幻想と怪奇〈12〉イギリス女性作家怪談集 メアリー・シェリーにはじまる [単行本]

幻想と怪奇〈12〉イギリス女性作家怪談集 メアリー・シェリーにはじまる の 商品概要

• 内容（「BOOK」データベースより）

  メアリー・シェリーにはじまる（死すべき運命の不死の者（メアリー・シェリー）；隅の影（メアリー・Ｅ．ブラッドン）；あれは錯覚だったのか？（アメリア・Ｂ．エドワーズ）；胡桃屋敷（シャーロット・リデル）；評論　二〇二二年、メアリー・シェリーの受容（需要）（市川純））；怪談はお好き？（擦り切れた絹布（マージョリー・ボウエン）；彼奴（セルイラ）（エレノア・スコット）；ウィッティントンの猫（エレノア・スミス））；ショートショート（その屋敷にひそむ者（木犀あこ）；メアリーの破片（井上雅彦）；エッセイ　「二百年後のメアリー・シェリー」（斜線堂有紀））；幻の女たち（青銅の扉事件（マージェリー・ローレンス）；秘密の池（ダフネ・デュ・モーリア）；彫刻家の天使（マリー・コレリ）；エッセイ　カーター、ウィンターソン、キャリントン（牧眞司））；Ｌｅ　ｆｏｒｕｍ　ｄｕ　Ｒｏｍａｎ　Ｆａｎｔａｓｔｉｑｕｅ（海を繕う（Ｓ・チョウイー・ルウ）；ペストの死者―或るハンガリーの伝説（ジョン・ハーマン・メリヴェール）

• 内容紹介

  イギリス怪奇小説のアンソロジーの目次を見ていると、女性作家の名が多いのに気づきます。ゴシック小説の時代から女性作家は活躍していますが、日本では、Ｍ・Ｒ・ジェイムズやＥ・Ｆ・ベンスンら男性作家に比べ、女性作家は訳書も少なく、まだあまり知られていません。そこで本書では、『フランケンシュタイン』で後世に多大な影響を与えたメアリー・シェリーから、『レベッカ』のダフネ・デュ・モーリアまで、10人の作家の中短編を集めました。幽霊、猟奇残虐事件、オカルト探偵、奇蹟……多彩な物語とともに、彼女たちの名を記憶にとどめていただけますよう。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  牧原 勝志(マキハラ カツシ)
  『幻想と怪奇』編集室長

幻想と怪奇〈12〉イギリス女性作家怪談集 メアリー・シェリーにはじまる の商品スペック