近代日本の「知」を考える。―西と東との往来(叢書・知を究める) [全集叢書]
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近代日本の「知」を考える。―西と東との往来(叢書・知を究める) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2023/01/31
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近代日本の「知」を考える。―西と東との往来(叢書・知を究める) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    近代日本を形作った知識人はどのような道を歩んだのか。本書は、東京一辺倒な日本の知性史へのアンチテーゼである。あえて西に視座を置き、学術に限らず、文学、美術、政治と幅広く二九人を選ぶ。主著の一節を手掛かりにその知識人の生き方と人生そのものを探る「知」の列島地図。お互いに絡み合い交錯する近代日本の「知」をしなやかで精緻な言葉で描く。
  • 目次

    序 もっともっと自由な「知」の風を──西と東と

     Ⅰ 身近な「知」こそ、深遠な「知」
    1 戦時下でも精神の健全さを──林 達夫
    2 自由のための「考える言葉」──中井正一
    3 ダイアローグの思想家──鶴見俊輔
    4 かくれ里に残された「内発的」な拠り所──鶴見和子
    5 自由奔放に描いた新たな世界地図──梅棹忠夫
    6 「知のコモンズ」という大いなる実験の記憶──桑原武夫
    7 水底に隠された「日本」を見つけた知の巨人──梅原 猛
    8 土着と外来をめぐるアンビバレントな思想──上山春平
    9 西と東を融合させた国民作家──司馬遼太郎

     Ⅱ ダイナミックな「知」の遊泳
    10 民から築き、一国の文明を興す──福澤諭吉
    11 不完全さを想像力で補うアート──岡倉天心
    12 隔てられた運命に抗した抵抗と気概──九鬼周造
    13 神々や粘菌の森とともに──南方熊楠
    14 人生の悲哀から世界哲学へ──西田幾多郎
    15 ネットワークの中で覚醒する知──鈴木大拙
    16 民藝という帝国日本へのプロテスト──柳 宗悦
    17 すぐそばにある、想像もできない「生の営み」──柳田國男
    18 死と孤独と自由を見つめた哲学者──三木 清
    19 自由が希薄になる社会でこそ唯物論──戸坂 潤

     Ⅲ 「知」が時代をのぞく
    20 生活から倫理を紡ぐ──与謝野晶子
    21 明るすぎる東京に距離をおいて──谷崎潤一郎
    22 名もなきヒーローへの讃歌──手塚治虫
    23 対話なき精神的真空への警告──高坂正堯
    24 「アルス」としてのしなやかな社交──山崎正和
    25 人の悲しみを理解することこそ──岡 潔
    26 仮構の現実を噛みしめる──山崎豊子
    27 近代女性の思想的水脈を描く──瀬戸内寂聴
    28 グローバル時代の新たな日本語の模索──村上春樹
    29 学者と仙人の残像──アレックス・カー

    あとがき
    人名・事項索引
  • 出版社からのコメント

    あえて西に視座を置きそれぞれの主著の一節を手掛かりに、29人の知識人の生き方と人生そのものを探る「知」の列島地図。
  • 内容紹介

    近代日本を形作った知識人はどのような道を歩んだのか。本書は、東京一辺倒な日本の知性史へのアンチテーゼである。あえて西に視座を置き、学術に限らず、文学、美術、政治と幅広く29人を選ぶ。主著の一節を手掛かりにその知識人の生き方と人生そのものを探る「知」の列島地図。お互いに絡み合い交錯する近代日本の「知」をしなやかで精緻な言葉で描く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    宇野 重規(ウノ シゲキ)
    1967年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、東京大学社会科学研究所教授。主著『政治哲学へ』東京大学出版会、2004年、増補新装版、2019年(2005年第22回渋沢・クローデル賞LVJ特別賞)。『トクヴィル』講談社メチエ、2007年、講談社学術文庫、2019年(2007年第21回サントリー学芸賞)。『民主主義とは何か』講談社現代新書、2020年(2021年石橋湛山賞)、他多数
  • 著者について

    宇野 重規 (ウノ シゲキ)
    2023年1月現在
    東京大学社会科学研究所教授

近代日本の「知」を考える。―西と東との往来(叢書・知を究める) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:宇野 重規(著)
発行年月日:2023/01/30
ISBN-10:4623095304
ISBN-13:9784623095308
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:241ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:360g
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