ユーラシアの歌―原郷と異郷の旅 [単行本]
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ユーラシアの歌―原郷と異郷の旅 [単行本]

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販売開始日: 2022/11/25
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ユーラシアの歌―原郷と異郷の旅 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに 囁きはじめたユーラシアの風と歌
    0 道の始まり
    1 イスタンブールの喧騒
    2 continental isolation/都会の沈黙
    3 音の記憶・声の記憶
    4 民謡から神無き時代の「神謡集」へ
    5 旅と音楽
    6 拙い語学力、未知なる音との遭遇
    7 外「国」人
    8 異邦人の耳 明治の音
    9 ワールドミュージックブームの体験
    10 ロシア、東欧、社会主義
    11 ユーラシアに訊ねる

    第一部 ユーラシアンオペラ=神なき時代の神謡集

    第1章 死者のオペラ「終わりはいつも終わらないうちに終わっていく」
    1 ミュージック・ポエティック・ドラマ(音楽詩劇)とは
    2 小説『アルグン川の右岸』
    3 北方狩猟民族エヴェンキ
    4 死者のアリア「歌と逆に、歌に」
    5 河原から死を告げる声 心中天網島
    6 初演「終わりはいつも終わらないうちに終わっていく」
    ◆「終わりはいつも終わらないうちに終わっていく」登場人物

    第2章 アルメニア・モスクワ音楽創作記 2016
    〈エレヴァン編〉
    1 トルコのコーヒー占いによると
    2 コミタスと世界で一番哀しい音色
    3 エリヴァニ―禁じられた声
    4 朝のヴォトカ
    6 アルメニア古謡と「天女羽衣」
    〈モスクワ編〉
    1 モスクワでつげ義春を思い出す
    2 アヴァンギャルドが宿る場所
    3 ウクライナの真珠、アーニャ・チャイコフスカヤとの出会い
    4 二つの子守唄 古謡のない日本
    5 二つの湖へ
    ◆ユーラシアンオペラを彩る海外アーチスト①アーニャ・チャイコフスカヤ

    第3章 シベリア・トルコ・ウクライナ音楽創作記 2017
    〈バイカル編〉
    1 重なり合うウイグルの人たち
    2 バイカルプロジェクト、日本からのツアーメンバー
    3 シベリアの音楽家との出会い
    4 イルクーツクのパンク少女
    5 ネオシャーマニズムと遊牧民の歌
    6 囚人の歌
    7 バイカル湖を越えて
    8 ザバイカル民族学博物館
     ◆古儀式派セメイスキーと先住ブリヤート族の音楽
    9 「機材が燃えたので、できません」 ボイス・オブ・ノマド
     ◆「遊牧民の声」
    10 チベット密教とレーニン像のある街で
    11 ラーゲリの家族劇場
    12 顔たち 遊牧の民の末裔
    ◆ユーラシアンオペラを彩る海外アーチスト②マリーヤ・コールニヴァ
    〈黒海編〉
    1 懐かしいイスタンブールの大声
    2 トルコ歌謡と日本歌謡
    3 ガラタ橋のセロニアス・モンク
    4 アジアの両端 イスタンブール=釜山
    5 大陸の雷魚 東西アジアの声
    6 骨の振付家との再会
    7 イスタンブール・ミーティング
    8 ボスポラスの響きと地を這う声
    9 ユーラシアンオペラを夢想した街で
    ◆ユーラシアンオペラを彩る海外アーチスト③サーデット・チュルコス
    10 オデッサの舞踏フェスティバルへ
    11  ジャズ誕生の街?
    12  ウクライナの舞踏家たちと
    13  白塗りダンサーたちの多言語子守唄
    14  世界初の女性飛行士 サビハ・ギョクチェン
    ◆ユーラシアンオペラを彩る海外アーチスト④ドミトリー・ダツコフ

    第4章 シベリアに訊く 2017
    1 イルクーツクの実験音楽祭に出る
    2 シベリア暮らしと平均寿命
    3 エイジアン・フリー・フォーク四重奏団
    4 千の声の祈り トゥバ共和国のサインホ・ナムチラクと日本人墓地へ
    5 唯物論的な墓を歩く 128
    6 バイカル人間模様

    第5章 ユーラシアンオペラ「Continental Isolation」2018東京
    1 文字・女性・即興
    ◆「Continental Isolation」ストーリー
    2 アーニャ・チャイコフスカヤと マレビト来訪
    3 サーデット・チュルコズと マレビト来訪
    4 マリーヤ・コールニヴァと マレビト来訪
    5 サインホ・ナムチラクと マレビト来訪
    6 ユーラシア交響
    ◆ウクライナ 老婆の「泣き歌」

    第6章 岩手山に祈りつづける「シャーマン」
    1 ミュージック・フロム・モリオカ
    2 五体投地から始まったサインホの旅
    3 民謡酒場と化した小料理屋
    4 シャーマンからのメッセージ
    5 I am a shaman of my life

    第7章 タタールスタン・ロシア「草原の道」音楽創作記2019
    〈タタールスタン編〉
    1 男たちのアトリエ inカザン
    2 マリ人の聖なる湖の上で フレーブニコフ追憶
    3  ヴォルガのマラルメと
    4 チュヴァシ民謡と与謝蕪村
    5 「去り行く」三陸・宮古
    6 「失われた7つの音」を踊るダンサー
    7 架空の民族 歌のない歌
    〈ロシア編〉
    1 全身音楽家 オレク・カラヴァイチュクのこと
    2 ソ連時代の非合法アジト 「アートセンター」という場所
    3 サインホとペレストロイカ
    4 ウクライナ古謡の世界と熱狂「アウクツィオン」ライブ
    5 アレクセイ・クルグロフと世界の即興音楽
    6 小さな美術館で聞いたカザフスタン大統領の辞任
    7 フリーセッションの面白さ
    8 禊・大斎・マースレニッツァ・どんど焼き
    9 森のなかのアートレジデンス
    10 街の小さな博物館
    11 ロシアの霊性1 雑木林と雪道で考えた
    12 ロシアの霊性2 おやじの十字架
    13 バシコルトスタンのトランペット奏者、ユーリ・パルフェノフの眼
    14 キャンディーズ in モスクワ
    15 テングリ・ヴァージョン「終わりはいつも終わらないうちに終わっていく」
    ◆シャーマンの楽器に宿る霊性とユーラシアの天空崇拝

    第二部 うたものがたり 口承芸能・民謡を巡って

    1 独り唄の源流
    2 「死者の歌」から「夢の歌」へ
    3 「楢山節考」と「日本春歌考」
    4 マテリアルな響きとともに
    5 フォークソング(民謡)にならない声
    6 韓国民衆芸能のダイナミズム
    7 ユーラシアンオペラとしてのパンソリ
    8 「安里屋ゆんた」と春香伝
    9 韓国のロミオとジュリエット
    10 和人のユーカラ/サハリンのアリラン
    11 オタスの杜
    12 文字のない歌 中島敦の「狐憑」とル・クレジオ
    ◆日本の歌の原像を想像するための4冊の参考書
    ◆西洋人が日本に聴いた「明治の音」

    第三部 安寿と厨子王、カザフスタン・韓国へ

    第1章 カザフスタンへの道 「山椒大夫」と「デデコルクト」
    1 上演実現の経緯
    2 ロシアの高麗人、ミハイロヴァとともに
    3 シャーマンの楽器コブスで語る説経節
    4 セミパラチンスク核実験場と前衛音楽家レートフ
    5 ユーラシアンオペラ版「さんしょうだゆう」ストーリー
    ◆ユーラシアンオペラを彩る海外アーチスト⑤アリーナ・ミハイロヴァ

    第2章 「さんしょうだゆう」創作日誌2019 カザフスタン
    1 アルマティへ
    2 高麗人の唄
    3 高麗人の丘で
    4 2種類のコブス
    5 デュエット 奇跡の詩
    6 カザフスタンの若手女子弦楽四重奏団
    7 踊る遊牧民の末裔たち
    8 遊牧の国で馬と対話する
    9 オプティミズム 伝説のサイケロック歌手エゴール・レートフ
    10 ペシミズム 失語 石原吉郎
    11 吉郎と清志郎
    12 安寿の失語 ダウン症のアーチストとともに
    13 ソヴィエトロックの英雄ヴィクトル・ツォイ 戦争
    14 「歌はあなたのために世界の扉を開きます」

    第3章 韓国への道 さんしょうだゆう―沈清歌
    1 韓国との出会い シャーマン音楽―韓国プロ野球―演歌
    2 韓国語のわからない私
    3 「さんしょうだゆう」から「沈清歌」へ
    4 鄭梨愛とパンソリ
    5 「正歌」の歌手との出会い
    6 「この国に、近代はありません」
    7 ふたたび「イマジン」

    創作ドキュメント2019韓国 改作「さんしょうだゆうin韓国」」ストーリー
    〈0 チャガン湖 Kazakhstan〉
    1 誕生 福島 Japan
    2 離 新潟 Japan
    3 人魚 東海(日本海)6
    4 盲、アイヌコタン 北海道 Japan
    5 寒 サハリン/樺太 Russia
    6 邂逅、 Ice road (韃靼海峡)
    〈インタリュード シベリア・ザバイカル Russia〉
    7 一九三七 ウシトベ Kazakhstan in USSR
    8 受難 佐渡島 Japan
    9 沈、印塘水 Korea
    10 着、済州島 Korea
    〈0「チャガン湖」 Kazakhstan―不忍池 東京―福島〉

    第4章  「さんしょうだゆう」その後
    1 ワルツ
    2 原郷と異郷の旅
    ◆私の「わが西遊記」


    第四部 埼玉発のユーラシアンオペラ

    1 円形劇場または広場にて
    2 ワラビスタンに暮らす
    3 トルコの前衛が教えてくれたクルドの歌
    4 クルドの娘が教えてくれた「クルドの娘」
    5 もうひとつのユーラシアンオペラ
    6 強いられた沈黙から
    7 2022年の円形劇場
    ◆「これは音楽なのだろうか……」
          トルコの振付家とのイスタンブールの日々 2011~2013

    最終章 日本舞踊家西川千麗の夢想、あるいは教え
    1 ジュネーブの夜
    2 書簡(Eメール)
    3 孤独
    4 アールブリュット
    5 ジュネーブ 2013年12月
    6 京都 2012年12月
    7 「孤独の散歩者の夢想」
    8 声 パリ 東京

    あとがき
    年表

    付録 索引
  • 出版社からのコメント

    作曲家でコントラバス奏者の著者が、ユーラシア大陸を転々としながら音楽の創作過程を綴る。出会った音や歌を視聴できるQRも掲載。
  • 内容紹介

    作曲家でコントラバス奏者の著者が、ロシアやトルコを皮切りに、韓国、中央アジア、中東欧と、ユーラシア大陸を転々としながら音楽を創作していく過程を綴る。各地のフォークロアや民謡、共演した現代アーチストの息吹に触れながら、個々に分断され閉塞する日本に生きる自らの死生観を問い直す、長い旅の記録である。
    各地のアーチストの演奏や、著者が主宰する音楽詩劇研究所の「ユーラシアンオペラ」のシーンを、QRコードで多数収録。楽譜に載らない音や歌の数々を詳細な解説付きで体験できる一冊。

    図書館選書
    作曲家でコントラバス奏者の著者が、ロシアやトルコ、韓国、中央アジア、中東欧等を転々としながら音楽を創作していく旅の記録。各地のアーチストの演奏や、音楽詩劇研究所「ユーラシアンオペラ」のシーンを、QRで多数収録。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    河崎 純(カワサキ ジュン)
    作曲家、コントラバス奏者、プロデューサー。音楽詩劇研究所代表。1975年生まれ。1994年、早稲田大学文学部在学中に音楽活動をはじめ、バンド「マリア観音」などでベーシストとして活動。主に舞台作品の音楽監督、演出、構成、委嘱作品の作曲。演劇・ダンス・音楽劇、実験的なパフォーマンスを中心にこれまで100本以上の舞台作品の音楽監督、作曲、演奏を手掛けた。2022年には、韓国の伝統音楽歌手、ロシアの歌手を起用したCDユーラシアン・ポエティックドラマシリーズの2作「HOMELAND」「STRANGELANDS」を発表。「音楽詩劇研究所」では、東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京や国際交流基金の助成、主催により、ユーラシアン・オペラプロジェクトを作、演出しアジア・ユーラシアの歌手やアーチストらとコラボレーションを行う
  • 著者について

    河崎 純 (カワサキ ジュン)
    作曲家、コントラバス奏者、プロデューサー
    https://eurasianopera.jimdofree.com
    https://musicpoeticdrama.com
    音楽詩劇研究所代表。1975年生まれ。蕨市在住。1994年、早稲田大学文学部在学中に音楽活動をはじめ、バンド「マリア観音」などでベーシストとして活動。主に舞台作品の音楽監督、演出、構成、委嘱作品の作曲。演劇・ダンス・音楽劇、実験的なパフォーマンスを中心にこれまで100本以上の舞台作品の音楽監督、作曲、演奏を手掛けた。2022年には、韓国の伝統音楽歌手、ロシアの歌手を起用したCD、ユーラシアン・ポエティックドラマシリーズの2作「HOMELANDS」「STRANGELANDS」を発表。「音楽詩劇研究所」では、東京都歴史文学財団アーツカウンシル東京や国際交流基金の助成、主催により、ユーラシアンオペラプロジェクトを作、演出し、アジア・ユーラシアの歌手やアーチストとコラボレーションを行う。

ユーラシアの歌―原郷と異郷の旅 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ぶなのもり ※出版地:川口
著者名:河崎 純(著)
発行年月日:2022/11/25
ISBN-10:4907873123
ISBN-13:9784907873127
判型:B5
発売社名:ぶなのもり
対象:一般
発行形態:単行本
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:448ページ ※384,64p
縦:26cm
横:18cm
厚さ:3cm
重量:860g
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