一般国際法論序説―慣習国際法概念の展開と理論構成(学術選書―国際法) [全集叢書]
    • 一般国際法論序説―慣習国際法概念の展開と理論構成(学術選書―国際法) [全集叢書]

    • ¥10,780324 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009003656193

一般国際法論序説―慣習国際法概念の展開と理論構成(学術選書―国際法) [全集叢書]

価格:¥10,780(税込)
ゴールドポイント:324 ゴールドポイント(3%還元)(¥324相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:信山社
販売開始日: 2022/12/01
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

一般国際法論序説―慣習国際法概念の展開と理論構成(学術選書―国際法) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    一般国際法秩序論の再構成。慣習国際法論の理論的問題点を考究する。実証的分析を基礎にした、国際法規範の一般化における規範的正当化の意義とその構成要因の解明。
  • 目次

    『一般国際法論序説―慣習国際法概念の展開と理論構成(学術選書219)』
     小森光夫(法務省入国管理局難民審査参与員) 著

    【目  次】

    はじめに

    ◇第1部 一般国際法としての慣習国際法論の展開◇

    第1章 慣習国際法概念の位置づけの変遷
     はじめに
     Ⅰ 普遍的法としての慣習法
      1 スアレスにおけるユス・ゲンチウムと慣習法概念
      2 グロチウスにおけるユス・ゲンチウムと慣習法概念
     Ⅱ 慣習法概念からの普遍的法の地位の分離
      1 自然法論における分離─個別当事者間の法としての慣習法─
      2 初期実証主義学説における分離
     Ⅲ 一般国際法概念の慣習法概念への限定
      1 実定国際法規の慣習法概念による一般化
      2 一般国際法概念と慣習国際法概念の同義語化
     Ⅳ まとめ

    第2章 一般国際法としての慣習国際法論における形成要件論とその特性
     はじめに
     Ⅰ 成立要件論における法規範化と一般化過程の同一化
      1 慣行一元説における同一化
      2 慣行と法的確信を要素とする説における同一化
     Ⅱ 二要素論における一般的妥当性を基礎づけるための成立要件の再構成
      1 慣行の概念の変容
      2 opinio juris についての諸解釈

    第3章 慣習国際法概念の適用問題の面における機能
     Ⅰ 適用法規としての慣習国際法の機能についての理解の交錯
      1 新独立国に対する自動的拘束
      2 新たな法規則の要求との衝突における機能
     Ⅱ 適用法規としての立証論における慣習国際法の特性
      はじめに
      1 新しい規則に一般法規としての立証責任を課する論拠
      2 一方的立証責任論の適用可能性
      おわりに

    ◇第2部 一般国際法の形成過程と概念の理論的再構成◇

    第4章 解釈的構成問題としての国際法規の一般的妥当
     Ⅰ 国際法規の一般的妥当は解釈的構成問題であるとする課題の設定
     Ⅱ 慣習を法形成過程とする立場における解釈問題
      1 慣習を法形成過程として重視する理論と解釈
      2 過程重視論における解釈の問題点
     Ⅲ 慣習国際法の要件論を解釈の組入れにより再構成する諸見解
      1 解釈の組み入れにより再構成を試みる諸見解
      2 慣習法概念の下での解釈の組み入れの問題性
     おわりに─まとめと展望─

    第5章 一般国際法形成過程の多様化と形成要件論の意義
     Ⅰ 国際法形成過程の多様化と課題設定
      1 国際法形成過程の多様化現象の諸相
      2 課題とアプローチ
     Ⅱ 一般国際法形成プロセスの多様化と要件論の意義
     1 事実としての慣行の法規範化のプロセス
     2 一般慣行の法規範化のプロセス
     3 部分秩序を構成する制度・規則の一般国際法化のプロセス

    第6章 国際法規の一般化における規範的正当化の構成と機能─国際法規範の一般化を規定する要因として─
     はじめに
     Ⅰ 一般国際法秩序が必要であるという前提の正当化と論点
      1 国際法主体の基本的地位の構成
      2 国際社会全体の利益の認識と正当化要因
     Ⅱ 制度構成の一般化に関わる要因
      1 制度の基本目的との整合性
      2 規定の定式化における一般化可能性
     おわりに

    補論 一般国際法の概念
     はじめに
     Ⅰ 任意法秩序としての一般国際法秩序論とその問題点
      1 任意法秩序としての理解と問題点
      2 一般法秩序の任意法規と強行法規による二元的構成の問題点
     Ⅱ 実際の国際法規の機能から見た一般国際法秩序の諸態様
      1 国際法の全体枠組に関わる基本原則としての一般法規
      2 公法秩序としての規則
      3 地域秩序を容認する原則としての一般法規
      4 個別取極を無効にする強行法規としての一般法規
  • 内容紹介

    ◆慣習国際法論の理論的問題点を考究◆
    法規範の一般化という角度から、どのような問題があるか、慣習国際法論の理論的実証的分析を基礎にした、国際法規範の一般化における規範的正当化の意義とその構成要因を解明する。一般国際法秩序論の再構成。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小森 光夫(コモリ テルオ)
    1944年中国浙江省杭州市生まれ。2009年~現在、法務省入国管理局難民審査参与員
  • 著者について

    小森 光夫 (コモリ テルオ)
    法務省入国管理局難民審査参与員

一般国際法論序説―慣習国際法概念の展開と理論構成(学術選書―国際法) の商品スペック

商品仕様
出版社名:信山社
著者名:小森 光夫(著)
発行年月日:2022/11/28
ISBN-10:4797282193
ISBN-13:9784797282191
判型:A5
発売社名:信山社出版
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:法律
言語:日本語
ページ数:391ページ
縦:21cm
横:16cm
厚さ:2cm
他の信山社の書籍を探す

    信山社 一般国際法論序説―慣習国際法概念の展開と理論構成(学術選書―国際法) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!