危機の時代と田辺哲学―田辺元没後60周年記念論集 [単行本]
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危機の時代と田辺哲学―田辺元没後60周年記念論集 [単行本]

廖 欽彬(編著)河合 一樹(編著)
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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2022/11/30
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危機の時代と田辺哲学―田辺元没後60周年記念論集 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    20世紀日本を代表する京都学派の哲学者・田辺元。大戦間期にフッサールやハイデガーと交流し、“種の論理”をはじめ当時世界最先端の哲学を展開した思想家の可能性と限界とは何か?コロナ禍の危機のなかで開かれた田辺元記念哲学会・求真会主催の記念シンポジウムをもとに、気鋭の執筆者らが世界哲学的な観点から田辺哲学の今日的意味に迫る。本邦初訳「フッサールから田辺宛の書簡」も収録。
  • 目次

    まえがき 田辺哲学を開く 【廖欽彬】

    第Ⅰ部 座談会+総合討議 田辺哲学の現代的意義──コロナ時代に向けて

    《座談会》 司会:秋富克哉
     提題:板橋勇仁  同一性の統御を超えて──種の論理の弁証法のいま
     出口康夫  初めからの「実存協同」へ
     上原麻有子 取り残されたる「我と汝」の問題
     張政遠  コロナ禍のなかで「危機の哲学か哲学の危機か」を読む
     廖欽彬  「体制なき体制」の思考

    《総合討議》 コメント:小林敏明  司会:直江清隆

    第Ⅱ部 田辺哲学研究の現段階

    藤田正勝 田辺元の「死の哲学」

    嶺 秀樹 田辺の後期哲学における歴史主義──行為的直観批判を手がかりとして

    田口 茂 田辺元の「媒介」概念とそのポテンシャル

    朝倉友海 田辺哲学における存在と数理の連関

    浦井 聡  倫理と論理──「種の論理」における合理化の構造と意義

    第Ⅲ部 世界哲学に開かれた田辺哲学

    納富信留 田辺元とギリシア哲学──プラトン弁証法としての「種の論理」

    牧野英二 田辺とディルタイの哲学的思索の「家族的類似性」──『ディルタイ=ヨルク往復書簡集』とハイデガーの影響作用史再考

    植村玄輝 田辺の潜在的な競合相手としてのフッサールの社会存在論──有意義な比較のための序説

    郭旻錫 植民地朝鮮と田辺元──朴鍾鴻との比較を中心に

    廖欽彬 形の論理──唐木順三と田辺元の制作をめぐって

    第Ⅳ部 危機の時代の田辺哲学

    上原麻有子 田辺哲学への問い──不可視の他者

    板橋勇仁 「懺悔道」と「国家的存在の論理」の積極的意義──自由な行為の「必然」を求めて

    鬼頭葉子 田辺元における愛の三一性の構造──キリスト教神学の視点から

    田島樹里奈 田辺元の「友愛」思想──「自由・平等・友愛」に潜む宗教性とプロパガンダ

    河合一樹 種の論理と近代の「家」

    織田和明 田辺元の倒し方──絶対転換としての絶対無の空虚さをめぐって

    田辺元年譜

    あとがき 【河合一樹】

    資料編 [ドイツ語からの翻刻/日本語訳/解説]鈴木崇志+浜渦辰二
        [中国語訳/解説]倪梁康
      ① エトムント・フッサールから田辺元への書簡
      ② マルヴィーネ・フッサールから田辺元への書簡
      書簡写真/翻刻テクスト/日本語訳/中国語訳
      ③ 解 説 (付・田辺元からフッサールへの書簡)
      ④ 中国語版解説 (付・田辺元からフッサールへの書簡・中国語訳)

    事項索引
    人名索引
  • 出版社からのコメント

    20世紀日本を代表する哲学者の今日的意味とは?求真会主催のもと気鋭の執筆者が集ったシンポの記録。本邦初訳フッサール書簡収録。
  • 内容紹介

    20世紀日本を代表する京都学派の哲学者・田辺元。大戦間期にフッサールやハイデガーと交流し、〈種の論理〉をはじめ当時世界最先端の哲学を展開した思想家の限界と可能性とは何か? コロナ禍の危機のなかで開かれた田辺元記念哲学会・求真会主催の記念シンポジウムをもとに、気鋭の執筆者らが世界哲学的な観点から田辺哲学の今日的意味に迫る。本邦初訳「フッサールから田辺宛の書簡」も収録!

    図書館選書
    20世紀日本を代表する哲学者の今日的意味とは何か? 求真会主催のもと気鋭の執筆者が集ったシンポジウムの記録。本邦初訳「フッサールから田辺宛の書簡」も収録。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    廖 欽彬(リョウ キンヒン)
    中国・中山大学哲学系教授。日本哲学、東アジア哲学、比較哲学

    河合 一樹(カワイ カズキ)
    広西大学助理教授。日本思想史
  • 著者について

    廖欽彬 (リョウ キンヒン)
    廖欽彬(Liao Chin ping)
    中国・中山大学哲学系教授。日本哲学、東アジア哲学、比較哲学。著書:『戦前台湾哲学諸相──実存的行旅』(五南出版)、『近代日本哲学中的田辺元哲学──比較哲学与跨文化哲学的視点』(北京商務印書館)、『宗教哲学の救済論──後期田辺哲学の研究』(台湾大学出版中心)。訳書『日本哲学与跨文化哲学』(中山大学出版社)。編著:『東アジアにおける哲学の生成と発展──間文化の視点から』(法政大学出版局)、『洪耀勲文献選輯』(台湾大学出版中心)ほか。

    河合 一樹 (カワイ カズキ)
    河合 一樹 広西大学助理教授。日本思想史。著書:『大和心と正名──本居宣長の学問観と古代観』(法政大学出版局)、編著:『東アジアにおける哲学の生成と発展』(法政大学出版局)、論文:「古事記伝と姓氏録──本居宣長における「ウヂカバネ」の成立」(『日本思想史学』51号)、「死者の名を呼ぶ──本居宣長における諱の問題」(『倫理学年報』67号)ほか。

危機の時代と田辺哲学―田辺元没後60周年記念論集 の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:廖 欽彬(編著)/河合 一樹(編著)
発行年月日:2022/11/30
ISBN-10:4588151312
ISBN-13:9784588151316
判型:A5
発売社名:法政大学出版局
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:441ページ
縦:21cm
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