変革する文体―もう一つの明治文学史 [単行本]
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変革する文体―もう一つの明治文学史 [単行本]

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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2022/12/26
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変革する文体―もう一つの明治文学史 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    小説中心主義を脱し、政論・史論から翻訳・哲学まで、徳富蘇峰を起点にして近代の「文」の歩みを辿りなおし、新興の洋文脈と在来の和文脈・漢文脈の交錯から、それまでにない人間・社会像や討議空間が形づくられる道程をつぶさに描いた意欲作。
  • 目次

    凡例

    序 章 徳富蘇峰という始点
         1 精神的開国の始まり
         2 文学者としての徳富蘇峰
         3 文は道を載るの器なり
         4 本書の内容
         5 表現欲の履歴

      第I部 精神的開国

    第1章 徳富蘇峰の出発
         1 はじめに
         2 キリスト教、コブデン、ブライト
         3 福沢諭吉と徳富蘇峰
         4 『将来之日本』
         5 帝都の大家へ

    第2章 徳富蘇峰の思想と文体
         1 はじめに
         2 平民主義の展開
         3 欧文直訳体
         4 故郷の発見
         5 宮崎湖処子『帰省』
         6 山林に自由存す

    第3章 徳富蘇峰の人物論
         1 はじめに
         2 「ジヨン、ブライト」と『人物管見』
         3 解剖への自覚
         4 『吉田松陰』
         5 星野天知と北村透谷
         6 徳富蘇峰の相続人たち

      第II部 文学者の顔と政治家の顔

    第4章 ポヱチカルな俗語
         1 はじめに
         2 二葉亭四迷の文体実験
         3 平民主義と俗語
         4 内田魯庵訳『罪と罰』
         5 山路愛山の史論
         6 19世紀末の討議空間

    第5章 社会の罪を暴く
         1 はじめに
         2 徳富蘇峰と森田思軒
         3 ユゴーへの賛同
         4 樋口一葉「にごりえ」
         5 娼婦小説の流行
         6 写実主義の改訂版

    第6章 移譲される風景論
         1 はじめに
         2 志賀重昴と徳富蘇峰
         3 『日本風景論』
         4 美意識の動員
         5 文学青年たちの風景論
         6 新思想の移譲

    第7章 文明史から文学史へ
         1 はじめに
         2 文明史の輸入
         3 文学史の勃興
         4 排斥される慷慨
         5 偉人化する文学者
         6 人心の共同研究

      第III部 成長する不健全

    第8章 深刻の季節
         1 はじめに
         2 懐疑する泉鏡花
         3 変貌する尾崎紅葉
         4 告白する国木田独歩
         5 心の革命

    第9章 群生する人生観
         1 はじめに
         2 北村透谷の厭世
         3 人物論型の文学研究
         4 高山樗牛の本能
         5 自然主義隆盛期
         6 知識人の使い道

    第10章 女哲学者、平塚らいてう
         1 はじめに
         2 小説と哲学の協力
         3 極大の時空間
         4 小栗風葉「さめたる女」
         5 森田草平『煤煙』
         6 思想先づ動きて動作生ず

    第11章 煽動する告白
         1 はじめに
         2 自然主義文壇の告白
         3 『青鞜』と田村俊子
         4 平塚らいてうの共同生活
         5 私的なものの擁護

    終 章 文の明治史
         1 青年を育てる
         2 討議空間を作り直す

      あとがき
      初出一覧
      図版一覧
      索引
  • 出版社からのコメント

    新たな文体は新たな社会をつくる――。政論・史論から宗教・哲学まで、近代の「文」の歩みを辿りなおした意欲作。
  • 内容紹介

    新たな文体は
    新たな社会を
    つくる

    小説中心主義を脱し、政論・史論から翻訳・哲学まで、徳富蘇峰を起点にして近代の「文」の歩みを辿りなおし、新興の洋文脈と在来の和文脈・漢文脈の交錯から、それまでにない人間・社会像や討議空間が形づくられる道程をつぶさに描いた意欲作。

    図書館選書
    新たな文体は新たな社会をつくる――。政論・史論から宗教・哲学まで、蘇峰を起点に近代の「文」の歩みを辿り直し、新たな社会像や討議空間の形成をつぶさに描く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    木村 洋(キムラ ヒロシ)
    1981年兵庫県に生まれる。2010年神戸大学大学院人文学研究科博士後期課程修了。熊本県立大学文学部准教授などを経て、上智大学文学部准教授、博士(文学)。主著、『文学熱の時代―慷慨から煩悶へ』(名古屋大学出版会、2015年、サントリー学芸賞)
  • 著者について

    木村 洋 (キムラ ヒロシ)
    1981年 兵庫県に生まれる
    2004年 神戸大学文学部卒業
    2010年 神戸大学大学院人文学研究科博士後期課程修了
    熊本県立大学文学部准教授などを経て
    現 在 上智大学文学部准教授、博士(文学)

    主著:
    『文学熱の時代――慷慨から煩悶へ』(名古屋大学出版会、2015年、サントリー学芸賞)

変革する文体―もう一つの明治文学史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会 ※出版地:名古屋
著者名:木村 洋(著)
発行年月日:2022/12/25
ISBN-10:4815811083
ISBN-13:9784815811082
判型:A5
発売社名:名古屋大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:348ページ
縦:21cm
横:16cm
厚さ:2cm
重量:625g
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