ライプニッツと西田幾多郎―分析知と直観知の両立を求めて [単行本]
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ライプニッツと西田幾多郎―分析知と直観知の両立を求めて [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2022/10/06
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ライプニッツと西田幾多郎―分析知と直観知の両立を求めて の 商品概要

  • 目次

     まえがき

    第1部 分析知と直観知

    第1章 分析知と直観知
     1 ベルクソンによる「分析知と直観知」の定義
     2 群盲象を撫でる
     3 分析知と直観知
     4 マニュアル知と脱マニュアル知
     5 西洋知と東洋知
     6 科学的な知と非科学的な知

    第2章 アインシュタインの発見法
     1 帰納と演繹
     2 アインシュタインの発見法
     3 大陸移動説

    第3章 3つの直観知
     その1 脱マニュアルの直観知
     その2 いわゆる直観知
     その3 ライプニッツのいう直観知

    第2部 ライプニッツと西洋知

    序章 カッシーラーのシンボルの哲学
     1 シンボル的形成体
     2 シンボル現象の諸相

    第1章 ライプニッツの認識理論
     1 「認識、真理、観念についての省察」における認識理論
     2 定義
     3 『形而上学叙説』における認識理論
     4 『人間知性新論』における認識理論

    第2章 プラトンからライプニッツを経て人工知能へ
     1 プラトン
     2 デカルト
     3 マルブランシュ
     4 アルノー
     5 ライプニッツ
     6 公理的思考の起源としてのユークリッド幾何学とヒルベルトによるその完成
     7 ヒルベルトとブルバキとライプニッツ
     8 内的矛盾を含まない無限集合論
     9 ラッセルのパラドックス
     10 ラッセルの階型理論
     11 ブラウワーとヒルベルト
     12 ゲーデルとチューリング
     13 ディープラーニングと人工知能

    第3章 ライプニッツの形而上学
     1 モナドとは何か
     2 上位モナドと下位モナド
     3 モナドロジーと複雑系科学
     4 モナドと身体
     5 植物と動物と人間と神のモナド
     6 窓をもたないモナド

    補章 ライプニッツと西田をつなぐもの――リップマンの『世論』
     1 ライプニッツと西田をつなぐもの
     2 リップマンの『世論』

    第3部 西田幾多郎と東洋知

    序章 西洋知と東洋知の違い
     1 西洋知と東洋知の違い
     2 鈴木大拙による「さとり」の表現
     3 八木誠一の宗教的経験

    第1章 原始仏教――「無執着」の教え(=空)
     1 釈迦の時代の知の枠組が見せていた現実
     2 釈迦がさとりによって見たもの
     3 縁起
     4 五蘊
     5 「流動の存在論」と「常住不変の仮名」
     6 四聖諦

    第2章 大乗仏教――無執着への無執着(=空の空)
     1 出家者の仏教と在家者の仏教
     2 『般若経』
     3 般若波羅蜜
     4 菩薩
     5 空
     6 空の空
     7 筏の比喩
     8 般若波羅蜜は般若波羅蜜ではないからこそ般若波羅蜜である
     9 蓮の花と医者

    第3章 鈴木大拙の「即非の論理」
     1 即非の論理
     2 『日本的霊性』
     3 大拙の文明論

    第4章 西田幾多郎の「矛盾的自己同一」
     1 『善の研究』――西田哲学の原点
     2 『働くものから見るものへ(後編)』――「場所」の思想の成立
     3 『一般者の自覚的体系』――三層の場所の体系
     4 『無の自覚的限定』――絶対無の自己限定による有の生成
     5 『哲学の根本問題』――個物的限定と場所的限定
     6 『哲学論文集第一第二』――矛盾的自己同一
     7 『哲学論文集第三第四第五』――西田とライプニッツ
     8 『哲学論文集第六第七』――西田の宗教哲学と平常底

    第5章 井筒俊彦の「有と無の二重写し」
     1 「山は山ではないから山である」
     2 分節と無分節
     3 有と無
     4 自性と無自性
     5 「漢字が無意味化する」という経験
     6 「山という漢字」における「有Ⅰ・無・有Ⅱ」
     7 「あの山」における「有Ⅰ・無・有Ⅱ」
     8 応無処住而生其心
     9 井筒と西田と大拙と般若経

     あとがき
     謝辞
     邦語文献表
     外国語文献表
  • 内容紹介

    ライプニッツの哲学を分析知=西洋的な知の、西田幾多郎の哲学を直観知=東洋的な知の典型とみなし、カッシーラーや鈴木大拙、井筒俊彦らの思想を援用しつつ、それらの知の違いを解き明かすとともに、現代文明の諸課題に対処すべく、その両立を模索する試み。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大西 光弘(オオニシ ミツヒロ)
    1958年奈良県下に生まれる。現在、立命館大学非常勤講師(哲学とドイツ語)
  • 著者について

    大西 光弘 (オオニシ ミツヒロ)
    1958年 奈良県下に生まれる
    1981年 立命館大学文学部哲学科卒業
    1989年 立命館大学大学院文学研究科博士課程満期退学
    現在 立命館大学非常勤講師(哲学とドイツ語)

    哲学関係
    共著 『我心深き底あり』(晃洋書房,2005)
       『「統合学」へのすすめ』(晃洋書房,2007)
    訳書 (レナート・クリスティン/酒井潔編著)『現象学とライプニッツ』(晃洋書房,2008)

    ドイツ語関係
    著書 『ドイツ語読解教室――「魔王」「第九」から「ドイツ国歌」まで全8曲を解説』(白水社,2021)

ライプニッツと西田幾多郎―分析知と直観知の両立を求めて の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:大西 光弘(著)
発行年月日:2022/09/26
ISBN-10:4750354759
ISBN-13:9784750354750
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:368ページ
縦:21cm
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