縄文に生きる勇者―未来につなぐ少年ナルの物語 [単行本]

縄文に生きる勇者―未来につなぐ少年ナルの物語 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  父を亡くし、母と弟と暮らす引っ込み思案な少年ナル。森と湖の緑に包まれたミヌマで周囲に見守られながら育つ。「朱塗りの弓」「黒く輝く石槍」を授かり、技を磨く日々。ある夏、父の遺した「緑の霊石」を携え、「赤い石」を探す旅に出る…昭和～令和の青少年を育んだ著者の２１世紀の縄文物語。

• 目次

  ナルが出会う人々
  プロローグ
  第一章　ミヌマ　　
  第二章　狩人の道　　　　　
  第三章　チチブ　　　　　　
  第四章　熊狩り　　
  第五章　カスミの湖　　　　
  第六章　一人旅　　　
  第七章　オヤマの里　　　　　　　
  第八章　越冬の日々　　
  第九章　北へ　　　　　　
  第十章　アイヌモシリ
  第十一章　第二の故郷
  ナルの生きる縄文の世界
  長かった縄文時代／縄文時代の文化〈数え方〉／縄文の人々／乱流する河川／縄文の人々の食生活／塩と干貝／組織と交易／二つの大きな土器圏／津軽海峡／北の大島

• 出版社からのコメント

  時は縄文。ミヌマに生まれた一人の少年の出会いと成長の物語

• 内容紹介

  好奇心にあふれ、たくましく生きる縄文の人たちを当時の暮らしや文化、風習とともに描く。
  
  「自分は運が良いと思って何事にも挑戦する者と、自分は不運だと思って動かぬ者との差は大きいでな。この旅は神からの贈り物と感謝せよ。」
  
  長老の言葉に押されナルは旅立つことを決意する。
  
  図書館選書
  進化する縄文研究をうけて生活様式や風習、人びとの交わりを背景に思春期の少年が、自然豊かな縄文時代中期の社会で大人になる旅を描いている。我々の祖先の生き方とは。人としての原点に帰れる教えが詰まっている。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  藤村 尚彦(フジムラ ナオヒコ)
  東京都出身。中央大学文学部史学科国史学専攻卒業。埼玉県狭山市・浦和市・さいたま市で小・中学校教諭、教頭、校長として勤務。元・さいたま市教育研究会会長

• 著者について

  藤村尚彦 (フジムラナオヒコ)
  1955年生まれ、東京都出身。中央大学文学部史学科国史学専攻卒業。
  埼玉県狭山市・浦和市・さいたま市で小・中学校教諭、教頭、校長として勤務。
  元・さいたま市教育研究会会長

縄文に生きる勇者―未来につなぐ少年ナルの物語 [単行本] の商品スペック