ずばり池波正太郎(文春文庫) [文庫]
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出版社:文藝春秋
販売開始日: 2023/01/04
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ずばり池波正太郎(文春文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    江戸文化の残る東京に生まれ、株屋や役所などで働きながら映画と芝居に熱中した池波正太郎。戦後は長谷川伸に師事し、三十を過ぎて小説執筆を始める。みずからを職人と見立てることで、『鬼平犯科帳』を始めとする多くの優れた小説、エッセイを遺した。気鋭の批評家が軽快な語り口で池波ワールドの魅力に迫る。
  • 目次

    第一話:遠い日の幻影
    数々のエッセイをもとに、池波正太郎の誕生と幼年~少年時代を語る。
    第二話:江戸の風韻
    池波少年を育んだ「江戸」がのこっていた時代の「東京」について。
    第三話:師弟の様子
    池波正太郎の小説の師にして、新鷹会の主宰者・長谷川伸のこと。
    第四話:歴史を見つめる眼
    真田太平記や数々の忍者ものを書いた池波には、歴史の裏側で活躍する者、敗者として「正史」に刻印された人間たちへの深いまなざしがあった。
    第五話:善人でもなく悪人でもなく
    鬼平こと長谷川平蔵の有名な台詞「人間というやつ、遊びながらはたらく生きものさ。善事を
    おこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。悪事をはたらきつつ、知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさ」。
    この価値観は、「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の池波3大シリーズを貫く。
    第六話:池波小説は美人に冷たい!?
    多くの小説家から傾城の美女的な描写をされてきた秀吉の側室「淀殿」。ところが、
    池波は彼女を、濃い化粧の「化け物」と書いてのけた。そして、池波小説で幸せになるのは、
    十人並みの器量の働き者の女性。また、多くの老婆もいとしげに登場する。
    池波の女性観にせまる。
    第七話:「省略の余韻」と「簡潔の美」
    池波の文章作法について。「説明」を排除した文章である。
    第八話:江戸っ子ぶらない
    著者・里中氏は地方出身者。そんな氏が眩しく見る「本物の江戸っ子」としての池波正太郎。
    第九話:会話と人物造型
    池波小説の醍醐味、「会話」文について。
    第十話:不器用な名人
    若き日、旋盤工として働いた池波正太郎。その時に体得した「仕事との向き合い方」「段取り」が小説家をつくった。
    第十一話:「才能」と「意匠」
    池波は判でおしたような単調な暮らしの中で、締め切りを厳守しながら、
    数々の小説とエッセイを書いた。小説家と「才能」の関係を考察する。
    第十二話:命名の達人
    池波は、樋口一葉を愛読していた。実は「十三夜」の人物名が、池波作品に・・・。
    第十三話:『鬼平犯科帳』の斬新
    実在の人物が、日本一愛されるキャラクターになるまで。
    第十四話:「歴史」と「小説」のせめぎ合い
    司馬遼太郎、吉村昭、そして池波正太郎を比較する。
    第十五話:反歴史主義
    多感な青年期に戦争と敗戦を体験した池波正太郎。掌返しのジャーナリズムや歴史学者に対する深い懐疑を終生持ち続けた。
    第十六話:等身大史眼
    池波の歴史時代小説は、リアルな人間の小説だ。小説「色」で土方歳三を描き、なにかが変わった。
    物語る年譜:充実の「読む年譜」。
  • 出版社からのコメント

    現役河合塾英語講師が、30余年に亘り心の支えとしてきた池波エッセイ、池波小説のすべてを語る。生誕100年を寿ぐ名作誕生!
  • 内容紹介

    「池波本」の決定版登場!!

    江戸文化の残る東京に生まれ、株屋や役所などで働きながら映画と芝居に熱中した池波正太郎。戦後は長谷川伸に師事し、三十を過ぎて小説執筆を始める。みずからを職人と見立てることで、『鬼平犯科帳』を始めとする多くの優れた小説、エッセイを遺した。気鋭の批評家が軽快な語り口で池波ワールドの魅力に迫る。
    解説・今村翔吾
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    里中 哲彦(サトナカ テツヒコ)
    1959(昭和34)年生まれ。現在、河合文化教育研究所研究員(「現代史研究会」主宰)

ずばり池波正太郎(文春文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:文藝春秋
著者名:里中 哲彦(著)
発行年月日:2023/01/10
ISBN-10:4167919907
ISBN-13:9784167919900
判型:文庫
発売社名:文藝春秋
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:364ページ
縦:15cm
重量:187g
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