中期密教経典と菩提心―『大日経』『金剛頂経』『理趣経』 [単行本]
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中期密教経典と菩提心―『大日経』『金剛頂経』『理趣経』 [単行本]

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出版社:春秋社
販売開始日: 2023/03/04
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中期密教経典と菩提心―『大日経』『金剛頂経』『理趣経』 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    如実知自心、五相成身観、十七清浄句。中期密教の三経軌は煩悩とどのように向き合ったのか。また、初期密教からの展開過程を丹念に追うことで、中期密教に到る密教のルートを描き出す。
  • 目次

    序章
     一 密教分類法にもとづく初期密教と中期密教の位置づけ
     二 初期密教時代のさらなる三分割とその時代別の特徴
     三 初期密教時代の終盤に現れた中期密教の萌芽
     四 先駆的な初期密教経軌の特徴とその思想動向
     五 中期密教経軌における菩提心思想の全体像
     六 中期密教経軌の菩提心と煩悩論よりみる如来蔵思想の密教的展開

    第一篇 初期密教から中期密教へ
    第一章 初期密教の第一期時代-初期密教の萌芽から形成へ
     第一節 第一期時代における二系統の経軌類
     第二節 第一期時代における密教系ダラニ経軌群の特徴
     第三節 第一期時代における密教系護呪経軌群の特徴
     第四節 第一期時代における初期密教形成の特徴
    第二章 初期密教の第二期時代-初期密教の展開
     第一節 第二期時代における三系統の経軌類
     第二節 第二期時代における密教系ダラニ経軌群の特徴
     第三節 第二期時代における密教系護呪経軌群の特徴
     第四節 第二期時代に新たに制作された初期密教経軌の特徴
     第五節 第二期時代における初期密教展開の特徴
    第三章 初期密教の第三期時代-初期密教の確立
     第一節 第三期時代における三系統の経軌類
     第二節 第三期時代における密教系ダラニ経軌群の特徴
     第三節 第三期時代における密教系護呪経軌群の特徴
     第四節 第三期時代に新たに制作された初期密教経軌の特徴
     第五節 第三期時代における初期密教展開の特徴と中期密教の萌芽
    第四章 初期密教時代における中期密教の先駆的特徴とその思想動向
     第一節 『蘇婆呼童子請問経』に見る苦悶する初期密教者の姿
     第二節 『不空羂索神変真言経』における先駆的特徴
     第三節 『蕤呬耶経』における先駆的特徴
     第四節 『金剛手灌頂タントラ』における先駆的特徴
     第五節 先駆的な経軌の特徴にみる中期密教成立への思想動向

    第二篇 中期密教経軌における菩提心思想の全体像
    第五章 『大日経』における中期密教の特徴
     第一節 『大日経』の教主大日如来の密教特徴
     第二節 大日如来による説法内容と本経軌の章品構成
     第三節 胎蔵法の密教瑜伽行と胎蔵曼荼羅の出生
     第四節 住心品の菩提心思想と胎蔵曼荼羅の意義
     第五節 菩提心成就とその実践体系
    第六章 『金剛頂経』における中期密教の特徴
     第一節 『三巻本教王経』の経題名と文脈構成
     第二節 序分に見る毘盧遮那如来と大毘盧遮那
     第三節 五相成身観による内なる金剛界の開顕
    第七章 『理趣経』における中期密教の特徴
     第一節 『理趣経』の経題名と章品構成
     第二節 初段における菩提心と煩悩即菩提
     第三節 四種現等覚と四種無戯論
     第四節 四種本有性と四種蔵
     第五節 煩悩業から菩薩行への転換
     第六節 五部遍満渉入(五部具会)の義
     第七節 百字偈における五秘密菩薩の三摩地

    第三篇 中期密教経軌の菩提心と煩悩論よりみる如来蔵思想の密教的展開
    第八章 『宝性論』にみる如来蔵思想の基本構造
     第一節 如来蔵の三義
     第二節 九喩に見られる如来蔵の二種の特徴
    第九章 『大日経』の菩提心と煩悩論
     第一節 大日如来の説法構造から見える衆生の自性清浄心
     第二節 如実知自心過程にみられる二つの側面
    第十章 『金剛頂経』の菩提心と煩悩論
     第一節 智法身大毘盧遮那と如来蔵思想
     第二節 五相成身観にみる菩提心と如来蔵思想
    第十一章 『理趣経』の菩提心と煩悩論
     第一節 十七清浄句にみられる煩悩と菩提心の五部構造
     第二節 四種本有性と四種蔵にみる如来蔵思想との関連
     第三節 煩悩心と大毘盧遮那の如来性にみる如来蔵的特徴

    終章 中期密教経軌にみる如来蔵思想の密教的展開
  • 出版社からのコメント

    初期密教経典の内容に立ち入り、その歴史的展開を追うなかで、中期密教との連続性が見えてくる。中期密教と如来蔵思想の関係とは。
  • 内容紹介

    インド初期密教形成過程の専門家が、初期密教経典の内容に立ち入りながら、その変化を追って中期密教経典への流れを描き出す。さらに中期密教の代表的三経典の章品構成、思想・実践内容を解説し、菩提心と煩悩に対する三経典のモデルの違いを明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大塚 伸夫(オオツカ ノブオ)
    1957年、新潟県佐渡市生まれ。大正大学大学院仏教学研究科博士後期課程(仏教学専攻)単位取得満期退学。博士(仏教学、大正大学)。2015年~2019年、大正大学学長。現在、大正大学仏教学部教授
  • 著者について

    大塚 伸夫 (オオツカ ノブオ)
    1957年、新潟県佐渡市生まれ。大正大学大学院仏教学研究科博士後期課程(仏教学専攻)単位取得満期退学。博士(仏教学、大正大学)。2015年~2019年、大正大学学長。現在、大正大学仏教学部教授。著書に『梵蔵漢対照維摩経・智光明荘厳経』(共著、大正大学出版会、2004年)、『梵漢対照「不空羂索神變眞言經」呪文集成』(共著、ノンブル社、2004年)、『真言密教を探る』(共著、大正大学出版会、2009年)、『インド初期密教成立過程の研究』(春秋社、2013年)、『初期密教-思想・信仰・文化』(編著、春秋社、2013年)、『空海とインド中期密教』(編著、春秋社、2016年)など。その他、論文多数。

中期密教経典と菩提心―『大日経』『金剛頂経』『理趣経』 の商品スペック

商品仕様
出版社名:春秋社
著者名:大塚 伸夫(著)
発行年月日:2023/03/02
ISBN-10:4393113624
ISBN-13:9784393113622
判型:B5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:仏教
言語:日本語
ページ数:515ページ
縦:21cm
横:16cm
厚さ:3cm
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