私たちの想像力は資本主義を超えるか(角川ソフィア文庫) [文庫]
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私たちの想像力は資本主義を超えるか(角川ソフィア文庫) [文庫]

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出版社:KADOKAWA
販売開始日: 2023/01/21
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私たちの想像力は資本主義を超えるか(角川ソフィア文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    資本主義をなぜ私たちは終わらせることができないのか?それは、資本主義なき世界を私たちが“構想”できていないからだ。歴史上、「資本主義の破局」は何度も言われてきた。しかし、資本主義は幾度もその危機を乗り越えてきた。これは、資本主義が私たちの想像力よりも勝ってしまっているからではないか。いったい、これまでとは違う世界を私たちは見いだせるのか?社会現象を起こした有名作品から構想力を鍛える白熱講義!
  • 目次

    文庫版まえがき
    まえがき

    第一部 対米従属の縛りを破れるか
     第一講
     単なる作品の読解はしない/スーパーマンはアメリカンイデオロギーに共感した etc
     第二講
     アメリカは日本の善意の救済者でなければならない/抑圧したものは、必ず返ってくる etc
     第三講
     牛島を裏切ったときに、木村は大義を失った/排除された歴史の記憶は、抑圧した記憶よりも重い代償を伴うetc

    第二部 善悪の枷から自由になれるか
     第一講
     善や正義に対する過剰な信仰は、逆に悪へと反転する/オウムは悪こそが最高の善だという転換を示した etc
     第二講
     カントの「悪の三類型」/第四類型の悪を描いた『OUT』 etc

    第三部 資本主義の鎖を引きちぎれるか
     第一講
     資本主義になると、すべての日が聖日になる/ニートには「ベルーフ」がない etc
     第二講
     学者の間で有名な『バートルビー』/過去は撤回できるか etc
     第三講
     不連続が入ると、過去の可能性が見えてくる/「呼びかけを拒否すること」/手紙で締められた二つの話 etc

    第四部 この世界を救済できるか
     第一講
     恋愛の特徴は、無関係から関係への劇的な転換/月九が失敗している理由 etc
     第二講
     我々の構想力は、現実に完全に負けていた/『君の名は。』では隕石が落ち、『この世界の片隅に』では、原爆が落ちる etc
     第三講
     『逃げ恥』は恋愛表現の不可能性の好例/国民国家の図式を問題にしない『この世界の片隅に』 etc
     第四講
     「昭和三十年代」と「一九八〇年代」の違い/親密な世界と普遍的な世界のリンクをつけられるか etc 

    あとがき
    参考文献
  • 出版社からのコメント

    なぜ資本主義を終わらせることができないのか?それは構想力の不足が要因だ
  • 内容紹介

    なぜ資本主義を終わらせることができないのだろうか?
    資本主義なき世界を私たちは“構想”することができるのか!?  それが問われている。

    歴史上、「資本主義の危機」は何度も言われてきた。
    しかし、資本主義は幾度もその危機を乗り越えてきた。
    これは、その想像力が私たちの想像力よりも勝ってしまっているからではないか。
    資本主義が終わった後の世界を私たちは“構想”することが出来ていないため、資本主義は続いてしまっているのではないか?
    いったい、これまでとは違う世界を私たちは見いだせるのか? 
    社会現象を起こした有名作品(フィクション)を手がかりに構想力を鍛えあげる、白熱の講義録!
    大澤社会学の最前線。

    有名作品を入り口にして、資本主義社会の“その先”を考える。
    第一部 対米従属の縛りを破れるか
     取り上げる作品 『シン・ゴジラ』『木村正彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』他

    第二部 善悪の枷から自由になれるか
     取り上げる作品 『デスノート』『OUT』『薔薇の名前』他

    第三部 資本主義の鎖を引きちぎれるか
     取り上げる作品 『おそ松さん』『バートルビー』他

    第四部 この世界を救済できるか
     取り上げる作品 『君の名は。』『この世界の片隅に』『逃げるは恥だが役に立つ』他

    ※本書は2018年3月に小社より刊行された『サブカルの想像力は資本主義を超えるか』を改題のうえ、文庫化したものです。

    図書館選書
    資本主義なき世界を私たちは“構想”できるのか!? 『シン・ゴジラ』『君の名は。』『この世界の片隅に』『おそ松さん』etc. 社会現象を起こしたフィクションから現実を抉り、未来を描く白熱講義!!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大澤 真幸(オオサワ マサチ)
    1958年長野県松本市生まれ。社会学者。専門は理論社会学。思想誌『THINKING「O」』(左右社)主宰。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博士。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を歴任。2007年『ナショナリズムの由来』(講談社)にて第61回毎日出版文化賞(人文・社会部門)を、12年『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書、共著)で新書大賞2012大賞を、15年『自由という牢獄』(岩波書店)で第3回河合隼雄学芸賞を受賞
  • 著者について

    大澤 真幸 (オオサワ マサチ)
    1958年長野県松本市生まれ。 東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博士。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を歴任。2007年『ナショナリズムの由来』(講談社)にて第61回毎日出版文化賞(人文・社会部門)を受賞。2011年『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書、共著橋爪大三郎)にて新書大賞受賞。2015年『自由という牢獄』(岩波書店)で第3回河合隼雄学芸賞受賞。著書多数。

私たちの想像力は資本主義を超えるか(角川ソフィア文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:KADOKAWA
著者名:大澤 真幸(著)
発行年月日:2023/01/25
ISBN-10:4044007349
ISBN-13:9784044007348
判型:文庫
発売社名:KADOKAWA
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:368ページ
縦:15cm
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