"戦いの物語"の政治学―日本人は何を守ろうとしてきたのか(選書"風のビブリオ") [全集叢書]
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"戦いの物語"の政治学―日本人は何を守ろうとしてきたのか(選書"風のビブリオ") [全集叢書]

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販売開始日: 2022/11/21
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"戦いの物語"の政治学―日本人は何を守ろうとしてきたのか(選書"風のビブリオ") の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「僕は君を守るために戦う(死ぬ)」。日本の映画では、いったいいつから兵士はこう言うようになったのか。そもそも家族や恋人への情愛は、戦争を否定するための論拠だったはずだ。戦後日本における戦争のナラティヴの変容を明らかにする。『シン・ゴジラ』『硫黄島からの手紙』『永遠の0』そして『七人の侍』…。
  • 目次

    第1章 ゴジラ物語のリアルと非リアル──平和を守るための戦いの物語から  国家を守るための戦いの物語が生まれるまで

    第1節 『シン・ゴジラ』という不可思議
    (0)ゴジラとは
    (1)『16ゴジラ』のストーリー
    (2)『16ゴジラ』の奇妙さ
    (3)矢口は何を守るために戦っているのか
    (4)浮かび上がる課題
    第2節 物語の起源
    (0)vulnerableな日本
    (1)原型としての『54ゴジラ』
    (2)芹沢博士の苦悩
    (3)『54ゴジラ』という到達点
    第3節 物語の変容
    (0)熱核兵器はなぜ使われないのか
    (1)『16ゴジラ』の場合
    (2)『84ゴジラ』の場合
    (3)エゴイズムとしての非核三原則
    (4)『16ゴジラ』という帰結
    小括 ポピュリズムの方へ
    第2章 第二次大戦の記憶と物語
    ──国家を守ると言えない戦争の物語史

    第1節 物語の統合
    (0)イーストウッドの企て
    (1)『父親たちの星条旗』(二〇〇六年)
    (2)『硫黄島からの手紙』(二〇〇六年)
    第2節 異なる物語
    (1)梯久美子『散るぞ悲しき』(二〇〇五年)
    (2)『きけ、わだつみの声』(一九九五年)
    (3)『きけ、わだつみの声』(一九五〇年)
    第3節 ある帰結
    (1)兵士はなぜお母さんと叫んで死んだのか
    (2)『雲ながるる果てに』(一九五三年)
    (3)『永遠の0』(二〇一三年)
    第4節 70年代以降の転換
    (1)変容過程の推定
    (2)日米同盟と物語
    小括 媒介項「愛」
    第3章 『七人の侍』の政治社会学──祖国のために死ぬことを顕彰しない国家

    第1節 『七人の侍』と『荒野の七人』
    (1)『七人の侍』のストーリー
    (2)ジョン・スタージェス『荒野の七人』(一九六〇年)
    第2節 野武士とは誰か
    (1)領主の不在
    (2)歴史学でいう野武士
    (3)野武士とカルヴェラ一味との相違
    第3節 武芸者たちの物語
    (1)武者修行者を雇う村
    (2)武芸談による混乱
    第4節 西部劇翻案からの帰結
    (1)「インディアン」との戦いという原型
    (2)国家間の戦争のモデル
    小括 civilianの村
    エピローグ

    【註】
    あとがき
    言及した作品一覧
  • 出版社からのコメント

    『シン・ゴジラ』『硫黄島からの手紙』『永遠の0』『七人の侍』から繙く戦後日本における戦争のナラティヴの変容。
  • 内容紹介

    「僕は君を守るために戦う(死ぬ)」。
    日本の映画で、いったいいつから兵士はこう言うようになったのか。
    そもそも家族や恋人への情愛は、戦争を否定するための論拠だったはずだ。
    戦後日本における戦争のナラティヴの変容を明らかにする。
    『シン・ゴジラ』『硫黄島からの手紙』『永遠の0』そして『七人の侍』……。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    渡部 純(ワタナベ ジュン)
    1962年生まれ。東北大学法学部卒、京都大学博士(法学)。日本学術振興会特別研究員、弘前大学人文学部助教授(当時)、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員などを経て、明治学院大学法学部教授
  • 著者について

    渡部 純 (ワタナベ ジュン)
    1962年生まれ。東北大学法学部卒、京都大学博士(法学)。日本学術振興会特別研究員、弘前大学人文学部助教授(当時)、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員などを経て、現在、明治学院大学法学部教授。
    著書に『企業家の論理と体制の構図──税制過程に見る組織と動員』(木鐸社、2000年)、『現代日本政治研究と丸山眞男──制度化する政治学の未来のために』(勁草書房、2010年)。

"戦いの物語"の政治学―日本人は何を守ろうとしてきたのか(選書"風のビブリオ") の商品スペック

商品仕様
出版社名:風行社
著者名:渡部 純(著)
発行年月日:2022/11/27
ISBN-10:4862581498
ISBN-13:9784862581495
判型:B6
発売社名:風行社
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:202ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:1cm
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