電力系統のシステム制御工学―システム数理とMATLABシミュレーション(計測・制御セレクションシリーズ) [全集叢書]
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電力系統のシステム制御工学―システム数理とMATLABシミュレーション(計測・制御セレクションシリーズ) [全集叢書]

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出版社:コロナ社
販売開始日: 2022/11/16
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電力系統のシステム制御工学―システム数理とMATLABシミュレーション(計測・制御セレクションシリーズ) の 商品概要

  • 目次

    1. 序論
    1.1 電力系統のシステム制御工学
     1.1.1 電力システム改革に向けた異分野融合の重要性
     1.1.2 本書のねらい
     1.1.3 本書の特徴
    1.2 本書の読み方
     1.2.1 全体構成
     1.2.2 数値計算プログラムのダウンロード
     1.2.3 数学的記法
    2. 電力系統の数理モデル
    2.1 交流回路理論の基礎
     2.1.1 回路素子
     2.1.2 瞬時値と実効値
     2.1.3 フェーザ表示
     2.1.4 インピーダンスとアドミタンス
    2.2 接続機器の相互作用関係を表すアドミタンス行列
     2.2.1 送電網モデルの基礎
     2.2.2 対地静電容量を考慮した送電網モデル
     2.2.3 アドミタンス行列の数学的性質z
    2.3 同期発電機の数理モデル
     2.3.1 詳細度に基づく発電機モデルの大別
     2.3.2 1軸モデルの数学的表現
     2.3.3 発電機母線のクロン縮約
     2.3.4 蔵本型の振動子モデルの導出
     2.3.5 1機無限大母線系統モデル
     2.3.6 発電機母線が縮約されたアドミタンス行列の数学的性質z
     2.3.7 突極型の同期発電機の数理モデルz
    2.4 負荷の数理モデル
     2.4.1 負荷の特性による電流と電圧の関係式
     2.4.2 負荷母線のクロン縮約
     2.4.3 負荷母線が縮約されたアドミタンス行列の数学的性質z
    数学的補足
    3. 電力系統モデルの数値シミュレーション
    3.1 電力系統モデルの時間応答を計算するためには
     3.1.1 時間応答を計算することの難しさ
     3.1.2 計算手順
    3.2 定常状態を数値的に探索する潮流計算
     3.2.1 潮流計算の概要
     3.2.2 定常的な潮流状態の数値的な探索手法
     3.2.3 アドミタンス行列と送電損失の関係z
    3.3 所与の潮流状態を実現する各機器のパラメータ設定
     3.3.1 所望の電力供給を実現する発電機の定常状態
     3.3.2 所望の電力消費を実現する負荷のパラメータ
     3.3.3 発電機の内部状態と入出力の数学的関係z
    3.4 電力系統モデルの時間応答計算
     3.4.1 初期値応答
     3.4.2 負荷モデルのパラメータ変動に関する応答
     3.4.3 地絡に対する応答
    3.5 定常的な潮流状態における母線電圧の周波数同期z
    3.6 潮流計算の実装法
     3.6.1 代数方程式の解き方
     3.6.2 潮流計算の単純な実装法
     3.6.3 分割されたモジュール群を用いた潮流計算の実装法
    3.7 電力系統モデルの時間応答計算の実装法
     3.7.1 電力系統モデルの時間応答計算の単純な実装
     3.7.2 分割したモジュール群を用いた時間応答計算の実装法
    数学的補足
    4. 電力系統モデルの定態安定性解析
    4.1 近似線形化に基づく安定性解析
     4.1.1 電力系統モデルの近似線形化
     4.1.2 近似線形モデルの安定性判別
    4.2 数値計算による近似線形モデルの安定性解析
     4.2.1 分割したモジュール群を用いた近似線形化の実装法
     4.2.2 数値的な定態安定性の解析
    4.3 近似線形モデルの数学的な安定性解析z
     4.3.1 近似線形モデルの定態安定性z
     4.3.2 近似線形モデルの受動性z
     4.3.3 受動性に基づく定態安定性の解析z
     4.3.4 近似線形モデルが受動的であるための必要条件z
     4.3.5 近似線形モデルが定態安定であるための必要条件z
    数学的補足
    5. 電力系統モデルの安定化制御
    5.1 周波数安定化制御
     5.1.1 ブロードキャスト型PIコントローラによる自動発電制御
     5.1.2 周波数安定化制御の数値シミュレーション
    5.2 周波数安定化制御系の数学的な安定性解析z
     5.2.1 対象とする電力系統モデルz
     5.2.2 電力系統モデルの平衡点によらない受動性z
     5.2.3 周波数安定化制御系の安定性解析z
    5.3 過渡安定化制御
     5.3.1 励磁系による発電機の分散制御
     5.3.2 標準的な自動電圧調整器モデル
     5.3.3 自動電圧調整器の制御効果
     5.3.4 系統安定化装置
     5.3.5 系統安定化装置の制御効果
    5.4 レトロフィット制御理論に基づく系統安定化装置z
     5.4.1 系統安定化装置の設計に用いる電力系統モデルz
     5.4.2 レトロフィット制御理論に基づく系統安定化装置の設計z
    6. 大規模モデルの数値シミュレーション例
    6.1 対象とする電力系統モデル
     6.1.1 IEEE68母線系統モデル
     6.1.2 潮流計算に用いるデータシート
     6.1.3 負荷モデル
    6.2 負荷変動に対する周波数安定性解析
     6.2.1 負荷変動の設定
     6.2.2 発電機の機械入力と界磁電圧が定数である場合
     6.2.3 機械入力が定数である場合
     6.2.4 自動発電制御器により機械入力を制御する場合
    6.3 母線地絡に対する過渡安定度解析
     6.3.1 母線地絡の設定
     6.3.2 レトロフィット制御理論に基づく系統安定化装置の効果
    引用・参考文献
    索引
  • 出版社からのコメント

    電力システムの構造や特性を「システム論的に理解する」ための最良の一冊。MATLABシミュレーションのプログラムを掲載。
  • 内容紹介

    【書籍の特徴】
    本書では,システム制御分野の学生や研究者,技術者を主な読者に想定して,システム制御工学を専門とする著者が,システム制御工学のことばで電力システムの構造や数学的な基礎を解説しています。また,著者らの研究グループが開発する数値シミュレーションプラットフォームであるGUILDA(Grid & Utility Infrastructure Linkage Dynamics Analyzer)を活用して,電力システムの解析や制御に関する数値シミュレーション環境を読者が独力で構築できるように,MATLABによるオブジェクト指向プログラミングの基礎を解説しています。

    【本書の構成】
    第1章:本書の位置づけやねらい,特徴,読み進め方などを説明します。

    第2章:電力系統の数理モデルを解説します。特に,電力系統全体は,代数方程式で記述される送電網を介して,微分方程式で記述される同期発電機と代数方程式で記述される負荷が結合された,非線形の微分代数方程式系として表現されることを説明します。

    第3章:非線形の微分代数方程式系で記述される電力系統モデルの数値シミュレーション手法を解説します。また,MATLABによるオブジェクト指向プログラミングに基づいて,構造化された数値シミュレーション環境を構築するための指針を示します。

    第4章:近似線形化を用いて電力系統モデルの安定性解析を行います。発展的な話題として,動的システムの受動性の概念を用いて,電力系統モデルの定態安定性が系統的に解析できることを明らかにします。

    第5章:電力系統モデルの周波数安定化制御と過渡安定化制御を解説します。具体的には,平衡点によらない受動性の概念を用いて,周波数安定化制御系に対する安定領域の解析を行います。また,過渡安定化制御に用いられる標準的な自動電圧調整器や系統安定化装置の構成や機能を解説します。

    第6章:本書で説明された基礎事項を応用して,IEEE 68母線系統モデルと呼ばれる標準的な大規模モデルの数値シミュレーションを行います。数値シミュレーションでは,負荷変動に対する自動発電制御の効果や母線地絡に対する過渡安定度を解析します。

    【著者からのメッセージ】
    システム制御分野は,制御理論,情報理論,データ科学,システム科学,最適化などを幅広く横断して理論と技術を磨いてきました。一方で,ともすると数学的な研究に注力するあまり,実応用を脇に置いて理論研究や技術開発が進められることも少なくありませんでした。本書は,システム制御の理論と技術がもつ潜在能力を発揮する場を提供することによって,電力システムの学術的な面白さを多くの方々に体験してもらうことをねらって執筆されています。本書が実学と数理学を結ぶ架け橋となり,微力ながらも電力システムの未来をつくる一助となることを願います。

    ★本書のプログラムとカラー図をWebに掲載予定。詳しくはコロナ社HPをご確認ください。★

    図書館選書
    ネットワークシステムの解析と制御の観点から多数の発電機,負荷,送電網等から構成される電力系統のモデリング,数値シミュレーション,制御系設計,数理解析の要点を解説。MATLABシミュレーションのプログラムを掲載。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    石崎 孝幸(イシザキ タカユキ)
    2008年東京工業大学工学部制御システム工学科卒業。2020年東京工業大学工学院准教授

    川口 貴弘(カワグチ タカヒロ)
    2011年慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。2020年群馬大学大学院助教

    河辺 賢一(カワベ ケンイチ)
    2007年早稲田大学理工学部電気・情報生命工学科卒業。2016~2017年RWTH Aachen University,Visiting Professor(兼務)

電力系統のシステム制御工学―システム数理とMATLABシミュレーション(計測・制御セレクションシリーズ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:コロナ社
著者名:計測自動制御学会(編)/石崎 孝幸(編著)/川口 貴弘(著)/河辺 賢一(著)
発行年月日:2022/12/02
ISBN-10:4339033847
ISBN-13:9784339033847
判型:A5
発売社名:コロナ社
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:機械
言語:日本語
ページ数:269ページ
縦:21cm
横:15cm
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