「表現の不自由展」で何があったのか [単行本]
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「表現の不自由展」で何があったのか [単行本]

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出版社:緑風出版
販売開始日: 2022/11/08
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「表現の不自由展」で何があったのか [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「ガソリン携行缶持って館へおじゃますんで―」―。2019年8月、愛知県で開幕したばかりの国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」事務局にこの脅迫ファクスが送り付けられた。憎悪の矛先となったのは、「慰安婦」を象徴した「平和の少女像」だった。旧日本軍の「慰安婦」制度や軍国主義下での天皇制、朝鮮人強制連行といった歴史認識の問題と絡んだ、メッセージ性のある作品の展示は近年、公立の美術館などでの展示が難しくなっている。過去に展示を拒まれたり、撤去されたりした作品を一堂に展示するという挑戦的な狙いの「表現の不自由展・その後」の中止は、こうした流れの中にあった。本書は、「表現の不自由展・その後」をはじめ、2021年7月の「名古屋展」と「大阪展」、そして、22年4月の「東京展」など「表現の不自由展」をめぐる出来事の取材記録であり、表現の自由とは何かを考える。
  • 目次

    まえがき
    第1章 「表現の不自由展・その後」が中止
    1 「不自由展」中止に働いた力
    初日の会場は平穏だった
    安倍政権下で表現の不自由社会に
    河村たかし名古屋市長が電撃視察
    菅義偉官房長官「補助金不交付も」
    「ガソリン缶持っておじゃま」
    韓国メディアの評価も一転
    首長が相次いで「少女像」批判
    神奈川県では右派イベントを許可
    あいトリ事務局に「あなた日本人?」
    制作意図と離れた批判
    ベトナム・ピエタ
    避けて通れぬ歴史認識の議論
    作家らが巻き返し
    Re Freedom_Aichi
    再開に光、そして補助金不交付決定
    再開はしたけれど……
    誤った歴史認識を正さぬまま
    2 中止と再開 弁護団長に聞く
    再開求め仮処分申請
    カギはニコンサロン事件判決
    検討委は知事の中止判断を追認
    あいトリ実行委は不自由委外しを提案
    「中止の必要はなかった」
    3 それは報道の不自由展だった
    再開後は厳しい取材規制
    不自由展実行委「広報姿勢における重大な過誤」
    撮影許可は閉幕後
    4 大村秀章・愛知県知事インタビュー
    不自由展中止の判断は正しかった
    少女像に「これがそうか」 開幕前に
    パネル展示を要請
    『遠近を抱えて…』は外そうと思った
    海外作家らの相次ぐ展示中止に危機感
    報道規制はやむを得ない
    河村市長は証拠を示して説明を
    日本は危険な社会になっている
    【表現の不自由展・その後】出品作家と作品
    第2章 連帯
    1 立ち上がった海外作家たち
    二割の出品作家が中止に抗議
    「検閲された仲間のそばに」
    扉開けたメッセージカード
    2 中止に抗議して内容を変更・展示中止した作品
    3 小泉明郎氏に聞く
    「プロパガンダじゃない」
    自主性奪った指定管理者制度
    日本人作家への風当りも強く
    第3章 補助金不交付
    1 文化庁
    宮田長官「私の権限では……」
    国内外に余波
    大村知事「文化庁と折り合った」
    2 「宮本から君へ」の助成金不交付
    ピエール瀧氏が薬物使用容疑で逮捕
    東京地裁「裁量権を逸脱し違法」
    東京高裁は芸文振の主張を追認
    3 「主戦場」の上映中止決定
    川崎市が示した懸念が発端
    是枝監督「取り下げは映画祭の死」
    東京地裁では監督側勝訴
    第4章 愛知県知事VS名古屋市長
    1 盟友・大村知事を見限り、見限られるまでに何があったのか
    2 法廷闘争へ─名古屋市第三者委員会を検証する
    名古屋市が負担金不交付を決定
    三回の審議で不交付にお墨付き
    田中由紀子氏「宗教・政治の影響は当然」
    名古屋市が全面敗訴
    3 署名偽造とリコール 河村たかし名古屋市長インタビュー
    「許せない犯罪」
    「厳しい結果になると思ってた」
    「不自由展は表現の問題でない」
    第5章 広がる表現の不自由展
    中止と開催
    郵便物から破裂音
    完全開催できた大阪展
    道路挟んで賛否両派が対峙
    東京展は延期に
    国立で1600人が来場
    市「不当な差別あってはならない」
    課題は過剰警備
    あとがき
    「不自由」な国ニッポン
    歴史修正主義の終焉
    「表現の不自由展」をめぐる出来事
  • 内容紹介

    「ガソリン携行缶持って館へおじゃますんで~」──。2019年8月、愛知県で開幕したばかりの国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」事務局にこの脅迫ファクスが送り付けられた。憎悪の矛先となったのは、「慰安婦」を象徴した「平和の少女像」だった。
     旧日本軍の「慰安婦」制度や軍国主義下での天皇制、朝鮮人強制連行といった歴史認識の問題と絡んだ、メッセージ性のある作品の展示は近年、公立の美術館などでの展示が難しくなっている。過去に展示を拒まれたり、撤去されたりした作品を一堂に展示するという挑戦的な狙いの「表現の不自由展・その後」の中止は、こうした流れの中にあった。
     本書は、「表現の不自由展・その後」をはじめ、2021年7月の「名古屋展」と「大阪展」、そして、22年4月の「東京展」など「表現の不自由展」をめぐる出来事の取材記録であり、表現の自由とは何かを考える。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    臺 宏士(ダイ ヒロシ)
    ライター、メディア総合研究所の機関誌『放送レポート』編集委員、特定非営利活動法人報道実務家フォーラム副理事長、新聞労連ジャーナリズム大賞選考委員。1990年毎日新聞社入社、2014年フリーに

    井澤 宏明(イザワ ヒロアキ)
    ジャーナリスト。岐阜県生まれ。同志社大学卒。1993年から読売新聞記者、2012年フリーに
  • 著者について

    臺 宏士 (ダイ ヒロシ)
    臺 宏士(だい ひろし) ライター、メディア総合研究所の機関誌『放送レポート』編集委員、特定非営利活動法人報道実務家フォーラム副理事長、新聞労連ジャーナリズム大賞選考委員。1990年毎日新聞社入社、2014年フリーに。
    著書に『報道圧力 官邸 VS 望月衣塑子』『アベノメディアに抗う』『危ない住基ネット』(いずれも緑風出版)、共著に『メディア、お前は戦っているのか メディア批評2008-2018』(岩波書店、著者の「神保太郎」は共同筆名)『エロスと「わいせつ」のあいだ 表現と規制の戦後攻防史』(朝日新書)など。20年春から「メディアウオッチ」(週刊金曜日)を連載。

    井澤 宏明 (イザワ ヒロアキ)
    井澤宏明(いざわ ひろあき)ジャーナリスト。岐阜県生まれ。同志社大学卒。1993年から読売新聞記者、2012年フリーに。
    寄稿した記事に『住民を危機にさらすリニア中央新幹線 水源地を貫く中央アルプストンネル』『特集 持続不可能なリニア新幹線 連鎖する事故に滲むJR東海の焦り』(以上、週刊金曜日)、『名古屋城構想、早くも落城寸前 河村たかし名古屋市長「全員切腹」発言の自縄自縛』(サンデー毎日)など。
    映像作品に『リニアが来るまち』『リニア新幹線でいま何が起きているか?─現地報告』(以上、Our Planet-TV)。リニア中央新幹線の建設問題を継続して取材し、書籍化を予定している。

「表現の不自由展」で何があったのか [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:緑風出版
著者名:臺 宏士(著)/井澤 宏明(著)
発行年月日:2022/11/22
ISBN-10:4846122166
ISBN-13:9784846122164
判型:B6
発売社名:緑風出版
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:277ページ
縦:19cm
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