国際関係の系譜学―外交・思想・理論(シリーズ転換期の国際政治〈17〉) [単行本]
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国際関係の系譜学―外交・思想・理論(シリーズ転換期の国際政治〈17〉) [単行本]

葛谷 彩(編著)小川 浩之(編著)春名 展生(編著)
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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2022/11/04
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国際関係の系譜学―外交・思想・理論(シリーズ転換期の国際政治〈17〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    アメリカでのドナルド・トランプ大統領の誕生やブレグジットといった出来事を境に「リベラル国際秩序」の終わりを巡る論争が展開されている。これらの、グローバル化が進む一方でアイデンティティが強く主張される現象はどのように捉えればよいのだろうか。本書では国際関係の歴史を遡り、過去から現代を照射すること、また、現代の視点から過去を捉え直すことで、複雑な国際関係の理解への糸口をさぐる。
  • 目次

    序 章 「歴史の終わり」の終わりか「歴史の回帰」か―国際関係の系譜学の試み―
     1 対立する2つの歴史観への着目 
     2 歴史的アプローチの射程―そのねらいと意義―
     3 国際関係の系譜学的素描―IR・アメリカの覇権・リベラル国際秩序論への多角的アプローチと複眼的視角―


    第Ⅰ部 IR成立以前の国際関係認識

    第1章 イギリスのマレー半島政策とシャムの宗主権問題―近代国家・帝国・非西洋秩序―
     はじめに
     1 マレー半島のイスラム王国とシャムの宗主権
     2 英シャム秘密協定(1897年)
     3 イギリスの対マレー政策の転換
     おわりに

    第2章 越境移民と人種間対立―志賀―志賀重昂の「国際関係論」―  
     はじめに  
     1 フランシス・ゴルトンに憧れて?―地理学者としての志賀重昂―   
     2 人種的偏見に抗して―『日本風景論』再考―  
     3 「土地限りありて人口限りなく」―移民の奨励と地理学―  
     おわりに  

    第Ⅱ部 アメリカIRのなかの権力政治論の系譜学

    第3章 国家威信の系譜学    
    ―20世紀アメリカの国際政治学者を素材にして―
     はじめに  
     1 権力論的概念  
     2 意志論的概念と自尊心・誇り  
     3 位階秩序・国家の属性・稀少財―1960年代後半以後の威信概念―  
     おわりに  

    第4章 歴史を飼い馴らす    
    ―トゥキュディデス‐マキァヴェッリ‐ホッブズという語り―
     はじめに  
     1 定着の時期  
     2 転換の時期とその意味  
     おわりに  

    第Ⅲ部 冷戦構造と西側同盟国の内政との連関

    第5章 朴正熙政権に見る権威主義体制と米国の関与     
     はじめに  
     1 維新体制への前兆としての3選改憲  
     2 71年の大統領選挙後に権威主義の強化に揺れる韓国  
     3 緊急措置権による政権運営の限界  
     おわりに  

    第6章 東西ドイツ統一プロセスとポーランド西部国境問題     
    ―冷戦の終焉局面における「歴史の回帰」―
     はじめに  
     1 ベルリンの壁崩壊までの状況  
     2 「10項目」と「2+4」  
     3 独仏対立とアメリカの仲介  
     4 妥協へ  
     おわりに  

    第Ⅳ部 没落する大国の外交伝統の系譜学

    第7章 「3つのサークル」と戦後イギリス対外政策の系譜     
     はじめに  
     1 冷戦の開始と「3つのサークル」  
     2 「3つのサークル」の優先順位   
     3 「3つのサークル」のドクトリン化  
     4 「3つのサークル」の揺らぎ  
     おわりに  

    第8章 フランス外交と「多極世界」の系譜         
     はじめに  
     1 フランス外交と「多極世界」―冷戦期―  
     2 ポスト・ドゴール期のフランスの多極外交―ミッテラン政権と冷戦終結―  
     3 冷戦後のフランス外交と多極世界の系譜―シラク政権の多極世界観―  
     4 現代のフランス外交と多極世界の系譜―曲がり角のフランス外交―  
     おわりに  

    第Ⅴ部 国際秩序観の系譜学

    第9章 パクス・アメリカーナ以前の覇権論    
    ―L.デヒーオの『均衡か覇権か』を手がかりに」―
     はじめに   
     1 デヒーオの覇権論―ヨーロッパ国家体系史の文脈から―  
     2 デヒーオの覇権論―ヨーロッパ国家体系の終わりと冷戦の文脈から―  
     おわりに  

    第10章 中華世界秩序論と国際政治学   
    ―The Chinese Journal of International Politicsを素材に―
     はじめに  
     1 中国の国際政治学とパブリック・ディプロマシー  
     2 中華世界秩序の探求  
     3 「中国学派」をめぐって  
     おわりに  
  • 内容紹介

    「リベラル国際秩序」の反動をとらえる
    アメリカでのドナルド・トランプ大統領の誕生やブレグジットといった出来事を境に「リベラル国際秩序」の終わりを巡る論争が展開されている. これらの, グローバル化が進む一方でアイデンティティが強く主張される現象はどのように捉えればよいのだろうか. 本書では国際関係の歴史を遡り, 過去から現代を照射すること, また, 現代の視点から過去を捉え直すことで, 複雑な国際関係の理解への糸口をさぐる.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    葛谷 彩(クズヤ アヤ)
    1970年生まれ。京都大学大学院法学研究科博士後期課程研究指導認定退学、博士(法学)。現在、明治学院大学法学部教授

    春名 展生(ハルナ ノブオ)
    1975年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程退学、博士(学術)。現在、東京外国語大学大学院国際日本学研究院准教授

    小川 浩之(オガワ ヒロユキ)
    1972年生まれ。京都大学大学院法学研究科博士後期課程研究指導認定退学、博士(法学)。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授

国際関係の系譜学―外交・思想・理論(シリーズ転換期の国際政治〈17〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房 ※出版地:京都
著者名:葛谷 彩(編著)/小川 浩之(編著)/春名 展生(編著)
発行年月日:2022/11/10
ISBN-10:4771036489
ISBN-13:9784771036482
判型:B5
発売社名:晃洋書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:280ページ
縦:21cm
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