地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか―太陽活動から読み解く地球の過去・現在・未来(DOJIN文庫) [文庫]
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地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか―太陽活動から読み解く地球の過去・現在・未来(DOJIN文庫) [文庫]

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出版社:化学同人
販売開始日: 2022/12/05
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地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか―太陽活動から読み解く地球の過去・現在・未来(DOJIN文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    樹木や地層、古記録は、太陽活動や地球環境について何を教えてくれるのか。太陽活動のアップダウンは、どのようにして地球の気候に影響を及ぼすのか。地球と宇宙のつながりから地球を知る「宇宙気候学」。その最前線を丁寧に解説し、大いなる可能性を語る。第31回講談社科学出版賞受賞作。
  • 目次

    第1章 変化する太陽
    一 太陽とはどのような星か
      恒星の進化
      太陽がつくり出すエネルギー
      惑星を温める太陽のエネルギー
      磁場を持つ太陽
    二 黒点とは
      太陽の自転と黒点の生成
      太陽活動の長期的な変化の謎
    三 マウンダー極小期の謎
      マウンダー極小期の発見
      小氷期の謎
      太陽の光量の変動
      月に残された太陽光の変化
    四 ダイナミックに変化する太陽と宇宙天気
      宇宙の天気とは
      オーロラはなぜ発生するのか
      宇宙天気災害
      太陽フレアと放射線被ばく
      磁場が引き起こすトラブル
      通信機器への影響
      宇宙天気災害と地磁気のかたち
      太陽フレアの規模と宇宙天気災害の規模の関係性

    第2章 太陽の真の姿を追う
    一 太陽活動史を復元する方法
      樹木に記録される太陽の活動
      太陽活動の指標となる炭素14
      屋久島に残された太陽活動の記録
      太陽の記録を残す南極の氷―― ベリリウム10
    二 宇宙線の変動は何を映し出すか
      地球を包み込む太陽風のシールド
      太陽圏磁場のスパイラル構造
      太陽圏はどのように宇宙線を遮るか
      宇宙線量の11年周期変動
      太陽磁場の反転の影響による宇宙線の22年周期変動
      太陽圏の構造と宇宙線量
    三 復元された太陽活動
      過去に何度も起こっていた無黒点期
      樹木に残された太陽の“心音”
      正確な太陽活動の復元をめざして
    四 太陽活動を駆動するのは

    第3章 太陽活動と気候変動の関係性
    一 過去の気候を調べる方法
      年輪から探る過去の気候
      樹木の年輪以外を使って気候を調べる方法
      試料の年代決定
    二 ミランコビッチ・サイクル
      天文学的な要素による太陽の地球への影響
      氷期と間氷期の10万年周期
    三 ボンド・イベント
      1000年スケールの気候変動と太陽活動
      氷期における太陽活動と気候変動
    四 小氷期が社会に与えるインパクト
      小氷期の発生と太陽活動
      社会に与えた影響

    第4章 宇宙はどのようにして地球に影響するのか
    一 宇宙線の影響を見分けるには
      太陽活動が気候に影響するいくつかの経路
      地磁気の変動を利用して宇宙線影響を探る
      宇宙線だけに特徴的な22年周期変動を手がかりにする
      太陽圏環境に左右される気候
    二 宇宙線と雲
      宇宙線が影響するプロセス
      宇宙線の影響を受容しやすいホットスポットはどこか
      宇宙線のもうひとつの効果

    第5章 変わるハビタブルゾーン
    一 地球史の謎は解けるか?
      宇宙線源の密集域への接近
      地球史上の大イベント
      地磁気変動との相乗効果
      恐竜が滅んだのは?
      数億年スケールの地球史を記録する地層
      生命誕生と宇宙線
    二 暗い太陽のパラドックス
      暗い太陽のもとで生命は誕生した
      パラドックスは解けるか
      変わるハビタブルゾーン
    三 地球型惑星を探せ!
      地球型惑星の探査方法
      住み心地のよい環境かどうかの観測

    第6章 未来の太陽と地球
    一 太陽はマウンダー極小期を迎えるのか
      突然訪れた太陽活動の異常
      マウンダー極小期が再来するかどうかのカギ
      地球への影響
    二 天気予報は変わるか
      宇宙天気と天気
      太陽フレアと宇宙線のフォーブッシュ減少
      天気予報につながるか?
      得られ始めた太陽フレア予報への手がかり
  • 出版社からのコメント

    地球と宇宙のつながりという観点から,地球46億年の変動の歴史に迫る宇宙気候学.その最前線を丁寧に解説,大いなる可能性を語る.
  • 内容紹介

    太陽活動が活発になったり,低調になったりすると,地球の環境にはどのような影響が及ぶのか.屋久杉の年輪や南極の氷などから太陽活動を復元すると,過去の地球環境についてどんなことがわかるのか.地球と宇宙のつながりという観点から,地球46億年の変動の歴史に迫る「宇宙気候学」.その最前線を丁寧に解説し,大いなる可能性を語る.第31回講談社科学出版賞を受賞した話題作が文庫版で登場!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    宮原 ひろ子(ミヤハラ ヒロコ)
    埼玉県生まれ、長崎県育ち。名古屋大学大学院理学研究科素粒子宇宙物理学専攻博士課程修了。博士(理学)。東京大学宇宙線研究所などを経て、武蔵野美術大学教養文化・学芸員課程研究室教授。専門は、宇宙線物理学、太陽物理学、宇宙気候学。平成24年度文部科学大臣表彰若手科学者賞、第31回講談社科学出版賞、第1回米沢富美子記念賞を受賞

地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか―太陽活動から読み解く地球の過去・現在・未来(DOJIN文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:化学同人 ※出版地:京都
著者名:宮原 ひろ子(著)
発行年月日:2022/12/05
ISBN-10:4759825118
ISBN-13:9784759825114
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:天文・地学
言語:日本語
ページ数:232ページ
縦:15cm
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