ガルシア・マルケス論―神殺しの物語 [単行本]

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ガルシア・マルケス論―神殺しの物語 [単行本]

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出版社:水声社
販売開始日: 2022/11/20
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ガルシア・マルケス論―神殺しの物語 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    “作家がテーマを選ぶのではなく、テーマが作家を選ぶ。”『百年の孤独』で完成をみたガルシア・マルケスの小説世界はいかなるものか、絶頂期にある作家の作品ひとつひとつをバルガス・ジョサが丁寧に読み解いてみせるのみならず、自身の創作作法についても明かした壮大な文学探求の試み。70年代はじめに刊行されるも、長らく書店から姿を消していた幻の評論がついに刊行。
  • 目次

    第一部 現実世界
    第一章 逸話としての現実 
    第二章 小説家とその悪魔たち 

    第二部 小説世界
    第一章 病的前史――初期短編小説 
    第二章 マコンド――貴族的視点(「マコンドで雨を見つめるイサベル」と『落ち葉』) 
    第三章 「町」――楽観的理想主義(『大佐に手紙は来ない』) 
    第四章 大衆的視点――『ママ・グランデの葬儀』 
    第五章 静かな革命――『悪い時』 
    第六章 海辺の集落――解き放たれた想像的現実(「失われた時の海」) 
    第七章 全体的現実、全体小説――『百年の孤独』 
    第八章 想像的現実の支配――四つの短編小説と一つの映画的物語 

        注
        参考文献
        訳者あとがき 
  • 内容紹介

    “作家がテーマを選ぶのではなく、テーマが作家を選ぶ。”

    『百年の孤独』で完成をみたガルシア・マルケスの小説世界はいかなるものか、絶頂期にある作家の作品ひとつひとつをバルガス・ジョサが丁寧に読み解いてみせるのみならず、自身の創作作法についても明かした壮大な文学探求の試み。
    70年代はじめに刊行されるも、長らく書店から姿を消していた幻の評論がついに刊行。

    《作家がテーマを選ぶのではなく、テーマが作家を選ぶ。ガルシア・マルケスは、自由な意思の働きでアラカタカの記憶を頼りに小説を書こうと決心したわけではなく、まったく逆に、アラカタカでの体験が彼を作家にしたのだ。(…)小説を天職とする者の出発点となるそんな体験は、同時に創作の刺激であり、源泉でもあり、題材にもなる。(…)彼の作品を見るかぎり、原初的体験こそが作家へと歩み出すための決定的衝動となっていたことは間違いない。》(本書より)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    バルガス・ジョサ,マリオ(バルガスジョサ,マリオ/Vargas Llosa,Mario)
    1936年、ペルーのアレキパに生まれる。長編小説『街と犬たち』(1963年)によりビブリオテカ・ブレベ賞を受賞して「ラテンアメリカ文学のブーム」の花形となった後、現在まで多数の作品を残している。1994年にセルバンテス賞、2010年にノーベル文学賞を受賞

    寺尾 隆吉(テラオ リュウキチ)
    1971年、愛知県に生まれる。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。現在、早稲田大学社会科学総合学術院教授。専攻、現代ラテンアメリカ文学
  • 著者について

    マリオ・バルガス・ジョサ (マリオバルガスジョサ)
    1936年、ペルーのアレキパに生まれる。長編小説『街と犬たち』(1963年)によりビブリオテカ・ブレベ賞を受賞して「ラテンアメリカ文学のブーム」の花形となった後、『緑の家』(1966年)、『ラ・カテドラルでの対話』(1969年)、『世界終末戦争』(1981年)、『チボの狂宴』(2000年)といった長編や、文学評論集『嘘から出たまこと』(1990年)、自伝『水を得た魚』(1993年)など、現在まで多数の作品を残している。1994年にセルバンテス賞、2010年にノーベル文学賞を受賞。

ガルシア・マルケス論―神殺しの物語 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:水声社
著者名:マリオ バルガス・ジョサ(著)/寺尾 隆吉(訳)
発行年月日:2022/11/20
ISBN-10:4801006752
ISBN-13:9784801006751
判型:B6
発売社名:水声社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:538ページ
縦:19cm
その他: 原書名: GARC´IA M´ARQUEZ.HISTORIA DE UN DEICIDIO〈Vargas Llosa,Mario〉
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