茶の湯の表具 千家十職・奥村吉兵衛の仕事 [単行本]

茶の湯の表具 千家十職・奥村吉兵衛の仕事 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  茶の湯の美意識と歴史に育まれて来た掛軸（茶掛）や風炉先屏風や紙釜敷などの紙の工芸、さらには襖、障子や腰張まで、千家十職の表具師・奥村吉兵衛の仕事とその作品を通して、茶の湯にかかわる表具の技と美の世界を解説します。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  序章　表具師・奥村吉兵衛―日々の仕事
  １章　茶掛―その様式と美（茶掛のいろいろ；茶掛の特徴　ほか）
  ２章　茶の湯に関わる表具と紙の仕事（風炉先屏風；紙釜敷　ほか）
  ３章　茶掛・風炉先屏風の製作工程（茶掛が出来るまで；風炉先屏風が出来るまで　ほか）
  ４章　表具の歴史と奥村家（日本の表具　その歴史と伝統；奥村家の歴代）
  資料　『千家御好表具并諸色寸法控』にみる三千家の表具

• 出版社からのコメント

  千家十職の表具師・奥村吉兵衛の仕事を通して、茶の湯にかかわる表具の特徴と美意識、伝承される技術について解説。

• 内容紹介

  〈茶の湯の掛物と紙の工芸、その美と技の世界〉
  〈長年にわたり磨き上げられ、育まれた技、茶の湯ならではの美意識〉
  京都で十三代にわたり継承される千家十職の表具師・奥村吉兵衛の仕事を通して、茶の湯にかかわる表具の特徴と、伝承される技術について解説します。茶の湯の掛物（茶掛け）は通常の掛軸とは異なる約束や美意識が歴史とともに育まれて来ました。
  また奥村家の仕事は風炉先屏風や紙釜敷、さらには襖、障子や腰張など茶の湯の紙の工芸全般にわたっています。これら表具師・奥村家の技と美を伝える一冊です。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  奥村 吉兵衛(オクムラ キチベエ)
  １９７０年、十二代吉兵衛の子として京都市に生まれる。大学中退後に家業に入り、２０１４年より御家元に出仕。２０１６年に十三代を襲名して現在に至る
  
  三村 博史(ミムラ ヒロシ)
  写真家。１９５５年、京都市に生まれる。地元和装業界紙を経て、１９９４年からフリーランスとして活動

茶の湯の表具 千家十職・奥村吉兵衛の仕事 [単行本] の商品スペック