スマホ失明 [単行本]
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スマホ失明 [単行本]

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出版社:かんき出版
販売開始日: 2022/12/21
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スマホ失明 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    近視の進行からの失明という結末!医療現場の実態と最新のデータからこの危機と対応策を解説。
  • 目次

    はじめに
    スマホで近視が進むと失明する!
    ある高校生に起こった悲劇
    失明には、3つの段階がある
    子どもは親に「急性スマホ内斜視」を隠す
    年々増加するスマホ利用時間
    これまで近視対策ができなかった、二つの理由
    近視対策 × 行動経済学
    失明カスケードから逃れるために

    第1章 新型コロナ禍で進行する「失明パンデミック」
    新型コロナの陰で進行する、もう一つのパンデミック
    「遺伝」以上のスピードで、近視人口が増えている
    「失明パンデミック」を加速させる、二つの環境要因
    スマホによる「近業時間の増加」で、近視が悪化する!
    小学生は3時間、中学生は4時間、高校生は5時間スマホに触れている
    コロナの巣ごもりで、さらに悪化した視力
    2021年、視力「1・0」未満の小中学生が、過去最多に
    子どもの頃の近視が原因で、「失明カスケード」を転がり落ちる
    人生100年時代における「スマホ育児」の危険性
    世界的な経済損失も懸念

    第2章 「スマホ」と「近視」
    ヒトの目のしくみ
    治せる「仮性近視」と、治せない「軸性近視」
    なぜ「近業」を続けると、軸性近視になるのか?
    軸性近視の悪化が「病的近視」を引き起こす
    子どもの眼軸長が、伸びている!
    診察室でも、スマホを手放さない子どもたち
    大人になっても、眼軸長の伸びが止まらない!
    成長期に進行する軸性近視が、「スマホ失明」の引き金に
    スマホの登場で、あらゆることが「近業」に
    あなたの近視は、どれくらい進んでいる?
    「眼軸長を測る」という取り組み
    自分たちの目は、自分で守ろう

    第3章 エビデンスのある、近視の進行抑制法とは
    近視抑制法① 近業時間を減らす
    近視抑制法② 1日2時間以上の戸外活動
    近視抑制法③ 低濃度(0・01%)アトロピン点眼薬
    近視抑制法④ オルソケラトロジー(角膜矯正療法)
    近視抑制法⑤ 多焦点ソフトコンタクトレンズ
    果たして近視対策法を実践できるのか?

    第4章 行動経済学 × 近視対策
    日本の近視対策は80年前から変わっていない
    エビデンスを示されても、実践できない私たち
    行動経済学とは、どんな学問か
    行動経済学の中心命題「プロスペクト理論」
    ヒトの背中をそっと押す「ナッジ」
    私が行動経済学を学び始めたワケ
    行動経済学 × 近視対策
    ナッジ① 「近視年齢」で、近視の進行度を再認識
    ・「近視年齢」という「近視ナッジ」
    ・「フレーミング効果」で現状認識が変わる
    ・「近視対策を先延ばししている時間はない」という気づき
    ナッジ② 失明を疑似体験「人生100年ナッジ」
    ・75歳で失明して、100歳まで生きてしまったら?
    ・ 家族は、見えなくなった「あなた」を支えてくれるのか?
    ・ 視力低下で、「孤独」という病に罹りやすくなる
    ・「失明による孤独」が、大きな経済的損失を生む
    ・私が実践する「人生100年ナッジ」
    ナッジ③ 「サングラス・ナッジ」で、目の異常を早期発見
    ・視力の悪化に気づけない理由
    ・「毎日やってください」と言われても
    ・サングラスを合図に、確認スイッチON
    ナッジ④ 「先生、教えて」で、正しい医療情報を
    ・「メガネで目が悪くなる」都市伝説を信じるお母さん
    ・ヒューリスティックにとらわれて、判断を誤ることも
    ・熟考すべきタイミングを誤らない
    ・「先生は、どうしていますか?」
    ナッジ⑤「1週間で帳尻り合わせ」で戸外活動を増やす
    ・「1日2時間の戸外活動」は可能か?
    ・「1日」というフレームを変えてみると
    ナッジ⑥ 「近業克服ナッジ」でスマホと付き合おう!
    ・「20-20-20」ルールの継続法
    ・小さなお子さんのために、インセンティブで「目の休憩」を促す
    ・近業を近業でなくすには
    ナッジ⑦ 「逆サンクコスト」でオルソケラトロジーにトライ
    ・オルソケラトロジーのサブスクがスタート
    ・サブスクで「現状維持バイアス」が働くと
    ・「サンクコスト効果」で治療継続が容易になる
    ナッジ⑧ ミクロ・ナッジの連続波状攻撃で近視抑制
    ・オルソケラトロジー治療とアトロピン点眼治療
    ・患者さん、親御さんの意思決定プロセスを可視化してみる
    ・近視進行抑制の重要性を認識してもらう
    ・眼科を受診してもらう
    ・近視進行抑制法の選択・決定
    ・眼科への定期健診を促す
    ・ミクロ・ナッジの連続・波状攻撃

    第5章 スマホとの最適な共存を目指して
    シリコンバレーの重鎮は、子どもにスマホを使わせない
    「SNSのカリスマ」もデバイス使用を制限
    デジタルデバイスでコミットメントする
    iPhone の「スクリーンタイム設定機能」
    Android 版には「Google ファミリーリンク」
    モバイルライフトラッカー「UBhind」(iOS/Android 対応、英語のみ)
    スマホ依存対策タイマー「Detox」(Android 対応)
    デバイスの文字設定は大きめに
    「リメンバー12、フロム18」で子どもの目を守ろう
    音声配信を積極的に利用しよう
    「耳活」で医学部にも合格できる
    一生見える目のために、「ピア効果」を活用しよう

    おわりに
    やらなかった後悔は、永遠に残り続ける
    「安いニッポン」と近視対策
    近視進行と伸び続ける寿命
  • 出版社からのコメント

    近視の進行からの失明という結末!人生100年世代、目が見えなくなった後の人生をどう生きますか?
  • 内容紹介

    「スマホで失明」って大げさな、と思ったあなたへ
    「はじめに」の「ある高校生に起こった悲劇」だけでも読んでください

    ある高校生に起こった悲劇
     
    デジタルデバイスの急速な普及による、「スマホ失明」リスク。その急増の波は、もちろん、日本にも押し寄せています。
    わかりやすい例が、若い人、特に10代の間で「急性スマホ内斜視」の患者さんが目立つ
    ようになってきたことです。
    内斜視とは、左右の眼のどちらか、もしくは両方が内側を向いている状態のこと。
    私たちの眼は、近くを見るとき、内側を向く「寄り眼」状態になります。
    このとき、長時間近くのものを見続けて、寄り眼状態が固定化すると、固定化した視線の先にしかピントが合わなくなります。
    すると、それ以外の場所を見たときに、二重にダブって見えるようになるわけです。
    ちなみに急性内斜視は、もともと近視がある人が、長時間、近距離でものを見続けることで、発症しやすい傾向があります。
    <中略>先日も、私が診療している山口県防府市のかわもと眼科に、16歳の男子高校生がやってきました。お母さんに付き添われてきた彼の訴えは、「黒板が見えない」「教科書が見えない」というものでした。
    検査結果に目を通すと、裸眼視力は右眼が0・03、左眼は0・04。すでに近視がかなり進んだ状態です。
    彼はメガネをかけて片眼ずつで見れば、問題なく見えると言います。しかし両眼で見た瞬間に、見えなくなるんだとか。遠くの景色が見えない、授業中に黒板を見ようとすると見えない。教科書やマンガはもちろん、愛用しているスマホも見えない……。
    彼に普段の生活を聞いたところ、毎日、かなり長い時間スマホを見ていることがわかりました。そのため、眼球が内側に寄った状態で固定化してしまい、片眼だけなら対象物にピントを合わせられても、両眼を使ったときにピントが合わなくなっていたのです。
    「お子さんの眼は、スマホの使いすぎが原因で、急性内斜視を起こした可能性が高いです。
    メガネで矯正が可能か、先ほど試してみましたが、矯正はできない様子です。詳しくはこの病気の専門の先生に聞いてみる必要がありますが、手術が必要かもしれません」
    私がそう言うと、男の子とお母さんの様子がたちまち変わりました。
    単なる近視だろうと思って受診したのに、まさか手術が必要になるとは思ってもみなかったのでしょう。この段階になって、ようやく二人は、「先生、どうすればいいですか⁉」とあせり始めました。
    <中略>後日、某県の大学病院で手術となりました。
    ただ……残念なことに、手術をしても、見え方は完全に元通りにはならなかったそうです。彼には、常にものがダブって見える「複視」の症状が残ってしまいました。
     人生100年時代という超長寿時代を生きる彼が、わずか16歳の若さでものがダブって
    見える病気を発症したことは、残り80年の人生の質を、これほどまで大きく下げるのです。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    川本 晃司(カワモト コウジ)
    眼科専門医(医学博士)・MBA(経営学修士)。1967年山口県生まれ。高校卒業後、産業廃棄物処理の日雇い労働をしていたが、一念発起して受験勉強を始め、28歳の時に山口大学医学部に入学。34歳で眼科医となり、44歳で眼科クリニック・かわもと眼科の院長となる。専門は角膜。2021年に北九州市立大学ビジネススクールでMBAを取得。現在は眼科専門医としての傍ら、北九州市立大学大学院で医療と認知心理学とを掛け合わせた学際的な研究を行っている。現在の研究テーマは「医療現『場』の行動経済学」と『医師と患者の認知心理学」
  • 著者について

    川本 晃司 (カワモト コウジ)
    眼科専門医(医学博士)・MBA(経営学修士)
    1967年山口県生まれ。高校卒業後、産業廃棄物処理の日雇い労働をしていたが、一念発起して受験勉強を始め、28歳の時に山口大学医学部に入学。34歳で眼科医となり、44歳で眼科クリニック・かわもと眼科の院長となる。専門は角膜。2021年に北九州市立大学ビジネススクールでMBAを取得。現在は眼科専門医としての傍ら、北九州市立大学大学院で医療と認知心理学とを掛け合わせた学際的な研究を行っている。現在の研究テーマは「医療現『場』の行動経済学」と「医師と患者の認知心理学」。

スマホ失明 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:かんき出版
著者名:川本 晃司(著)
発行年月日:2022/12/19
ISBN-10:4761276436
ISBN-13:9784761276430
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:220ページ
縦:18cm
横:12cm
厚さ:1cm
重量:214g
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