログ
    カタログの位置づけ
    農村における災害後の定着のデザイン
     1 災害後の生活文化と社会組織の創造的復旧――新潟県中越地震・山古志村
    地方中小都市における定着のデザイン〉
     2 都市再生事業による空間組織の保全活用と社会経済の転換――イタリア・ウルビノ
     3 地域文脈の読解と定着の専門職能の教育と実践――近江環人地域再生学座
    郊外住宅地・ニュータウンにおける定着のデザイン
     4 道と緑の改善による社会空間構造の再構築――豊中市・スロープ公園
     5 地域の記憶を継承するグリーンマトリックスシステム――港北ニュータウンの近隣住区論
     6 せせらぎと農地とグリーンマトリックスシステムの接続――港北ニュータウンのグリーンインフラ(緑地系統)
    大都市圏・都心部における定着のデザイン
     7 地域主導の創造的な地域文脈の継承――銀座デザインルール
     8 都心開発地区と景観まちづくり――汐留シオサイト

    第四部 再び、フィールドでの模索と展望
     1章 地域文脈デザインのチャレンジ――都市の現在的課題のフィールドで考える
     2章 神宮外苑の地域文脈――フレームを問い直し、フリンジを再検討する
     3章 筑波研究学園都市――地域文脈の解体と醸成
     4章 福島原発被災地――破断と再編
    あとがき
  • 内容紹介

    地形や空間が改変され、社会も更新される事態において、いかにして地域文脈は継承されうるか。
    地域文脈の読解とデザインを考える。

    「新たな生業・社会・場所をいかにして導入し『地域文脈』の再生や創造に向けて駆動させることができるのか。地域の人々がいかにしてまちづくりの創造と進化を問うための高度な議論の仕組みを構築することができるのか、そもそも「地域文脈」の読解と定着ができる人材をいかにして育成するのか。」――本文より
  • 著者について

    青井哲人 (アオイ アキヒト)
    青井哲人 あおい・あきひと
    1970年生まれ。明治大学理工学部教授。博士(工学)。専門は建築史・建築論。単著=『彰化一九〇六』、『植民地神社と帝国日本』。共著=『津波のあいだ、生きられた村』、『明治神宮以前・以後』、『世界建築史15講』、『日本都市史・建築史事典』、『近代日本の空間編成史』ほか多数。

    鵜飼 修 (ウカイ オサム)
    鵜飼 修 うかい おさむ
    滋賀県立大学地域共生センター教授。1969年東京生まれ。大手ゼネコンに12年半勤務後大学教員に転身。地域診断法とコミュニティビジネスのノウハウを活かしたまちづくり活動の創発・経営や、建築士の知見・技術を活かした古民家リノベーションを各地で実践。一級建築士、技術士(都市及び地方計画)、博士(学術)。

    木多道宏 (キタ ミチヒコ)
    木多道宏 きた・みちひこ
    大阪大学大学院工学研究科教授

    窪田亜矢 (クボタ アヤ)
    窪田亜矢 くぼた あや
    1968年東京生まれ。東京大学工学部都市工学科、同大学院都市工学専攻修了(博士(工学))。(株)アルテップにて都市設計実務に従事、工学院大学講師・准教授、東京大学准教授・特任教授等を経て、2021年より東京大学生産技術研究所・特任研究員。東日本大震災以後は、大槌町や福島県南相馬市小高区の現場に関わってきた。

    篠沢健太 (シノザワ ケンタ)
    篠沢健太 しのざわ・けんた
    1967年生まれ。工学院大学建築学部教授。博士(農学) 。RLA登録ランドスケープアーキテクト。専門は生態学を基礎としたランドスケーププランニング、デザイン。共著=『復興の風景像』『団地図解』『図解パブリックスペースのつくり方』ほか。国営高田松原津波復興祈念公園や「福島アトラス」などで活動中。

    清野 隆 (セイノ タカシ)
    清野 隆 せいの・たかし
    國學院大學研究開発推進機構准教授。一般財団法人エコロジカル・デモクラシー財団理事。
    1978年山梨県生まれ。東京工業大学大学院社会工学研究科社会工学専攻修了。博士(工学)。共著書に『住み継がれる集落をつくる』(学芸出版社、2017)、『はじめてのまちづくり学』(学芸出版社、2021)。

    田中 傑 (タナカ マサル)
    田中 傑 たなか・まさる
    1996年、慶應義塾大学経済学部経済学科卒業、1998年、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程修了、2003年、同博士課程単位取得退学、2004年、博士(工学)。その後、ソウル大学校、東京大学、芝浦工業大学、東京理科大学、京都大学の各機関に所属、2016年、京都大学を退職。

    土田 寛 (ツチダ ヒロシ)
    土田 寛 つちだ・ひろし
    東京電機大学教授/アーバンデザインスタジオLLC代表 博士(工学) 1961年生まれ。㈱都市環境研究所(土田旭氏に師事)を経て、東京電機大学大学院博士後期課程修了。東京電機大学准教授を経て2012年より現職。実務に汐留シオサイト、M大学基本計画、NI大学キャンパス計画など都市デザインの構想・計画から景観設計など
    著書に「まちのようにキャンパスをつくりキャンパスのようにまちをつかうー大学キャンパス再生のデザイン」(共著、日本建築学会/丸善出版)

    中島 伸 (ナカジマ シン)
    中島 伸 なかじま・しん
    1980年東京都生まれ。東京都市大学都市生活学部・大学院環境情報学研究科准教授、都市デザイナー。2013年東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修了、博士(工学)、専門:都市デザイン、都市計画史、公民学連携のまちづくり。著書:『時間の中のまちづくり 歴史的な環境の意味を問い直す』(鹿島出版会・2015)ほか

    中島直人 (ナカジマ ナオト)
    東京大学大学院・准教授/1976年東京都生まれ。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院修士課程修了。博士(工学)。東京大学大学院助手、助教、慶應義塾大学専任講師、准教授を経て、2015年4月より現職。専門は都市計画。主な著作に『都市計画の思想と場所 日本近現代都市計画史ノート』、『アーバニスト 魅力ある都市の創生者たち』など。

    中野茂夫 (ナカノ シゲオ)
    中野茂夫 なかの・しげお
    筑波大学大学院社会工学研究科修了、博士(都市・地域計画)。現在、大阪公立大学大学院生活科学研究科教授。主著書に『企業城下町の都市計画』(筑波大学出版会、2009)、『モデル・コミュニティ』(西山夘三記念すまい・まちづくり文庫、2021)。日本都市計画学会論文奨励賞、都市住宅学会業績賞、日本建築学会学会賞(論文)ほか。

    野澤 康 (ノザワ ヤスシ)
    野澤 康 のざわ・やすし
    工学院大学建築学部まちづくり学科教授。博士(工学)、技術士(建設部門)。
    1964年生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程修了。
    東京大学助手、工学院大学工学部助教授などを経て、2011年より現職。
    著書に、『まちの見方・調べ方-地域づくりのための調査法入門』(共著、朝倉書店)、『建築系のためのまちづくり入門』(共著、学芸出版社)など。

    山口秀文 (ヤマグチ ヒデフミ)
    山口秀文 やまぐち・ひでふみ
    神戸大学大学院工学研究科助教/地域計画・都市計画
    1974年生まれ。1996年神戸大学工学部建設学科(建築系)卒業、1998年同大学院自然科学研究科博士課程前期課程修了。博士(工学)。

地域文脈デザイン―まちの過去・現在・未来をつなぐ思考と方法 の商品スペック

商品仕様
出版社名:鹿島出版会
著者名:日本建築学会(編)
発行年月日:2022/11/25
ISBN-10:4306073629
ISBN-13:9784306073623
判型:A5
発売社名:鹿島出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:建築
言語:日本語
ページ数:286ページ
縦:21cm
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