デジタル時代のアーカイブ系譜学 [単行本]
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デジタル時代のアーカイブ系譜学 [単行本]

柳 与志夫(監修)加藤 諭(編)宮本 隆史(編)
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出版社:みすず書房
販売開始日: 2022/12/03
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デジタル時代のアーカイブ系譜学 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    デジタルアーカイブの定義の変遷から、文書をデジタル化する意味と問題、保存と活用の現状、博物館・図書館・文書館を貫く効用と課題、自治体史や研究者資料における役割、サブカルやユーチューブと著作権問題、複製技術の歴史など、気鋭の研究者11名による論考を収録。デジタル時代の今日において「アーカイブ」と呼ばれるものに合流してきたさまざまな系譜を歴史的に明らかにするとともに、それが社会に作用する仕方の見取り図の全貌を示す。
  • 目次

    はじめに  柳与志夫

    序章 デジタル時代のアーカイブの諸系譜をたどるために  加藤諭・宮本隆史
    はじめに/アーカイブの系譜学に向けて/デジタル時代のアーカイブはどう議論されてきたか/デジタルアーカイブの政策の流れ/本書の流れ

    第一部 アーカイブの系譜を解きほぐす

    1 アーカイブの概念史  加藤諭
    はじめに/1 1990年代におけるデジタルアーカイブの文脈/2 2000年代におけるデジタルアーカイブ概念の展開/3 2010年代におけるデジタルアーカイブ概念の拡張/おわりに

    2 アーカイブの技術史  大向一輝
    はじめに/1 デジタル技術の特性/2 デジタルアーカイブの基盤技術/3 コンテンツの識別と参照/4 オープンワールドのアーカイブに向けて

    3 博物館・図書館・文書館から見たアーカイブ史  嘉村哲郎・加藤諭・福島幸宏
    1 文書館が目指すデジタルアーカイブに関わる取り組みと議論/2 図書館資料とアーカイブ/3 博物館のデジタルアーカイブに関わる取り組みと議論/4 おわりに

    第二部 多様なアーカイブの文脈を紐解く

    4 自治体史とデジタルアーカイブ  福島幸宏
    はじめに/1 地域の公的アーカイブを考える/2 課題と展望/おわりに

    5 研究者から立ちあがるアーカイブ  宮本隆史・加藤諭・福島幸宏
    はじめに/1 夏目漱石の漱石文庫/2 矢内原忠雄に関する研究者アーカイブ/3 牧野富太郎と末永雅雄の標本・書籍・資料/4 鶴見良行文庫とそのアーカイブ/おわりに

    6 文化活動の側面を持つアーカイブ――祭の記録から動画投稿まで  鈴木親彦・谷川智洋・加藤謙信
    1 草の根活動とアーカイブ的側面/2 事例から見る「草の根活動」のアーカイブ/3 神田祭に見るアーカイビング/4 サブカルチャー・オタク文化/5 ネットワーク上の営み/6 デジタルアーカイブ的なものとデジタルアーカイブの間で

    第三部 アーカイブをメディアとして読み解く

    7 複製技術とアーカイブ――日本における文書複製・保存技術の歴史的系譜  阿部卓也
    はじめに/1 対象と方法/2 近世の終わり~戦前/3 戦後/4 おわりに

    8 デジタルテキストのメディア特性  中村覚・宮本隆史
    はじめに/1 オールド・ベイリ・プロジェクトとその背景/2 オールド・ベイリ・オンラインの特徴/おわりに

    9 コミュニティの想像とアーカイブ  稲葉あや香・宮本隆史
    はじめに――アーカイブをメディアとしてとらえる/1 日系カナダ人の歴史アーカイブ「不正義の景観」をめぐる実践/2 コミュニティ概念の批評としてのアーカイビング――カビール・プロジェクトの事例/おわりに

    終章 まとめと展望  加藤諭・宮本隆史

    おわりに
    索引
    編者・執筆者紹介
  • 出版社からのコメント

    デジタルアーカイブの定義の変遷から保存と活用の現状、博物館・図書館・文書館を貫く効用と課題、著作権問題…11名の論考を収録。
  • 内容紹介

    〈本書を通じて目指したのは、なんらかの本質を持つようなアーカイブなるものが自己実現するという進歩史観的な歴史像を提示することではない。むしろ、雑多な思想や制作や営為が合流した結果として、わたしたちが現在のデジタル時代のアーカイブを想像できるようになっていることを示そうとした。複雑なアーカイブという現象を、単純化したモデルとして提示するのではなく、むしろ個々の事例に即して解像度を上げて理解しようと試みたのである〉

    デジタルアーカイブの定義の変遷から、文書をデジタル化する意味と問題、保存と活用の現状、博物館・図書館・文書館を貫く効用と課題、自治体史や研究者資料における役割、サブカルやユーチューブと著作権問題、複製技術の歴史など、気鋭の研究者11名による論考を収録。デジタル時代の今日において「アーカイブ」と呼ばれるものに合流してきたさまざまな系譜を歴史的に明らかにするとともに、それが社会に作用する仕方の見取り図の全貌を示す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    柳 与志夫(ヤナギ ヨシオ)
    東京大学大学院情報学環特任教授。デジタルアーカイブ論。1954年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。主要業績『デジタルアーカイブの理論と政策―デジタル文化資源の活用に向けて』(頸草書房、2020年、デジタルアーカイブ学会第3回学会賞学術賞(著書)受賞)ほか

    加藤 諭(カトウ サトシ)
    東北大学学術資源研究公開センター史料館准教授。歴史学・アーカイブズ学・デジタルアーカイブ。1978年生まれ。博士(文学)。東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了

    宮本 隆史(ミヤモト タカシ)
    大阪大学大学院人文学研究科講師。歴史学・南アジア史・デジタルアーカイブ。1979年生まれ。修士(学術)。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学
  • 著者について

    柳与志夫 (ヤナギヨシオ)
    (やなぎ・よしお)
    東京大学大学院情報学環特任教授。デジタルアーカイブ論。1954年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。主要業績『デジタルアーカイブの理論と政策――デジタル文化資源の活用に向けて』(勁草書房、2020年、デジタルアーカイブ学会第3回学会賞学術賞(著書)受賞)、『文化情報資源と図書館経営――新たな政策論をめざして』(勁草書房、2015年)、『図書館制度・経営論』(学文社、2013年)。

    加藤諭 (カトウサトシ)
    (かとう・さとし)
    東北大学学術資源研究公開センター史料館准教授。歴史学・アーカイブズ学・デジタルアーカイブ。1978年生まれ。博士(文学)。東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。主要業績 吉葉恭行・本村昌文との共編著『帝国大学における研究者の知的基盤――東北帝国大学を中心として-』(こぶし書房、2020年)、『大学アーカイブズの成立と展開――公文書管理と国立大学』(吉川弘文館、2019年)、『戦前期日本における百貨店』(清文堂、2019年)。

    宮本隆史 (ミヤモトタカシ)
    (みやもと・たかし)
    大阪大学大学院人文学研究科助教。歴史学・南アジア史・デジタルアーカイブ。1979年生まれ。修士(学術)。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。主要業績「批評するアーカイブ――カビール・プロジェクトとウェブサイト「驚異の街」」(『言語文化研究』48、2022年、153-173頁)、“Excavating Memories Through HTML: The Internet and the Personal Archive of Maekawa Toshiyuki”(Waseda RILAS Journal 6 (October 2018): 553-559)、“Convict Labor and Its Commemoration: the Mitsui Miike Coal Mine Experience”(The Asia-Pacific Journal: Japan Focus 15, issue 1, no. 3 (January 2017))。

デジタル時代のアーカイブ系譜学 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:柳 与志夫(監修)/加藤 諭(編)/宮本 隆史(編)
発行年月日:2022/12/01
ISBN-10:4622095556
ISBN-13:9784622095552
判型:B6
発売社名:みすず書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:総記
言語:日本語
ページ数:268ページ
縦:19cm
重量:385g
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