ウクライナ戦争と激変する国際秩序 [単行本]
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ウクライナ戦争と激変する国際秩序 [単行本]

森本 敏(編著)秋田 浩之(編著)小泉 悠(執筆)高橋 杉雄(執筆)倉井 高志(執筆)小谷 哲男(執筆)長島 純(執筆)水無月 嘉人(執筆)小山 堅(執筆)佐藤 丙午(執筆)小原 凡司(執筆)
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出版社:並木書房
販売開始日: 2022/11/18
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ウクライナ戦争と激変する国際秩序 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ロシアのウクライナ侵略によって、第二次世界大戦後、世界は最も危険な状況に陥っている。いまウクライナで起きていることは、すでに世界中に大きな影響を与えており、日本にとっても他人事ではない。本書は侵略戦争の行方はもちろん、それが世界全体にもたらす衝撃について、米国とNATO、安全保障、経済制裁、エネルギー情勢、食料問題、国際犯罪、核問題、そして日本と中国、台湾有事に至るまでさまざまな角度から解説。重大な岐路に立つ世界情勢に日本はどう向き合い、どう対応していくか。各分野を代表するスペシャリスト11人が徹底分析する!
  • 目次

    はじめに(森本 敏)1

    ウクライナ軍事侵攻関連付図 16
    用語解説 18


    第1章 概観─ロシアによるウクライナ侵略がもたらす影響(森本 敏)25

    1、これからの国際秩序 25
    2、ロシアによるウクライナ侵略の動機と背景 29
    3、ロシアによるウクライナ軍事侵略の展望 34
    4、ウクライナ軍事侵略の影響と評価 40
    5、双方の主張が全く違った停戦協議 47
    6、経済制裁──金融、海外資産、輸出入管理、エネルギー 48
    7、食料安全保障 51
    8、戦争犯罪 53
    9、ウクライナ情勢が中・台関係に与える意味合い 54
    10、日本の安全保障にとっての意味合い 62


    第2章 プーチン大統領の戦略 69
    ─それでもロシアは軍事大国であり続ける(小泉 悠)

    はじめに 69
    1、三つの地域から見るロシアの現状 70
    2、軍事大国ロシアの行く末 78
    3、プーチン権力の持続可能性 86
    結論 90

    第3章 戦局の展開と戦場における「相互作用」(高橋杉雄)92

    はじめに 92
    1、ロシアの政治的目的における軍事力の位置づけ 93
    2、第1段階の軍事作戦の展開と分析:キーウ防衛戦 96
    3、第2段階の軍事作戦の展開と分析:ドンバス会戦 99
    4、第3段階の軍事作戦の展開と分析:セベロドネツク攻防戦からハイマースの実戦参加へ 103
    今後の展望 106


    第4章 ウクライナの戦争指導─頑強なる抵抗を支えたもの(倉井高志)109

    はじめに 109
    Ⅰ ロシアの侵略に断固戦うという確固たる意志(精神的要素)110
     1、戦わなければすべてを失う 111
     2、ロシアとの長い歴史の中で形成されてきた特別の思い 112
    Ⅱ クリミア併合以降の政治・軍事改革(政治・軍事的要素)113
     1、政治面の改革 113
     2、軍改革 119
    Ⅲ ウクライナにおける情報戦への取り組み 131
     1、情報戦対策の枠組みづくり─官・民・国際の三次元協力を重視 132
     2、情報戦の遂行 134
     3、ウクライナによる情報戦の留意点 141


    第5章 バイデン政権とウクライナ侵略 144
                 ─米国が直面するジレンマ(小谷哲男)

    1、バイデン政権の三重のジレンマ 144
    2、ウクライナ侵略への備え 147
    3、新たな情報戦と侵略の開始 151
    4、ウクライナ支援と深まるジレンマ 155
    5、今後の見通し 159

    第6章 NATOはロシアの侵攻にどう対応したか(長島 純)167

    はじめに 167
    1、軍事同盟の原点に回帰するNATO 168
    2、危機におけるNATOの将来 174
    3、NATOを取り巻く戦略環境の変化 179
    4、ウクライナ侵攻後の欧州とNATO 187
    5、まとめ─価値観を共有する国との連携を強化する 193


    第7章 ウクライナ戦争に伴う経済制裁(仮名・水無月嘉人)201

    はじめに 201
    1、対露経済制裁の特徴 201
    2、対露経済制裁の構成 205
    3、関連する制裁 211
    4、今後の展望 213


    第8章 ウクライナ危機で激変する国際エネルギー情勢(小山 堅)219

    はじめに 219
    1、エネルギーの価格高騰と市場の不安定化 220
    2、国際エネルギー市場におけるロシアの重要性 224
    3、ロシアのエネルギー供給支障・途絶発生の可能性 228
    4、第1次石油危機とウクライナ危機の共通点 234
    5、一気に高まったエネルギー安全保障の重要性 237
    6、重要性を増す国際エネルギー協力とその課題 242
    7、ウクライナ戦争による脱炭素化への影響 246
    8、日本のエネルギー戦略 249



    第9章 日本、中ロとの2正面対立の時代に 254
    ─ウクライナ侵略で激変する構図(秋田浩之)

    はじめに 254
    1、ルビコン河を渡った日本 255
    2、対ロシア制裁、日本に「返り血」も 257
    3、軍事物資、ウクライナに供与。戦時国では初 258
    4、ロシアへの失望、限界点に 261
    5、日本の対ロ融和、かつては米も支持 263
    6、中ロ接近、防ごうとした安倍政権 265
    7、日本の対ロ外交、振り出しに 268
    8、日ロ敵対、高まる極東の軍事緊張 269
    9、中国従属で凶暴になるロシア 272
    10、ロシア侵略、日本への教訓 274



    第10章 ウクライナ戦争と核問題(佐藤丙午)280

    はじめに──ロシアは核の脅威を政治利用した 280
    1、ウクライナ「戦争」における核の意義 282
    2、核兵器使用の可能性について 288
    3、ウクライナ侵略と原子力発電所の安全問題 292
    4、危機はどのように発生するのか? 295
    5、ウクライナ戦争と核戦争のリスク管理 299
    おわりに──核兵器リスクに対する関心の高まり 302


    第11章 ウクライナ戦争と中ロ関係、中台関係(小原凡司)305

    1、中ロ関係および中台関係を分析する意義 305
    2、中ロ関係への影響 306
    3、中台関係への影響 314

    座談会「ロシアのウクライナ軍事侵略と国際秩序」332
              出席者:秋田浩之(司会)、森本敏(総論)、小泉悠(ロシア)、小谷哲男(米国)、
    小原凡司(中国)、長島純(NATO)、佐藤丙午(核抑止)

     プーチンはなぜこの戦争を始めたか? 332
     西側はロシアの世界観を理解してこなかった 335
     中間選挙次第で米国のウクライナ支援は変わる 337
     ロシアが存在する限りNATOはなくならない 339
     核問題をめぐる三つの論点 341
     なぜロシアのハイブリッド戦が効かなかったのか? 343
     ロシアが目指した欧州の新しい安全保障の枠組み 348
     ロシアは弱体化し、アメリカはインド太平洋に集中する 351
     米中対立─バイデン政権の新たなアプローチ 356
     中国は本当に台湾に着上陸するつもりか? 361
     アメリカの政局に翻弄されるアジア情勢 365
     ウクライナ侵攻後のロシアの弱体化 367
     ウクライナ侵攻から台湾有事へ──日本のとるべき道 370

    おわりに(秋田浩之)378

    執筆者のプロフィール 382
    資料 ウクライナ軍事侵攻関連年譜 385
  • 出版社からのコメント

    世界規模の危機となったウクライナ戦争!日本の頭脳11名が集結しウクライナとロシアそして世界の未来を徹底分析!!
  • 内容紹介

    ロシアのウクライナ侵略によって、第2次世界大戦後、世界は最も危険な状況に陥っている。いまウクライナで起きていることは、すでに世界中に大きな影響を与えており、日本にとっても他人事ではない。本書は侵略戦争の行方はもちろん、それが世界全体にもたらす衝撃について、米国とNATO、安全保障、経済制裁、エネルギー情勢、食料問題、国際犯罪、核問題、そして日本と中国、台湾有事に至るまでさまざまな角度から解説。重大な岐路に立つ世界情勢に日本はどう向き合い、どう対応していくか。各分野を代表するスペシャリスト11人が徹底分析する!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    森本 敏(モリモト サトシ)
    防衛大学校卒業後、防衛省を経て1979年外務省入省。在米日本国大使館一等書記官、情報調査局安全保障政策室長など安全保障の実務を担当。初代防衛大臣補佐官、第11代防衛大臣(民間人初)、防衛大臣政策参与を歴任。2000年より拓殖大学に所属し、同大学の総長を経て、同大学顧問・同大学名誉教授

    秋田 浩之(アキタ ヒロユキ)
    日本経済新聞本社コメンテーター。1987年入社。流通経済部、政治部、北京支局、ワシントン支局などを経て、2009年9月から、外交・安全保障担当の編集委員兼論説委員。2016年10~12月、英フィナンシャル・タイムズに出向し、「Leader Writing Team」で社説を担当した。2017年2月より現職。外交・安保分野を中心に、定期コメンタリーを執筆する。2018年度のボーン・上田記念国際記者賞を受賞
  • 著者について

    森本 敏 (モリモト サトシ)
    防衛大学校卒業後、防衛省を経て1979年外務省入省。在米日本国大使館一等書記官、情報調査局安全保障政策室長など安全保障の実務を担当。初代防衛大臣補佐官、第11代防衛大臣(民間人初)、防衛大臣政策参与を歴任。2000年より拓殖大学に所属し、同大学の総長を経て、現在は同大学顧問・同大学名誉教授。主な編著書に『新たなミサイル軍拡競争と日本の安全』(編著、並木書房、2020年)、『次期戦闘機開発をいかに成功させるか』(編著、並木書房、2021年)、『台湾有事のシナリオ』(編著、ミネルヴァ書房、2021年)など

    秋田 浩之 (アキタ ヒロユキ)
    日本経済新聞 本社コメンテーター。1987年入社。流通経済部、政治部、北京支局、ワシントン支局などを経て、2009年9月から、外交・安全保障担当の編集委員兼論説委員。2016年10~12月、英フィナンシャル・タイムズに出向し、「Leader Writing Team」で社説を担当した。2017年2月より現職。外交・安保分野を中心に、定期コメンタリーを執筆する。2018年度のボーン・上田記念国際記者賞を受賞。著書に『乱流 米中日安全保障三国志』(日本経済新聞出版社、2016年)、『暗流 米中日外交三国志」(同、2008年)がある。

    小泉 悠 (コイズミ ユウ)
    早稲田大学社会科学部卒業、同大学院政治学研究科修士課程修了(政治学修士)。民間企業勤務、外務省専門分析員、国会図書館調査員、未来工学研究所研究員などを経て、現在は東京大学先端科学技術研究センター特任助教。ロシアの軍事・安全保障政策を専門とする。主な著書に『軍事大国ロシア』(作品社、2016年)、『ロシア点描』(PHP研究所、2022年)など多数。

    高橋 杉雄 (タカハシ スギオ)
    防衛研究所防衛政策研究室長。1997年早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。2006年ジョージワシントン大学大学院修士課程修了。1997年より防衛研究所。防衛省防衛政策局防衛政策課戦略企画室兼務などを経て、2020年より現職。核抑止論、日本の防衛政策を中心に研究。主な著書に『「核の忘却」の終わり:核兵器復権の時代」』(共著、勁草書房、2019年)。

    倉井 高志 (クライ タカシ)
    1981年京都大学法学部卒業後、外務省入省。アンドロポフ死去後のソ連を皮切りに、2015年12月特命全権公使として最後の勤務を終えるまで、4度にわたってモスクワの日本大使館に勤務。本邦では安全保障政策課首席事務官、中東欧課長、情報課長、国際情報統括官組織参事官など安全保障・情報分野や東ヨーロッパ関係を多く手がけた。在外では在ウィーン国際機関日本政府代表部公使、在韓国大使館公使、在パキスタン大使のあと、2019年から在ウクライナ大使、2021年10月帰国し、退官。

    小谷 哲男 (コタニ テツオ)
    明海大学外国語学部教授、日本国際問題研究所主任研究員を兼任。専門は日米の外交・安全保障政策、インド太平洋地域の国際関係と海洋安全保障。米ヴァンダービルト大学日米センター研究員、日本国際問題研究所研究員などを経て2020年より現職。主な共著として『現代日本の地政学:13のリスクと地経学の時代』(中公新書、2017年)、『アメリカ太平洋軍の研究:インド太平洋地域の安全保障』(千倉書房、2018年)など。平成15年度防衛庁長官賞受賞。同志社大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。

    長島 純 (ナガシマ ジュン)
    中曽根平和研究所 研究顧問、筑波大学大学院修士課程地域研究科卒(欧州安全保障)。防衛大学校(29期生)、ベルギー防衛駐在官、統幕首席後方補給官、情報本部情報官、内閣審議官(危機管理、国家安全保障局)、航空自衛隊幹部学校長などを歴任。専門は、欧州安全保障、新領域(サイバー、宇宙、電磁波)、先進技術戦略。主な著書に『デジタル国家ウクライナはロシアに勝利するか?』(共著、日経BP、2022年)。

    水無月 嘉人 (ミナズキ ヨシト)
    経済制裁、安全保障貿易管理、サプライチェーン・レジリエンシーなどに関して幅広い経験と知識を有する専門家。

    小山 堅 (コヤマ ケン)
    早稲田大学大学院経済学修士修了、英国ダンディ大学博士取得。1986年日本エネルギー経済研究所に入所、2020年より専務理事・首席研究員(現職)。経済産業省などの審議会委員等を多数歴任。東京大学公共政策大学院客員教授、東京工業大学科学技術創成研究院特任教授。エネルギー安全保障やエネルギー地政学問題などを専門とする。主な著書に『激震走る国際エネルギー情勢』(エネルギーフォーラム社、2022年)、『エネルギーの地政学』(朝日新聞出版、2022年)など。

    佐藤 丙午 (サトウ ヘイゴ)
    拓殖大学海外事情研究所副所長/国際学部教授。一橋大学大学院修了(博士・法学)。拓殖大学国際学部教授兼海外時事情研究所副所長。防衛庁防衛研究所主任研究官(アメリカ研究)を経て、2006年より現職。専門は国際関係論、安全保障論、軍備管理軍縮など。著書に『自立型致死性無人兵器システム(LAWS)』(国際問題・2018年6月号)など。

    小原 凡司 (オハラ ボンジ)
    笹川平和財団上席研究員。1985年防衛大学校卒業後、海上自衛隊入隊。1998年筑波大学大学院地域研究研究科修了。2003年駐中国防衛駐在官、2009年第21航空隊司令など歴任後に退職。東京財団政策研究調整ディレクターなどを経て、2017年6月から現職。2020年5月慶應義塾大学SFC研究所上席所員兼務。中国の安全保障、日本の安全保障、米中関係を中心に研究。主な著書に『台湾有事のシナリオ 日本の安全保障を検証する』(共著、ミネルヴァ書房、2022年)

ウクライナ戦争と激変する国際秩序 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:並木書房
著者名:森本 敏(編著)/秋田 浩之(編著)/小泉 悠(執筆)/高橋 杉雄(執筆)/倉井 高志(執筆)/小谷 哲男(執筆)/長島 純(執筆)/水無月 嘉人(執筆)/小山 堅(執筆)/佐藤 丙午(執筆)/小原 凡司(執筆)
発行年月日:2022/11/20
ISBN-10:4890634274
ISBN-13:9784890634279
判型:A5
発売社名:並木書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:408ページ
縦:21cm
横:16cm
厚さ:2cm
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